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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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※社会科学研究会のビラを転載します
社研・哲研の企画排除、飲酒規制…

学祭実は自主の売り渡しをやめろ!


逮捕・排除の上に「自主」はない

 法大生のみなさん、サークル員のみなさん! 私たちはあらためて訴えたい。112人の逮捕-33人の起訴で学生を萎縮させ、社会科学研究会と哲学研究会を企画から強制排除した恫喝の上で行われる「自主法政祭」は絶対にありえません。
 ①何よりも、社研と哲研の排除は絶対に許せない! 「排除」を学祭実に命令したのは法大当局です。そしてその理由はただ一点、「文化連盟に所属しているから」です。法大当局に批判的な学祭企画など断じて認めない、ということです。しかもその理由は、公には一切説明されていません。
 ②そしてそれは、逮捕と処分の暴力支配の上に行われています。学生の自由の剥奪と大学祭への規制をもっとも弾劾してきたのは、現在東京拘置所にいる齋藤郁真君(法3、文連委員長)、恩田亮君(文4、文連副委員長)、増井真琴君(文3、文連企画局)ら文化連盟三役です。
 企画排除、そして逮捕。こうやって自分たちにとって都合の悪いものを暴力的に取り除いた上で行われる大学祭が「自主」なのか! 法大当局と警察によって下準備された大学祭が「自主」なのか! 学生センター職員・森が「学生が自分の意思でやってんだから『自主』に決まってんだろ!」とトラメガを壊しに襲いかかってくる大学祭がはたして「自主」なのか! 私たち学生の誇りはめちゃくちゃに破壊されているではないですか。大学祭にかける私たちの思いは、徹底的に踏みにじられているじゃないですか。

 「仕方ない」「今年だけ」ではない 法大生の誇りを奪うな!

 この片棒を担いでいるのが、学祭実行委員会です。学祭実は社研と哲研の排除を承認した上で、「大学祭の決定権は大学当局(理事会)にある」と完全に開き直りました。大学当局の思うがままなんだったら、「自主」でも何でもない、大学の売名のための官製大学祭じゃないですか。「営業権」(金儲け)のためだったら裁判所にすがってビラまきも禁止するな法大当局のお手盛り大学祭から、いったいどんな文化や創造が生まれるのでしょうか。法大生を511教室に数百人集めた7月の全学説明会は、「学生の意思で決めた」というポーズをするだけのパフォーマンスだったのか。学祭実こそが、この学祭への規制に真っ先に抗議すべきではないのか!
 こうやって学生の自由は奪われ、団結も誇りもおとしめられようとしています。これは今年だけの話ではありません。「昨年認めたのだから今年はもっと…」と、来年からも規制はエスカレートすることは自明です。法大新聞ですら、「学祭実の最後の仕事は、自主法政祭から『自主』の冠を外すこと」と揶揄するほどです。したり顔に「当局が言ってるから仕方ないんだ」「今回だけ我慢すればこれ以上は悪くならない」などと言っている学祭実の連中こそ、自主法政祭破壊の最悪の先兵です! そんな言葉は、学生会館の解体(04年)、学友会解体(08年)と、いやというほど繰り返されてきた騙しの言葉、自分たちの裏切りを居直る言葉です。


今こそ団結して声をあげる時 11・1集会へ駆けつけよう!

 今この時から、法大生は大学祭を自分たちの手に取り戻すために声をあげよう! キャンパスの多数派であり主人公は学生です。学生が団結すれば、何でも変えられるということを法大当局と学祭実に見せつけてやろう。
 私たちは大学に至るまで、「何を言っても現実は変わらない」「おかしいと思っても我慢するしかない」と教え込まれてきました。しかし、団結して立ち上がった時にキャンパスの現実は変えられる! 世界は変えられる! ということを法大闘争と文連は示してきました。「無罪判決」もかちとり、新たな処分策動も粉砕しました。闘えば絶対に勝てます。
 やられっぱなしではなく反撃に出る時。今こそ世界を変える時。この腐りきった社会を変えよう!――それが11月1日の全国労働者集会です。世界中から、労働者・学生が法大生と団結しに集まります。文連が壇上からアピールします。法大生の団結、そして世界の仲間との団結こそ大学祭規制を粉砕し、誇りを取り戻していく力です。法大生は11・1労働者集会に集まろう! ここに展望と未来があります。

増井真琴君(文3)の公判意見陳述から №2

 大学はあまたの表現が交錯する空間でなければなりません。なぜなら大学とは真理を探求する場であると同時に、文化を創造する空間でもあるからです。
 今年3月17日、法大当局は「営業権」を掲げて市ヶ谷キャンパス半径200㍍以内でのビラまき、演説の禁止を求める「情宣活動禁止仮処分申請」を東京地裁に提出しました。
 この申立書の中で、法政大学は非常に愚かなことを言っている。曰く、オープンキャンパスというイベントは、「本学の持つバンカラ、古い校舎、学生運動という古いイメージを払拭する貴重な機会である」。いったい彼らは何を勘違いしているのでしょうか? 僕は逆に問いたい。「バンカラ、古い校舎、学生運動をのぞいて法政大学が社会に対して誇れるものなど何があるのだろうか」と。
 もちろん何もありません。それどころか法大は、法大学生運動が作り上げた法大学生会館、そして学生会館が生み出した法大学生文化を通じて莫大なる名誉を得ています。
 …創造力は与えられた授業をぼんやりとこなしていればひとりでに身につくようなものではありません。…創造力は異質な他者を排斥することの中には存在し得ないし、ビラ一枚ない、立て看板一つない、無機質でクリーンなキャンパスからは勃興し得ません。
 創造力とは何かを問うとき、ぼくたちは今一度考えてみる必要がある。なぜ偏差値的には一介の二流私立大学にすぎない法大が芥川賞受賞数において早大・東大・慶大に次いで4位なのかと。あるいはどうして偏差値的には一流大学である筑波大学では0人なのかと。
 答えは簡単です。かつての法大には現在の法大がなんとしても「払拭」したいとする「学生運動」があったからです。そして学生会館に象徴されるカオスでアナーキーな表現空間が存在したからです。
 逆に公権力の手で東京教育大学から茨城の僻地に強制移転させられた筑波大学には、それらの表現空間が存在しなかったからです。…(続く)
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