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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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処分撤回署名 呼びかけ文

 2010年3月23日、法政大学は斎藤郁真君に「退学処分」を下しました。同月17日には、倉岡雅美さんに1年間の「停学処分」を下しています。彼らは、法政大学当局による、学生への管理強化に反対する活動を続けたことをもって、不当に処分されたのです。今回の不当処分に強く抗議し、即時撤回を求めます。
 処分「理由」としては「入試期間に拡声器で演説したことによる妨害」や「2009年4月24日に法政大学構内で集会を開いて授業を妨害したこと」が挙げられていますが、これらはためにする議論です。なぜなら、前者においては、演説を行ったのは入試時間前で「妨害」など成立しないのであり、後者においては、法大生との対話を拒否する法政大学の近年のあり方を批判する集会を、勝手に「授業妨害だ」と主張しているだけだからです。そもそも、4月24日の集会に1000名と言われる法大生が授業を抜け出して合流した事実も意図的に隠しています。
 決定的なことは、倉岡さんへの処分を検討する事情聴取の場で、人間環境学部教授・長峰登記夫氏が「こんなこと、やりたくてやってるんじゃない。上(理事会)に言われて仕方なくやってるんだ」と発言したことです。教授会が理事会の傀儡となり、法政大学の学生弾圧(自治破壊)のあり方を批判する斎藤君のような学生をキャンパスから追放するためにのみ、処分を下しているのです。
 法政大学の闘いは、2006年3月14日に、立て看板・ビラまき規制に抗議した法大生5名を含む29名の学生が全員逮捕されたことに端を発します。この逮捕は、通報からわずか2分で200人の公安警察が突入してきたこと(一番近い警察署からでも車で5分はかかる)からも分かるように、また当時の総務部長・清宮氏が裁判で語ったように、「(公安)警察と打ち合わせを行って臨んだ」計画的弾圧でした。これを理由として5名の学生は「退学」や「停学」などの重い処分を下されたのです。
 以来、わずか4年間でのべ118人の逮捕と、33人の起訴があり、この問題に関わって処分された法大生の数も12人にのぼります。そして、文化連盟副委員長・恩田亮君への「無期停学処分」をはじめ、今に至るも「退学」「停学」処分が継続されています。
 法政大の闘いは、「大学で自由にビラをまけるかどうか」ということをめぐって始まりました。この当たり前の主張に対して、法政大学では近年未曾有の大弾圧と処分が繰り返されているのです。とりわけ、斎藤君は文化連盟委員長として法大生の最先頭に立って闘ってきた人格です。今回の「退学処分」は、自由を求める学生の声に対して法大当局が非和解の姿勢を突きつけたということであり、今こそ全国学生は、不当処分を撤回させるための署名運動に起ち上がろう。抗議のメッセージを集中しよう。

ここが許せない!処分の不当性

①大学を批判したら退学・停学処分!

一方で増田総長は「…自立的・批判的な目をもち社会に立ち向かう若者たれ(関東学生新聞連盟4月号より)と言っています。
しかし実際には、学生が大学や社会のあり方に疑問を持ち、批判の声をあげたら退学・停学。学生が大学を批判することは一切許さないという処分だ!

②学生が集会をやることを根本的に否定!

大学当局があげた処分理由は「処分撤回集会を開催したから」
しかし、仲間の処分に怒り、集会を開くことの何が問題なのか! しかも集会には1000名の法大生が合流した。この学生の意思を踏みにじり、否定する処分だ!

③「正当な論理」も「説明」も一切ない

倉岡さんの処分を検討する「事情聴取」の場で教授は、
 「上(理事会)に言われたから仕方なくやってるんだ」
つまり… 理事会の言いなりになっているだけで、学生を説得できるような「正当な論理」など何一つないということだ!

→処分の本質は、大学や社会を変えたいという思いと行動を、
 「学生はただ黙って従え」と押しつぶすことだ。しかし、学
 生はそんな存在なのか! いや、学生こそ大学の主人公だ!
→法大-全国から1万筆の処分撤回署名を集めよう!

教育の民営化粉砕!全国・全世界から連帯メッセージ

東北大学 石田真弓君
   (学生自治会委員長)
 資本家による大学の私物化は教育を商品にしました。私の大学では学生が反対する中で学生寮の民営化が強行され、学問の自由と教育の機会均等を実現するための場が、経済的に苦しい学生を食い物にする貧困ビジネスの場にされようとしています。
 法大で繰り返される処分は教育破壊に反対した学生への見せしめの制裁です。だから処分撤回の闘いは教育破壊阻止の闘いそのものです。全社会的な抗議の声で不当処分を撤回させましょう!

広島大学 鈴木研也君
(文化サークル連合代表)
 文連委員長の斉藤君とサークル員の倉岡さんにそれぞれ退学処分、停学処分が下されたと聞きました。決して許されることではありません。
 広島大学も法人化以後、入学式会場でのビラ撒き規制や、助成物品の配分基準に「大学への協力度」「地域貢献度」を導入するなど、サークル規制が強まっていますが、文サ連で何度も討議を重ね、撤廃させてきています。教育の民営化に対し学生がみんなで声をあげれば、必ずや状況は進展します。がんばっていきましょう。

ドイツ・マンハイム大学
ローラ・アイゼンベルクさん
 東京の法政大学は、日本と世界で進行する教育の民営化の典型的な例です。 私たちは、文化連盟委員長・斎藤郁真君に対する退学処分と全学連副委員長・倉岡雅美さんに対する停学処分を、法大当局が撤回することを要求します。
 全世界の多くの大学で、批判的学生に対して同じような弾圧が好き放題に行われています。これに対して一緒に闘いましょう! 活気ある大学、自由な教育のためにともに闘いましょう! 私たちが国際的ネットワークを形成し全世界で団結して行動するなら、私たちは決して負けることはありません。すべての学生は団結しよう!
 

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