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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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※社会科学研究会のビラを転載します

◆不当な「企画排除」弾劾

 法大生のみなさん! 学祭まで1週間をきりました。私たち社研と哲学研究会は、自主法政祭での企画を「文化連盟所属サークル」という理由で潰されようとしています。学生の誇りである学祭が、当局によって奪われようとしています。しかも、何の「理由」も示されない! こんなことがどうして許されるのでしょうか。社研はすべてのサークルと同様、自主法政祭を成功させたい思いで企画を練り上げ、準備してきました。昨年も私たち社研企画は法大当局によって潰されました。学祭当日に職員が教室に鍵をかけ、ビラも剥がされました(裏面写真参照)。企画は「戦前の社会科学研究会と現在」という内容です。法大当局は、3年半で112名の学生を逮捕させ、学生がビラもまけないキャンパスをつくろうとしています。その不正義をとことん暴き、真っ向から闘ってきたのが社研であり文化連盟です。私たちの企画が潰される理由に、正義なんて1ミリもありません!

◆自主と自由を売り渡す学祭実

 自主法政祭を私たちの手で成功させよう! 全サークルが企画を貫徹し、法大生は団結しよう。何よりも許せないことは、社研と哲研の企画排除に対して、学祭実が
 ●「自分たちはオブザーバーで決定権がない」
 ●「(排除は)法大当局が決めたことだから仕方ない」
 ●「自主法政祭の管理権は法大当局にある」
と完全に開き直っていることです。そもそも今年の学祭規制・飲酒規制によって、どれだけのサークルがやりたい企画をあきらめさせられているのか。これが本当に「自主」法政祭なのかと、みんな不満を持っている。それを代弁し、学生の立場で規制と闘うのが学祭実じゃないのか!
 そしてこの「学祭規制」は、文化連盟の中心メンバーを逮捕し、今なお半年以上も勾留していることで成り立っています。本当に悔しいけれど、彼ら彼女らは今年の自主法政祭に参加できません。10月16日の学祭規制反対集会では、法大生の久木野和也君(法)ら2学生が不当逮捕されました。勾留されている10人の学生は、獄中から私たちに「自主法政祭への規制ぶっ飛ばせ!」と激を発しています。当局が勝手につくった「ルール」は学生が黙って従っていることで初めて成り立っています。今こそ団結した法大生が、私たちの誇りである自主法政祭を奪い返そうじゃありませんか!

◆法大を変える力は法大生にある

 社研は法大当局から「危険サークル」とされ、サークル員全員が大学から不当処分を受けても、不屈に闘って団結を守り抜いてきました。今年の4月24日の法大集会では1000人の法大生がついに文化連盟の集会に合流し、ともに声をあげました。社研の倉岡さんは、その4月24日の法大集会で不当逮捕されました。「この許しがたい現実と真っ向から闘うことで奪い返してきたものがある」「奪われたから負けるんじゃない。『決まったこと』『しょうがない』と屈服したときに負けるんだと闘いの中でつかんできた」―これは先日の初公判での倉岡さんの感動的な意見陳述です。学祭規制も法大のあり方も、変える力は私たち学生にある。伝統ある自主法政祭を守り抜き、全責任をとってきたのは法大生です。法大当局は「学生に力はない」と言うけれど、私たちはそんなちっぽけな存在じゃない。私たち社研そして文化連盟とともに声をあげよう!

◆11月集会の力で反撃しよう

 自主法政祭を学生の手に取り戻すため、法大生は11月1日・日比谷の「全国労働者集会」に集まってほしい! 全国の労働者・学生が団結してこの社会を変え、私たちが社会の主人公になろう!という集会です。この集会には、世界中からも労働者・学生が集まります! すべての参加者が法大生の闘いに注目し、法大当局の暴挙に心の底から怒り、連帯しています。法大の問題は市ヶ谷キャンパスだけのことではありません。鉄道労働者が「解雇撤回! 民営化絶対反対!」で20年以上も闘い続けている。紙切れ1枚で突然解雇された労働者が「俺はモノじゃない!」と闘っている。この社会に渦巻くあらゆる怒りが1つになるのが11月1日の集会です。そしてイラク反戦ストライキを闘ったアメリカの労働者たちが、不当解雇に対し工場を占拠して77日間命がけで闘った韓国の労働者たちが、そしてカリフォルニアで「教育の民営化反対」の全州大学ストライキを闘った学生が11月1日にやって来る! 全世界の闘う仲間を見てほしい!  空前の大恐慌・大失業の中で学生も就職活動に追い立てられていますが、いよいよ隣の仲間と団結して声をあげ、世界を変革する時です。私たちは「世の中変わらない」と思わされ、いろいろあきらめさせられてきたけれど、そんなことはない! 3年半の法大闘争がついに国境を越え、世界とつながろうとしています。絶対に勝てる! 学生は大学を変え、社会を変える力を持っている。それを示すのが11月1日だ! すべての法大生は11月1日、日比谷に集まろう!

文化連盟・増井君(文3)の公判意見陳述から

『大学とは真理を探求する場であると同時に、文化を創造する空間でもあるからです。…(創造力は)大学において自らの信念信条とは相反する多くの思想や表現とふれあい、切磋琢磨し、時に敵対する関係の中で初めて形作られてゆくものです。創造力は異質な他者を排斥することの中には存在し得ないし、ビラ一枚ない、立て看板一つない、無機質でクリーンなキャンパスからは勃興し得ません』『人類史においてある世代にできることは、その次の世代に対して胸をワクワクさせられるような文化を残すことだけです。今の法政大学は、僕たちの世代がその次の世代に向けて新しい文化を生み出す条件を奪っている。この一点のみをもって、今の法政大学の行いは、大学(ユニバーシティ)の本義に反する犯罪的な所業だと思います』
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