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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 バリケードストライキをやり抜いた仲間のみなさん、そして共に参加してくれた多くの京大生のみなさん、本日の闘いをやりぬけたこと、本当にうれしく思っています。
 私は全日本学生自治会総連合、全学連の委員長をやっています、齋藤といいます。本日は法政大学から来させてもらいました。私の法政大学では、政治的なビラをまいただけで処分をされる。ビラまきすらも禁止されている、そういう大学です。私はその大学のあり方に反対して、学内で集会を開いて退学処分になりました。以来、こういう大学のあり方を許すわけにはいかない、これが基盤になって今の社会がおかしくなっている、そう思って全学連の委員長として活動してきました。本日、京大全学自治会同学会が示した決断・決意! この行動は歴史的なものです。
 みなさん、安保関連法案、いわゆる「戦争法案」が国会で強行採決される中、国会前で本当に多くの人たちが声をあげました。声をあげて悔しい思いをしました。どうやって安倍首相の戦争政治をとめればいいのか。みなさん、その答えは本日の行動の中に示されています。戦争は、安倍政権が勝手にやれるものではありません。自衛隊だけでやれるものでもありません。軍事物資の生産も、輸送も分配も、その研究も、そして実際に戦場に行くのも、やるのは全部私たちです。学生であり、労働者であり、農民であり漁民であり、この国で生きる99%の人たちです。安倍首相にはストライキはできません。それは実際に働いて、未来をつくり、日々この国で生きている私たちだけの行動です。本日のストライキは、「本当に力を持っているのは誰なのか」、「この社会の本当の主人公は誰なのか」。そのことをほんの先端ではあるかもしれませんが、示した。そういう闘いだと思います。
 私は全学連の委員長として、多くのことを言うよりも、この闘いをすべての大学でやることを目指します。京都大学の学生だけでは戦争はとめられない。大学の戦争協力はとめられない。この闘いを日本全国の大学に広めていくために本当に努力していきたいと思います。東北大学、広島大学、沖縄大学、そして何よりも私の法政大学で、学生自治会を甦らせて、戦争協力・軍事研究・戦争を実力でとめる。そういうストライキを日本全国で打っていく。そういう運動をつくりあげていきたいと思います。
 11月の1日には、全国労働者総決起集会が行われます。ここに私たち学生も共に参加して、全世界から集まる、戦争と貧困に反対し、国境を超えて新しい社会を自分たち自身の行動でつくりあげようとする人たちが集まるこの集会にみんなで集まりましょう。世界の新しい可能性は今、着々とつくられつつあります。トルコのUID-DERが、中国の鉄道労働者連合会が、韓国の民主労総が、アメリカのILWUやUTLAが、ブラジルのコンルータスが、ドイツのGDLが、本当に多くの国々で新しい闘いが始まっています。国境を越え、戦争を止めることは可能です。
 私たちは大学から、この社会がどうあるべきか、大学の自治とは、学問とはなんだったのか。そのことを議論し、もう一度問い返して、必ず全国大学でのストライキを勝ちとっていきたい。そう思っています。
 ストライキは単なる手段ではありません。ストライキはそれ自体が「誰がこの社会の主人公なのかをはっきりさせる」目的そのものでもあります。その中に新しい社会の可能性がある。インドでは、一億5千万人がゼネラルストライキに立ち上がりました。必ずそれはできます、私たち自身が決断すれば! 今日この場で起きたように、できるんだってことです。ぜひ、京都大学のみなさん。共に連帯し、闘いぬいていきましょう。そして、全国から集まられた多くの仲間のみなさん、労働者のみなさん、私たち全学連は今日の闘いを全国に広げて闘いぬいていきます。共にがんばりましょう。11月1日の全国労働者総決起集会に集まっていきましょう。
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