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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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労働者・学生の団結こそが歴史を創り社会を変革する!

11/1 日比谷野音に集まろう!


いよいよ今週日曜日に迫ってきました!11・1全国労働者総決起集会@日比谷野外音楽堂に、法大生の大結集を呼びかけます!!

26日に臨時国会が開会し、民主党政権の正体がいよいよ明らかとなってきた。沖縄への新たな米軍基地建設を宣言し、「経営再建」と称して日本航空の1万3千人大リストラを国交省主導で進めようとしている。「友愛」などという歯の浮くようなフレーズで粉飾しようと、やっていることは資本のための政治であり、自民党以上の戦争政治だ。

既成のいっさいの政治勢力が「鳩山政権応援団」になり下がっている中で、11・1集会は「労働者階級の団結したたたかいこそ、社会を変革し歴史を創造する力だ」と宣言する。世界中からたたかう仲間が集まり、資本主義を終わらせるための国際的大行動を開始する歴史的集会となる。

学生の誰もが、心の底から思っていること。訴えていること。それは、「学生の生活も未来も保証できない今の社会のあり方を絶対に変えたい!」ということだ。

それは可能だ。すべての怒りを11・1日比谷野音に結集し、世界中の仲間とともに社会変革を開始しよう!

●社会主義へ進む国際労働運動を! 世界中のたたかう仲間が日比谷に大結集!

「私は今日、『世界の労働者よ団結せよ。資本主義に対して闘おう』と叫ぶために来ました。“労働が花より美しい世の中”を創りたい。資本主義の生産様式を打破し、社会主義へ進む変革的労働運動をつくりたい。全世界の労働者階級の国際連合をつくり、社会主義変革運動へ進もう。労働者はひとつだ。労働者よ団結せよ! 労働者民衆を殺す新自由主義を打ち倒そう!」

これは、昨年の11月集会における韓国代表のイジェンヨンさん(民主労働組合総連盟ソウル地域本部長)の発言だ。今年の11・1集会には、韓国から昨年をはるかに超える大訪日団を結成してかけつける予定だ。

アメリカからは、反戦ストで港を封鎖したILWU(国際港湾労組)や、あのカリフォルニア大ストライキを敢行した学生の代表もやってくる! 州政府による教育予算カット・学費大幅値上げに反対する彼らのスローガンは、「公教育を守れ!」「総長はクビだ!」「私たちの大学を創ろう!」―等々だ。法大文化連盟と同じことを訴えている!

また、今年から新たに参加するブラジルの労働組合全国組織「コンルータス」の代表は、次のように訴えている。

「譲歩によって職を守ることはできない。重要なのは労働者階級全体を一つにすることです。労働組合は、労働者が社会を運営する方法を学ぶ学校であり、組合を運営できれば社会と世界を運営できる。カール・マルクスが『共産党宣言』で述べた言葉、「万国の労働者、団結せよ!」を実現するためにともに闘おう!」

南米には、実際に次々と革命を起こして反米政権を樹立している国がたくさんある。アルゼンチンからも、11・1集会に宛てて次のメッセージが届いた。

「私たちもみなさんとともに、鉄道の民営化、解雇に反対して闘います。資本主義・帝国主義の危機を労働者に転嫁するな! 労働者階級の国際闘争に勝利を!」

さらに、ドイツからも参加が決定し、トルコやフィリピンからも連帯メッセージが続々寄せられている!

どの国にも共通する労働者の思いは「資本主義はもう終わりだ! 労働者の力で新しい社会を創ろう!」ということだ。11・1集会は、まさに資本主義打倒の世界大会だ!

●労働組合を甦らせよう!

20日に発表された「貧困率15・7%」(06年時点)という数字は、OECD加盟国中最悪水準だ。実質失業率10%超で、日本は文字通り「貧困大国」だ。

最大の問題は、こういう現状に対し、本来であれば労働者の雇用と権利を守るために闘うべきはずの労働組合が、まるでたたかおうとせず、クビを切っている連中に抗議もせず、ストライキのひとつもやらないことだ。それどころか、一部の労働組合幹部は、民主党政権に入閣して政府の立場から非正規雇用化を推進する側に回っているあり様だ。

今、何より求められているのは、こんな腐りきった労働運動の現状を変革し、たたかう労働組合を甦らせることだ。11・1労働者集会は、いまこそ「ゼネストが必要な情勢だ」と宣言し、日本労働運動の復権をかちとる出発点だ!

●学生はどう生きるか。11・1で団結しよう!

資本主義の現実を変わらないものとし、その枠内で生き延びるために蹴落とし合いをくり返すのか、それとも、団結してこの社会を変革するか。それが問われている。

法政大学は、第一の教育目標に「エンプロイヤビリティ(企業に雇われる能力)の養成」を掲げ、ひたすら学生どうしを競争させた。その推進のために学生の主体的なサークル活動を否定し、学祭まで規制し、それを批判した学生に処分と弾圧を加えてきた。学生の持つ多様な可能性は否定され、「企業に雇ってもらうこと」以外に学生の存在価値はないかのように言われてきた。

だが、今こそはっきりさせておきたい!

私たち学生は断じてそんなちっぽけな存在ではなく、自らの手で社会を変革し、歴史を創っていく主体だ!

学生に「雇われる能力」がないのではなく、人をちゃんと雇用することもできなくなった資本の方が破産しているのだ。「9割を非正規雇用にしろ」などと主張する日本経団連、「雇用より株主配当が優先」などと従業員のクビを切っておいて高額報酬をせしめる悪徳経営者、学生から学費を巻きあげてマネーゲームに興じる大学理事会! こんな奴らは、もうこの社会に不要だ。真正面からたたかって、資本主義社会そのものを終わらせよう!

11・1集会は、特別なたたかっている人たちだけが集まる集会ではなく、「今の社会の現状をなんとか変えたい」と思っている当たり前の労働者・学生たちが全国から結集する場だ。私たち学生は、資本主義のもとで絶えず生存競争を強いられてきたが、もうそんな時代は終わりだ! 今や「団結して社会を変革する」という生き方、たたかい方が世界共通のものとなりつつある。

11・1集会で、世界中の労働者・学生と団結しよう!!

民営化との対決点―1047解雇撤回闘争

11・1集会は、メインスローガンに「国鉄1047名解雇撤回」を掲げている。かつての中曽根政権による「国鉄分割・民営化」(1987年。それまでの国鉄を民営化して「JR」という名の民間会社にした)が、日本における新自由主義政策の出発点だからだ。

分割・民営化は、当時40万人いた国鉄職員全員をいったん解雇し、「会社の言うことを聞く人間」だけを選別して再雇用した。結果、82~87年までの間に20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200人が自殺に追い込まれた。特に、当時日本最強と言われた国鉄労働組合の組合員が徹底的に狙い撃ちで職場から排除された。

何より、職場の団結や共同性が破壊され、「再雇用」の座をめぐって職場は競争化し、荒廃し、多くの労働者が「もうこんな職場には居たくない」と退職に追い込まれた。残った労働者は、民営化後の会社で国鉄時代の2倍働かされた。こうしてあの尼崎脱線事故を引き起こす「金儲け第一、安全無視」の悪徳企業=JRとなったのだ。

これ以来、日本の労働組合の大半がたたかいを放棄し、以後政府や財界によって一方的に非正規雇用が拡大された。これが今の社会の現状に直結している。

この時、解雇された1047名が現在も解雇撤回を要求して闘い続け、全国で百万人もの人々がこの闘いを支援している。

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