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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 皆さん! 1,2限のバリケード・ストライキ。そして昼集会。本当にお疲れ様でした。同学会中央執行委員長の作部羊平です。 今日このバリケード・ストライキ、実際に1,2限やり抜きました。この中で私達が授業を止められようと思ったら止められる。このことがはっきりしました。私達自身の力でこの大学の機能を止めることは、断固可能なんだ。

 粛々と授業を受けるだけの、そして単位をとって卒業するだけの、そしてその先になんの未来があるのか分からない。非正規労働者あるいは就職できない。奨学金を返せないなら、自衛隊にいけ。そういう話が、僕らの先に待っている。戦争動員させられる。軍事研究が大学の中で始まる。この現状に対して、私達自身の解答はこのバリケードストライキ。解体はされたけれども、このバリケード・ストライキをもっともっと全国・全世界に広めていく。私達自身の力で、この社会を作り上げていく。それが今日の闘いでもって始まった。そういうものだろうと思います。

 みなさん、このバリケードは先ほど解体されました。内側から暴力的に看板を破壊して、そして解体していった。みなさん、その学生がどういう思いでやったのか。僕には一旦、分からない。笑いながら、おしゃべりしながら。あるいは私達を侮辱しながら。あるいはその後ろで、この様を見ていた人たち。みなさん、ぼくはこのバリケードを破壊した人たちに対して問いたい。あなた達はいま始まろうとしている戦争に対して、どう考えているのか。戦争反対。当たり前の話じゃないですか! 人が殺し合いをさせられる。こんな事を止めたいと思うのは当たり前じゃないですか! ここにいる全員が共有できることじゃないですか! しかし、それがどうやって実現するのか。どうやって戦争を止めるのか。そのことを巡って、分裂している。

 そういう所ではなく、戦争そのものが僕らの現実性はないんだ。そういった幻想でもって、学生が授業に縛り付けられて、そしてバリケードそのものが私達の粛々とした学習環境が破壊されるから、それは悪なんだ。こういったことがまかり通る。しかし、その粛々とした学習環境で、まさに戦争がはじまっていったんですよ。あの第二次世界大戦において、知らない間に学生自治会が、戦争推進の産業報告会に変えられていって、誰も声を挙げる事ができないままに、戦争は始まっていった。何百万人も殺されていった。そのことをもう一度見据えなおして頂きたい。そしてここでみていた皆さんは、その姿だし大学当局の姿をみました。賛成か反対か、これをもって改めて考えて頂きたい。大学当局に対して私達自身が何度も何度も、大学の中に公安警察が入り、大学から軍事研究がはじまり、大学の運営にたいして経済的徴兵制が始まろうとしている。安倍政権が戦争をやる。立場を示してくれ。戦争反対だと当たり前のことを言ってくれ。この要求に対して、この必死の思いに対して、何も応えない。何も応えないばかりか、私達がその必死の思いに対して、話合うことすらしない。大学としては交渉しない。非公認だ。申入書を受けつけない。そうやって私達の思いを、民主主義を全て粉砕して、施設管理権とか、静粛な学習環境だとかそういった支配をもって、改めて私達の上に覆い被さって、授業妨害だから、犯罪なんだから、ストライキをやめろ。こうやって私達のこのストライキに至った思いをひたすら見ようとしない、この大学のあり方はなんなんだ!

 みなさん。もう一度考えて欲しい。このバリケード・ストライキが正しかったのか。間違っていたのか。こっから、この実際にみたストライキを見て皆さんとこっから討論を開始したい。そしてこの、3限の授業時間が始まった今になっても、ここには多くの人が集まっている。そしてここには、多くの人が集まって、僕がしゃべっている内容を聞いているし、このバリケードが解体されていく様をみて、そして考えている。これこそが、学生が大学の中から実際に真剣に討論を、真剣に思考を開始したという証拠だろうと思います。みなさん、こっからはじめようじゃないですか!

 この激しい現実を前に僕達がもう一度、戦争反対の意味を捉えなおして、大学で授業を受けることの意味を捉えなおして、こっから討論をもう一度再開していきましょう。私達、同学会中央執行委員会はその先頭で、みなさん一人一人ともう一度討論をして行きたい。そういう風に思っています。みなさん、次の方針は戸のストライキを今度は、全学ストライキにしていくことだろうと思っています。この一つの講義棟だけじゃなくて、すべての講義棟を封鎖する。その中で授業を受けたいなら、別に授業を作ったらいいじゃないですか。先生を呼んで、その授業をやったらいいじゃないですか。そこに大学当局が、介入して単位っていうもので縛り付けて、そして私達を戦争に最後動員していく大学のあり方を許せない! それを粉砕したいんです。大学の授業を粉砕したいわけではないんです。だからこそみなさん。もう一度考えて欲しい。もう一度、全学ストライキを大規模にやって、そこから私達自身と私達自身が求める授業を、私達自身が今の時代をどう作るのかを、一緒に考えて行きたい。そういうストライキをやりたい。

 このストライキはどちらにせよ、全国・全世界に発信されて拡大していくと思います。実際に東北大学はストライキを準備しています。そういった全国の学生がどう考えどう動いていくのか。これを注目してほしい。そして全世界の労働者や学生が実際ストライキに立ち上がって行動を開始している。このことをもう一度見てほしい。そしてその力が本当に戦争を止めるものなのかどうか。あなたたち自身が考えてほしいと思います。

 今日の行動はこれで終わりにします。ここから開始しましょう。ここから考えていきましょう。私たちの方針提起としては、この力は京都大学だけで見ていても始まらない。全国・全世界の仲間が実際にストライキをやって、実際に自分たちの現場で始まる戦争を止めようと必死になって苦闘している人たちが11月1日、東京・日比谷に集まって総決起集会を開きます。ここにきて実際にストライキというものが、労働者の迫力あるストライキというものが、トルコで、韓国で、アメリカで、ドイツで、スイスで、全国の、全世界の労働者が本気になって立ち上がっているのをみなさんに見てほしい。全員参加してほしい。

 今日は本当にお疲れさまでした。まだまだ話したいという人もいると思います。討論しましょう。次の大学の在り方をここからつくっていきましょう。よろしくお願いします。ありがとうございました。

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