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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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暴処法攻撃を粉砕する全社会的反撃を!!

起訴を許さず、12人を絶対に奪還しよう!

 獄中12人の勾留満期が今週金曜・5日に迫っている。絶対に起訴を許さず、全員を奪還しよう!
 法政大学は5月29日、「一連の事件の経緯について」と題する文章を発表した。一言一句が闘う学生への憎悪と恐怖、欺瞞にみちたものだ。警察に仲間を売り渡しておきながら「逮捕者に本学の学生が含まれたことは、たいへん遺憾」などと書くことをどうして許せるか!
 今回11人を逮捕するために利用されたのは「暴力行為等処罰に関する法律」=暴処法だ。増田は、戦前から労働運動・農民運動・部落解放闘争つぶしに猛威を振るったこの法を使って文化連盟を壊滅しようとしているのだ。 「逮捕者が勾留されている現在、迷惑行為に及ぶ者の中に本学の学生は含まれていません」という一文にこの弾圧の本質が現れている。法大当局はここで、4・24集会がほかでもない法大生自身の決起によってかちとられたことへの恐怖を吐露しているのだ。

4・24集会は増田体制の破産を宣告した!

 この弾圧の背後にあるのは、1500人の学生・労働者が結集した4・24法大解放総決起集会の爆発だ。4・24集会は、学生の存在と闘いを徹底的におとしめてきた増田に対する学生の怒りの爆発だった。
 学生から暴力的に自治や表現の自由などを奪う一方で「営業権」を掲げて学問を金儲けの手段としてきた法大資本を打倒し、大学・教育を学生の手に奪い返してゆく闘いの号砲が、4・24集会をもってうち鳴らされた。学生の誇りをかけて新自由主義と真っ向から対決してきた3年間の闘いがついに、3万法大生のなかにうずまく怒りと結合を開始した。4・24集会をもって法大闘争は、完全に「新自由主義大学は終わった」「学生に権力をよこせ!」と言いきれるところまでのぼりつめた。われわれは法大解放の展望をしっかりと握りしめたのだ。
 法大からあがった火柱は必ずや全国300万学生・6000万労働者の怒りに火をつける。文化連盟をまるごと獄中に閉じこめなければ、法大から革命が始まってしまう――こうした法大当局・国家権力の悲鳴・敗北宣言として今回の暴処法弾圧があるのだ。体制をゆるがす巨大な闘いを、法大生自身がつくりあげてきたということだ。これが学生の力だ!

新自由主義大学は終わった!
 
 さらに一方で、1929年をはるかに超える世界恐慌への突入が法大資本を日々追いつめている。法政大学が5月29日に発表した2008年度決算では、デリバティブ取引により27億円近くにのぼる損失を計上した。学生とその親から巻き上げた学費をつぎこんだマネーゲームが破綻し、もはやまともな運営すらたちゆかなくなったのだ。これ以上学生の未来を奪って生き延びようとすることなど、絶対に許さない!いまこそ学生の手にすべてを奪い返すときだ。われわれは完全に、それができる地平に立っている!

暴処法弾圧を粉砕し、戦争をとめよう!
 
 支配階級が暴処法の発動を必要とする時代、それは戦争と革命の分岐点だ。まさにいま、恐慌の深まりが戦争衝動を引き出し、一方で労働者・学生の闘いが支配階級を震えあがらせている。暴処法の凶暴性は、支配階級の危機と表裏一体だ。労働者・学生の団結が歴史を動かす、胸躍る時代に突入したということだ。
 国内1~3月期GDPや4月の有効求人倍率をはじめ、この間出されたあらゆるデータが「戦後最悪」「過去最悪」のオンパレードだ。クライスラーに続き、GMが今日にも破産法を申請しようとしている。資本主義は労働者に解雇・賃下げというかたちでいっさいの矛盾をおしつけて自らの延命を図り、それと一体で侵略戦争に突入しようとしている。オバマはプラハ演説でアメリカの核独占を宣言した。麻生も北朝鮮に対する排外主義をあおりながら自衛隊をソマリアに派遣して海賊対処法案の審議を進め、憲法審査会も始動させるなど改憲攻撃を急速に激化させている。
 では、戦争をとめる力はどこにあるのか。労働者・学生、とりわけ新自由主義と正面から闘ってきた法大生のなかにこそある。戦争体制確立のための暴処法弾圧を粉砕することこそが、戦争をとめる道だ。法大闘争はこの情勢下にあって、戦争をとめる決定的な環となったのだ。

声明運動の力で暴処法弾圧をうち破り、12人の仲間をただちにとりもどそう!

 5月28日、9氏(5月31日現在)の呼びかけで『法政大学での学生弾圧(法大暴処法弾圧)に抗議し、即時釈放を求める緊急全国声明』が発せられ、この声明への賛同署名が、すでに全国から続々とよせられている。呼びかけ人に名を連ねているのは、1987年の国鉄分割・民営化を2波のストライキで迎え撃ち、新自由主義攻撃と闘ってきた国鉄千葉動力車労働組合の田中委員長や、裁判員制度反対の闘いを最先頭で担ってきた高山俊吉弁護士らだ。

法大闘争は全労働者階級の闘いになった!12人を奪還し、6・14-15連続闘争へ!
 
 今回の暴処法弾圧は、戦争や民営化、団結破壊と対決する全労働者階級の怒りに火をつけた。敵は一つ。労働者・学生を徹底的に分断して支配し、戦争で殺してゆく資本主義・帝国主義だ。この弾圧をうち破ってこそ、すべての闘いに勝利することができる。「法大の現実は自分の職場と同じだ」「この学生の勝利に僕らの未来もある」――労働者の仲間は法大闘争に自らの未来を見いだし、わが闘いとして法大闘争を位置づけている。この弾圧によって、法大闘争は全労働者階級の闘いとなったのだ。
 この弾圧の目的はただ一点、団結破壊にある。だからこそ、団結をいっそう深め、広めていくことでこの攻撃は絶対に粉砕できる。そしてその展望は、4・24集会ではっきりと示された。
 方針は鮮明だ。クラスで、サークルで、声明への賛同署名をどんどん集めよう!全労働者・学生・人民の怒りの声をひとつにし、12人を絶対に奪還しよう!その力で6・14-15連続闘争を大爆発させ、法政大学を解放しよう!!

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