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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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5月14日、日帝・警視庁公安部は沖縄闘争の直前を狙い、沖縄大学で活動する全学連のA君を、5か月も前のありもしない「傷害事件」をデッチあげて不当逮捕した。さらに沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長の自宅に不当捜索を強行、16日には前進社を不当捜索した。満腔の怒りを込めて弾劾する。
 「傷害事件」など一切存在しない。昨年12月、立川駅で全学連の学生たちが「改憲阻止・安倍たおせ」の署名活動を行っていた際、酔っぱらった男がしつこくつきまとってきた。男は妨害を繰り返したあげくに、A君の前で、なんと自分から地面に倒れこみ、「暴行だ!」「頭をけがした」などとわめいたのだ。何が「体当たりして大怪我させた」だ! 100パーセントの大うそだ。男は警察を呼び、A君を逮捕させようとしたが、通りがかった人びとが怒りの声を上げた。「この人は自分で転びました」と証言する人も出る中で、警察は逮捕できなかったのだ。
 警視庁公安部は、5か月も後の今になって、この出来事を「傷害事件」と言いなして今回の逮捕に及んだ。弾圧は初めから破産している。

 5・14弾圧は、日帝・安倍政権が警視庁公安部を先兵として計画的に準備した政治弾圧だ。何よりも沖縄闘争破壊を狙った弾圧だ。5・15沖縄闘争の直前に、沖大自治会が大学当局の弾圧をはねのけて反戦ストライキに立ち、沖縄全島ゼネストをけん引しようとしていることに日帝は震えあがったのだ。
 また、安倍政権のすさまじい危機に突き動かされた弾圧だ。資本家と政治家の腐敗、生きられない社会への怒りが煮えたぎり、その先頭で全学連が鈴木たつお弁護士を押し立てて7月参院選勝利へ進撃している。日帝は打倒される恐怖に震えながら戦争と改憲、さらなる新自由主義攻撃に突進するために伊勢志摩サミット前を狙って弾圧を強行したのだ。

 デッチあげ弾圧は反戦闘争や労働運動・学生運動をつぶすための国家権力の常套手段だ。デッチあげこそ国家権力の不正義、腐敗、反人民性の極みだ。
 昨年9月警視庁公安部は、全学連の4学生がスパイを「監禁致傷」したとデッチあげて逮捕した。今年2~3月には京大反戦バリケードストライキを理由に6学生を「威力業務妨害」容疑でデッチあげ逮捕した。さらに、4月には東京学芸大学における反戦ビラまきに対して「建造物侵入」でデッチあげ逮捕した。だが、そのすべてが労働者人民の怒りの反撃をつくり出し、学生は全員不起訴釈放をかちとった。そして今回も、完黙・非転向で闘ったA君は、6月3日に奪還をかちとった。
 弾圧は団結して完黙・非転向で闘えば必ず粉砕できる。A君奪還から参院選決戦勝利・全国大学反戦ゼネストへ全国学生は突き進もう!
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