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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 今日(5日)は、サンフランシスコの女性ビル(女性問題について取り組んでいる団体が入っているビル)や、労働者が経営し左翼系の本を多く取り扱っている本屋などを案内してもらいました。
 その後、ILWUローカル10(国際港湾労働組合第10支部)を表敬訪問しました。建物内をまわり、1934年のビッグストライキやこの間の闘いについて学びました。そこでILWUのすごさをあらためて実感させられました。特に、ハイヤリングホール制度(港湾業務の振り分け)は、すべての仕事の中身を把握し、同時に組合員の状況をすべて知っていないとできないものであり、「労働者が職場支配権を握ってプロレタリア独裁を実現する」とはどういうことかということをリアルにつかむことができたと思います。途中で、11月労働者集会に結集したデル・ポソさんやラッセル・ミヤシロさん(いずれもローカル34)とも再会し、抱きしめ合いました。
 夕方には再びバークレー校に戻って、米独日の学生で3・4ストライキについての総括討論をしました。学生にとっての「敵」は誰なのか、3・4ストの後にどこに進むのか、というテーマです。全学連訪米団も、4年間の法大闘争でつかんできた内容を発言しました。以下、発言要旨。
 「昨年9月、11月の行動が直接には授業料値上げに対する怒りの行動だったことに対し、今回の3・4ストライキは公教育の破壊=民営化に絶対反対する闘いとして闘いとられ、数千人の学生が立ち上がったことは決定的。教育の民営化は、大恐慌によってもたらされている。資本主義が崩壊を開始し、その延命のために教育や医療などの社会的インフラを民営化している。だから、民営化に反対する闘いは、社会全体を変革する闘いだ。学生は静かに見えるが、怒りを持っていない学生はいない。問題は、この怒りを一つにできるかということ。そうすることができるリーダーを闘いの中でつくりださなければならないし、私たち自身がそのようなリーダーになろう。今回の3・4ストは、国際連帯における歴史の新たな1ページを開いた。国際的団結を拡大し、日本でもストライキを闘いたい。そのときにはぜひ日本に来てほしいし、またこのような闘いがあったら駆けつけて団結していきたい」
 さらに法大弾圧との闘い、8・6ヒロシマなどについて討論しました。今回の会議を通して、あらためて法大決戦を全学連が闘ってきたことの大きさを訪米団全員が実感しました。会議の後は交流会で、さらに国際連帯を深めました。

広島大学・鈴木君
 <全学連訪米団一同>

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