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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 どうもみなさん初めまして。ここ法政大学文学部哲学科出身の恩田亮と申します。最近まで僕は犯罪者を名乗ってたんですけど、昨日正式に東京地方裁判所から無罪と言われたので、今日から肩書き変えますよ。無罪の恩田亮です。
 NHKの首都圏ニュースとか2ちゃんねるとか、全国津々浦々の新聞報道で読んだ人もいると思うんですけど、暴力行為等処罰法違反という、日本史やった人はわかると思うんですけど、東大ポポロ事件というのが昔あったんですよ。あれと同じ罪名で実は我々も起訴されまして、裁判やってました。
 そして昨日、何と無罪判決を取りました。僕に関して言えば、どっからどうみても無罪としか言いようのない風貌なんで、当たり前とおもってたんですけど(笑)。
 法廷に入った瞬間に、裁判長と、判決を書くのは右陪審と言って、傍聴席から見て左側の裁判官なんですけど、彼がにやけ笑いしてたんですよ。それを見て、これはきたなと思いまして。最初はテーブルひっくり返して、退廷覚悟で抗議しようと思ったんですけど、ちょっと待って、聞いてみたら「主文、被告人いずれも無罪である」と。東大ポポロ事件は一審二審が無罪判決だったんですよ。我々もついに東大ポポロに追いついて、とりあえず一審は無罪を勝ち取りました。
 何で我々が学生運動をしているかって言うと、僕も2005年に早稲田落ちまして法政入ったんですよ。2005年まではみんなと同じように、キャンパスの内側から演説をしている人を遠目から冷たい視線を送りつつ見てたんですけど、今就職超氷河期と言われてますけど、就職できない世の中、行き詰まった世の中で、あと学費が、法政は昔は安かったんですよ。首都圏の私大の中でも一番安かったんですけど、今では年間100万越え。しかも学費スライド制というのがあって、年々学費が上がっていくっていう詐欺みたいな規則があるんですよ。何でこんなものができたかって言うと、それは学生運動が沈滞化しちゃったからなんですよね。学生会館がなくなって、学生運動をする人がいなくなったから、法大当局と理事会は好き放題学費を上げて、我々から年間100万近く搾り取った上に、我々から自由なサークル活動とかをさせないってことをしてきたんですよ。
 どうしたらいいかって言ったら、答えは一つしかないんですよ。参議院とか衆議院に就職率改善の為の要望書を出したりしても、何も変わらないんですよ。世の中厳しいんで、そんな紙っぺら一枚で変わるほど甘くないんですよ。じゃあ俺ら学生は何をするべきかって言うと、バリケードストライキですよ。学園を実力で封鎖して、周辺をデモして、解放区を作って、それをもって要求するんですよ。有名なパリ5月革命では、ソルボンヌ大学から始まったんですよね。ソルボンヌ大が最初、学費の無償化を掲げてストライキに入って、労働者が連帯して職場を止め始めて、いつの間にか国家機能が停止しちゃって、ドゴールは焦って軍隊を招集して、実力でゼネストを鎮圧しようとしたわけですよ。結果として鎮圧されたんですけど、ただ学費は値下がりしたと。労働者や学生が訴えていた主張は通ったわけですよ。権利ってものはそうやって勝ち取っていくものなんです。学生センターとかに紙っぺら一枚提出したところで何も変わらないですからね。監視カメラが法政には200個ぐらいありますけど、監視カメラをなくせって学生センターに一枚紙を送っても変わらないんですよ。我々は教室を実力で封鎖して、キャンパスでバリストして、政府に要求する。早い話が東大安田講堂ですよ。ああいう風に占拠すればいいんです。そうやって我々は未来を掴んでいくべきだと思います。
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