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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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一文連常任委員会で「学友会会則改正案」を否決の大勝利!
法大当局と結託する裏切り執行部は打倒だ!


「立川=安東案」を一文連が全会一致で否決!



 3月6日の一文連常任委員会において、「学友会会則改正案」が全会一致で否決された。法大当局の卑劣な手口は完全に暴かれ、こっぱみじんに粉砕されたのだ。
 この「改正案(議長案)」なるものは、学生委員会議長である学生(一文連・立川)が作成し提出したという体裁をとっているが、内容は法大当局の意思そのものだ。

①教職員を学友会員にし、学生自治団体、自主運営の学友会を解体。「加盟団体の独立性と自主性を尊重」「学生委員は自主的運営の中枢」の文言は削除され「法政大学の発展に努力しなければならない」に。
②一文連や二文連などの学生10団体は削除。解散が前提。
③審議・議決機関としての「学生委員会」(学生10団体より選出)は解体。「改正案」に登場する「学生委員会」は名称こそ同じだが全くの別物。【裏切り執行部の現在の唯一の関心はこの『学生委員』の人数と比率だけだ!】
④「学生委員会」に替って議決機関となるのは新設の「役員会」。現在は権限を持たない総長や学生部長、顧問等の教職員が多数加わり、役員会招集や議題の提出、協議抜きの議決などの権限を持つ。
総じて、「奉仕活動」や「自己啓発」「愛校心向上」「(将来の寄付金集めのための)同郷会プロジェクト」など、これまで学生部が勝手に細々とやってきた活動を「学友会」の名でおこない、学生を動員するための「学友会再編」だ。目的はサークル活動の支援などではない。




 こんな内容はサークル活動をやってきた法大生の感覚では決して書けない。GLCで「団体存続」を選んだ一文連や二文連の決定の全否定だ。

一体どこまで犬なんだ!

 卑劣なのはそのやり方だ。学生委員会に学生部が議題を提出することはできない以上「学生が自分の意志で会則改正を望んだ」ことにして会則を変えさせるしかない。執行部は先兵を買ってでた。
 文書の日付は2月26日。当局と執行部の会議が開かれた日だ。「VER3」とあり、何度も話し合っていたことは明らかだが、サークル員には一切見せられていない。
 要するに、学生部と執行部が描いたシナリオでは、ずっと学生に隠し続けて、年度末が近づいた3月時点で発表することになっていた。(06年の「ビラ・立て看板規制」とやり方がいっしょだ!)。執行部に与えられた役割はひとつ。「会則改正」のいっさいの前提である「文連・二文連・学団連の解散」を2月GLCで「団体決定」としてしまうことだったのだ。
 「改正案」について一文連執行部は、「体育会や応援団が賛成すれば通ってしまう」とウソまでついて(実際は全会一致でなければ改正はできない)その場でサークルに認めさせて12日の学生委員会に臨もうとしていた。「執筆者」のはずの立川は姿すら見せなかった。学団連執行部はサークル代表者会議には一切かけていない。二文連執行部は、これまでサークルにおろさず、学生委員会で採決・決定してしまってから事後報告しようとしていた。
 彼らにとって学生は、だます対象でしかないのだ。ふざけんじゃない!

裏切り執行部は打倒しつくすぞ!

