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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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お疲れ様です。文化連盟委員長の武田雄飛丸です。今回の弾圧、本当に許せない。
 法大闘争を僕もやってきて、 僕も授業妨害という事で処分されています。今回新聞に「授業妨害容疑」なんて載ってますが、そんなのは存在しません。
 業務妨害を授業妨害容疑なんて書き立てて、要はストライキという概念そのもの、大学でストライキをやるんだっていう選択肢そのものを奪おうとする攻撃だと思います。
 僕自身、ストライキではないですけど御用学者・大久保利晃(放影研理事長)の授業を、先ほどから民主主義の手続き論が論議されていますが、僕の話に限って言えば、聴講して批判しようと呼びかけたわけですよね。
 聴講なんて普段は誰でもできるわけですが、その時だけは僕を聴講させない。反対言論をさせないということに抗議したことが授業妨害と言われたわけなんですよね。
 民主主義的か否かという議論というのは意味はなくはないと思いますが、いま大学や権力が言っている授業妨害の中身は民主主義とか一切関係ないということなんですよ。
 今回ストが僕として一番意義があると思ったのは、「中立なんてない」ってことです。大学にかけられている攻撃。全ての学生、すべての労働者に関係しているし、全世界の人民に関係している。
 日米安保という体制の下で、北朝鮮に対する侵略がいま狙われていて、大学がそれに加担しようとしている。日本の帝国主義が世界戦争の引き金を引こうとしているこの時代に、民主的か、どの授業が公開されてるとか、そういう問題ではないと思います。
 その上で、今回の弾圧、京大当局は本当に追い詰められていると思います。京大のヘゲモニーはずっと僕らが握り続けてるってことが、改めて大事だなと思ってます。
 それは同学会再建から始まってますし、一昨年の公安摘発もありますよね。そして去年、僕たちは福島大・スパイ樋口を使った監禁致傷でっち上げ弾圧を粉砕しました。
 特に京大の闘いが先頭になって、弾圧を粉砕し続けてきた。
 そして今回の弾圧、僕として思ったのは、まだ京大生が誰も処分されてないってことなんですよ。今回逮捕された作部君をはじめ、ストライキに決起した京大生はいっぱいいます。
 じゃあ京大当局は教授会を動員して、大学自治の体裁を整えて処分して、そして警察に逮捕させるってことじゃなくて、大学は僕たちの闘いに押されて、処分もできなかった。
 いきなり売り渡すことしかできなかったわけですよ。これが京大当局の脆弱性です。
 産経新聞は「方針の転換」なんて言ってますけど、京大当局はいままでさんざん言ってた大学自治だとかの建前をすべてかなぐり捨ている。僕らがそこまで追い込んでいる。
 だからこの京大の弾圧は、絶対に闘えば粉砕できると思います。いま京大当局は、ストに対して「授業妨害」「犯罪」だってキャンペーンを張ってます。この宣伝は必ず墓穴になります。
 何一つ、処分すらできてない。「ストは犯罪」だって言うなら、なんで処分を半年間できてないんですか。僕たちの仲間に一指もふれられなかった。
 権力にせっつかれて、ようやくあんな情けない談話をだしているわけですよ。後がないのは京大当局・国家権力の方です。
 だから僕たちはこの敵の危機をしっかりと見据えて、全京大生を獲得する闘いをやろう。
 僕も今日から京大に行き、一緒にやっていきたいと思います。なんで作部が処分されなかったのか。なんで京大生が処分されなかったのか。それは多くの京大生が支持しているからです。
 圧倒的な学生の支持があるから、当局は最後、むき出しの国家暴力に依拠せざるを得なかったわけです。
 僕たちはこの京大の弾圧を必ず粉砕したい。僕らぐらいですよ。弾圧があって、もう一回ストをやろうなんて呼びかけているのは。
 やはり次のストを、この弾圧を経てもっと規模のでかいストを勝ち取る。法大でもその芽となるような自治会を建設する。
 今回の弾圧は新歓つぶしでもあります。この弾圧を新歓の糧にしよう。メディアはストを報道しませんでしたが、弾圧は宣伝しています。これは歴史を転換させようという攻撃です。
 史上初の「ストは業務妨害」という扱い。ストという概念、大学から立ち上がることそのものを抹殺する攻撃です。僕らは逆にストの意義をすべての学生に訴えていこうと思います。
 本日来られた新しいすべての仲間も、ぜひ一緒に京大に行って、安倍政権を大学から打倒する闘いをつくっていこう。
 3月16日には僕の処分を撤回させる裁判の判決もあります。「業務妨害」「授業妨害」これから先、僕らが闘うときについてまわるのがこの問題だと思います。
 確かに学費も高い。3回休んだら単位取れない。一回の授業が悪い意味で重要になっている。でもそれを僕たちは内容で獲得していく。僕の処分撤回は100%正義です。
 ストと僕の処分、連中の言っている「授業妨害」がいかにくだらないか闘をとおしてはっきりさせていきたいと思います。
 共に闘いましょう。
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