忍者ブログ
法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

沖大学生自治会委員長 赤嶺知晃

今年の訪韓闘争に動労千葉訪韓団として韓国を訪問して来ました。今年の訪韓闘争は、初日から日韓学生交流会で始まり―民衆総決起大会―各闘争現場の訪問―理念交流会と本当に充実したものになりました。
日韓学生交流会は、かつて学生運動をやっていた民主労総の同志の尽力によって実現しました。交流会してわかったことは、韓国でも日本と同じように「就職率の悪い学科は潰す」といった大学への新自由主義攻撃が行われ、学生が「学費・就活・奨学金」で縛られ、政治的に声を上げることを奪われているということです。同じ新自由主義大学の下で闘う日韓の学生が課題をいかに突破していくかということで討論できたことは、とても有意義でした。
2日目の民衆総決起大会は、本当に歴史的な闘いになりました。
 民衆総決起の集会場であるソウル市庁前広場は、完全に民主労総が制圧し、市庁舎周辺の6車線道路をデモ隊列が座り込んで占拠しました。集会は、ハン・サンギュン委員長の「今日はソウルの街を労働者の街にしよう!」という言葉で締めくくられ、参加者は目的地の光化門へ勇躍デモに出発しました。
デモ隊が、文字通りソウルの街を走り抜け、次々と機動隊の放水車を撃破して光化門に進撃していきました。デモで走り抜ける途中、飲食店のテレビにデモの先頭で放水車と闘う民主労総の姿が映っていることや撃破された機動隊車両を通り過ぎていくなかで、自分が歴史的闘争にいることを実感しました。もう少しで光化門という所で大激突が起き、デモの後方から先頭の様子を心配している時に、これ以上はどうなるかわからないということで訪韓団は離脱することになりました。
最後まで闘争に参加できず残念な気持ちで帰っていましたが、帰りながら闘争の最前線から相当離れた場所でも6車線ある道路に車が一台も走っておらず、歩行者天国になっていることに気づきました。完全にソウルの街は「労働者の街」になっていました。そして、ホテルに帰ってニュースを見ると、民主労総が先程の激突に勝利してさらに前進しているのがわかり、学生訪韓団全員で喜びました。
3日目の各闘争現場の訪問は、民主労総の力をさらに実感するものでした。訪問したコルト楽器の労働組合や大手スーパーの労働組合は、民衆総決起という巨大な闘争に参加したうえでしっかりと翌日から闘争を続けていました。やはり、民主労総の一つ一つの闘争現場を大切にする姿勢に民衆総決起を実現した力があると実感しました。
理念交流会では、パククネ政権による国定教科書問題が大焦点化するなかで全教組のソウル本部長イ・ソンデさんが講演してくれました。
今回の訪韓闘争に参加し、韓国の労働者階級の闘う姿を見て、現場から資本と絶対反対で闘う団結をつくることができれば国家権力と真正面から闘って勝利できると確信しました。民衆総決起に参加する民主労総の組合員は、非常に冷静でした。団結して、一糸乱れぬ隊列で進撃してする民主労総にパククネは相当追いつめられたと思います。
私も沖大キャンパスでの闘いをもっともっと精力的に闘い、沖大生との信頼関係をつくって、強固な学生の団結をつくっていきます。
戦争・辺野古新基地建設を止める沖大ストライキ、沖縄全島ゼネストに向けて、民主労総のソン・ホジュン事務処長が日本での理念交流会で語ってくれた「(巨大な階級闘争をつくるためには)英雄的で革命的な活動家たちが一所懸命に見えないところで献身的に闘いを準備する。その過程こそが大事だ」という言葉を胸に頑張っていきたいと思います。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
法大闘争とは何か?
バーコード
アーカイブ
カウンター
アーカイブ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター

Copyright © [ 3・14法大弾圧を許さない法大生の会 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]