 執行部は「学友会再編の流れは止められない」「反対というのは所詮左側の意見」といつものように誘導した。もはやそんなやり方には誰もだまされない。次々と批判や疑問が出され、全会一致で否決したのだ。
 これまで続けられてきた、当局がたたかう学生を「見せしめ」として処分し、その攻撃に執行部が屈服し、自ら当局の意思を体現して学生の怒りを抑圧するという分断支配の構造は今や完全にぶっとばした。事実上の執行部への不信任決議だ。
 サークル員はGLCでの真剣な討議を経て、執行部の「団体解散」提起をひっくりかえし、「たとえモノ・カネがなくても団結し、自己決定を貫く」道を選んだ。それに続いて今回「立川=安東案」を全会一致で否決したことは、GLCで開始された革命をさらに前進させたのだ。
 GLCを経て、常任委員会の雰囲気もこれまでとは打って変わった。誰もが主体的に参加し、起きていることすべてを自分の問題として食らいついている。「どうせ何も変わらない」という絶望や「自分のサークルさえできればいい」というあきらめは姿を消し、一挙に活気が満ちあふれるようになった。これこそが「団結だ」と誰もが実感している。学生は本来そういう力をもった存在なのだ。唯一、「学生の代表」を語りながら当局の手先になって、当局の意思を貫こうとする執行部によって、「みじめな存在」「力のない存在」「自分のことしか考えない存在」「思想を持たない存在」におとしめられ、本来の力が押さえ込まれてきただけだ。
 もはや裏切り執行部に用はない。「学生委員」としてもぐり込もうとしている御用団体もろとも、打倒しつくそう! 当局やその手先がなんていおうと、すべてを動かしているのは学生の団結だ!
 総長選挙で平林後継候補は落選し惨めな姿をさらした。しかし、新総長が誰になろうと、そんなことはもはや関係ない。いっさいの決定権は学生にある。大学は学生の意思を強制する場だ。一文連ではじめたのはそういうたたかいだ!

本部員はわれわれがやる!

 サークルの自己決定を阻害してきた一切を吹き飛ばし、08年度のたたかう団体執行部を確立するぞ!
 現執行部は「思想を持った人間は本部員になるべきでない」などといっている。本当にくだらない。法大当局だって彼らなりの下らない「思想」をもっている。学生が思想を持つのは当然だ。「思想を持つのはよくない」などと中立を装いながら、「サークルは意識が低い」といって、当局と同じ視線で見下してきたのではないのか。
 われわれの思想とはとことん団結に依拠するということであり、「絶対反対」を貫けば学生や労働者はどんな分断支配もぶっとばして社会の主人公に躍り出るという真実だ。法大当局はこの思想を「過激派」と呼ぶ。上等だ。
 はっきりしたことは、「過激派の思想」が結実したのがGLCでの「団体存続」決定や「会則改正案」への否決だ。実際に、当局との非和解性を鮮明にし、スジを通して絶対反対を貫くなかで、団結を実感して皆が元気になっているではないか。
 今求められているサークル団体の執行部は、「絶対にサークル員を裏切らない」「サークルどうしで話し合って決めたことだけを実行する」「もし裏切って学生部と取引するようになったら打倒してくれ」「ストライキをやれば勝てる。学生がいないと大学は動かない」という、学生の団結と力を信じ先頭で行動できる執行部だ。われわれはこの立場でとことんやるぞ!

3・16デモから法大ストだ!

 今、労働者、学生の進むべき道は、職場や大学を改善したり改良することではなく、革命だ。当局になにか認めてもらおうとするより、資本主義を倒した方がよほど早い!
 あらん限りの悪行で、学生の団結を破壊しようとしてきた法大当局。もうストライキしかない。こんな腐りきった大学はぶっとめてやろう。ストライキで怒りの大きさを、大学の主人公・社会の主人公が誰なのかを思い知らせてやろう。
 こうした怒りが世界で渦巻いている。海の向こうの労働者も、地球の裏側の学生も、ストライキで思い知らせてやろうと立ち上がっている。革命情勢だ。それが3・16全世界一斉デモだ。法大でストライキを打てばどうなるか。資本に一泡吹かせてやりたいという青年労働者が一気に集まってくる。周辺の職場も同時にストに突入する。そういう巨大なたたかいを開始したのだ。
 9日、池袋で行われたデモで2名が「公務執行妨害」デッチあげで逮捕された。3・16デモと法大生の決起に対する弾圧だ。絶対に許さない。もはや3・16の爆発と法大ストは不可避だ! 5千人のデモで、法大ストライキと世界革命を前進させるぞ!


【写真】
 11月の全駐労ストライキ。米軍基地の労働者は16年ぶりに全国一斉ストにたち、ゲートを封鎖して基地機能をストップさせた。
 主力を担ったのはスト経験のない20~30代の若い労働者だ。方針をめぐって連日、夜遅くまで会議を開いて誰もが納得行くまで討論を繰り返して団結を築いたという。法大のたたかいと同じだ。沖縄では、スト過程での脱退者はほとんど出ず、逆に新たに組合に加入する労働者は130人を超えたという。



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