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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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全学連HPより転載

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◇新自由主義大学粉砕!未来を奪い返そう!
◆改憲・戦争阻止の全国大学ストライキを!

●世界戦争を革命へ!

受験生のみなさん! 激動の2016年が始まった! 私たちの行動が歴史を動かす。戦争阻止の全国大学ストライキに立ち上がろう!

北朝鮮の反人民的な核実験強行(1月6日)を口実に、米軍は核兵器を搭載したB52爆撃機を出動させ(1月10日)、朝鮮半島での軍事行動をかつてなくエスカレートさせている。昨年末の「軍隊慰安婦問題」での「日韓合意」は、日米韓による朝鮮侵略戦争突入宣言だ。安倍政権は7月参院選(衆参ダブル選)を突破口に改憲と戦争に突き進もうとしている。社会丸ごとの戦争体制が狙われている。しかし、年初からの世界同時株暴落と原油価格急落が示すように、資本主義・新自由主義はもう終わりだ。安倍政権はアベノミクスの破産と「盟友」=甘利明(経済再生担当大臣)の打倒でグラグラだ。

この激動の時代に学生はいかに生きるべきか。1月26日、フランス労働者は「非常事態宣言」(=闘争圧殺体制)の下で断固ゼネストに立ち上がった。昨年以来、数波のゼネストを闘っている韓国・民主労総は、1月25日から「無期限ゼネスト」に突入した。「労働者が人間らしく生きられない社会は、私たちの望む社会ではない」(ハンサンギュン委員長)という民主労総の訴えは、労働者・学生の共通の怒りだ。民主労総と動労総連合を先頭に日韓労働者の不屈の闘いが安倍とパククネを追いつめている。

迫りくる「第三次世界大戦の危機」に対し、全世界の労働者が絶望やあきらめではなく、「99%」の労働者・学生が「生きさせろ!」の巨大な決起を開始している。命と未来をかけた闘いに妥協点はない。戦争は革命を生みだす。第一次大戦を終結させた「1917年ロシア革命」からまもなく100年。全世界で爆発する革命情勢は、戦争と貧困を強制する資本主義・新自由主義を打倒し、労働者・学生の社会をつくるまでやむことはない。学生は未来をかけて立ち上がろう!

●生きさせろの怒り渦巻く

1月15日の「長野バス事故」で多くの学生・運転手の仲間の命が奪われた。運転手は65歳の非正規労働者だった。金儲けのために安全を切り捨てる新自由主義によって、日々労働者・学生が殺されている。社会を動かしているのは労働者だ。その労働者の命がこれほど軽んじられる社会とは一体何なのか? ついに非正規労働者は全体の4割を超えた。非正規職化は「女性と子どもの貧困」に連鎖している。安倍政権は戦争法案と労働者の「総非正規職化」を打ち出している。「死ぬまで働け」――これが安倍の掲げる「女性が輝く社会」「1億総活躍」の正体だ!

労働者が非正規職で使い捨てにされ、学生が借金漬けになって社会に放り出されるこの現実こそ、「1%」の支配者(=資本家)のために「99%」の労働者・学生が殺し合わされたかつての戦争とまったく同じだ!

労働者・学生が生きるために、人間らしく生きられる社会をつくるために、新自由主義を倒さなければならない。「資本主義の枠内での改良」では社会は何も変わらない。既成野党も第二、第三の「自民党」だ。労働者・学生が権力を握る革命が必要だ!

●法大に闘う学生自治会をつくろう

新自由主義大学の現実こそが戦争と貧困の現実をつくりだしている。「戦争反対、憲法守れ」と叫ぶ教授は腐るほどいる。しかし、大学の戦争動員(軍事研究や経済的徴兵制など)や、学生の置かれているすさまじい現実(コラム別掲)には一切声をあげない。法大総長・田中優子や、法大教授・尾木直樹らは「戦争反対」を唱えながらも、実際に自らのキャンパスでは戦争反対のビラ撒きを禁止し、声をあげる学生に処分・逮捕を乱発してきた。「バス事故」で法大生4人が亡くなったことを「宝物を失った」などと吐いているが、まさにキャンパスで 「新自由主義が労働者・学生の未来を破壊している」ことを弾劾して声をあげた学生に処分や逮捕を乱発してきたのは一体どこのどいつだ! 学生や労働者の現実を固定化し、外から論評する「大学人」に、「教育」「学問」を語る資格など1㍉もない。法政大学は「営業権」を掲げて7年連続で入試期間中の「情宣禁止仮処分」を行った(詳細=別掲)。金儲けのために憲法を停止する。これが法大総長・田中優子の正体だ!

学生の怒りはキャンパスに充満している。。単位と引きかえに軍事研究が強制される「授業」。「ブラックバイト」でボロボロになるまで働かないと払えない「学費」。そして学生の貧困は、「経済的徴兵制」=戦争へと直結している。一体誰のための「大学」なのか? 学生の未来を奪い、社会を崩壊させる「教育」とは何なのか? 「3・11福島原発事故」の後、「放射能=安全」という大うそをふりまいているのも大学人たちだ。新自由主義大学と労働者・学生は1㍉も相容れない。新自由主義大学の準備する未来に何の展望もない。今こそ大学・教育を労働者・学生の手に奪い返す時だ!

その最大の決戦が法大闘争だ。06年3月から始まった法大闘争10年は、のべ126人の逮捕―13人の処分という法大当局と国家権力が全体重をかけた弾圧をすべてはね返した日本学生運動の金字塔だ。法大闘争は、昨年10月の京都大学・反戦バリケードストライキと、全学連・斎藤郁真委員長(法政大学・退学処分者)の「衆参ダブル選」(立候補予定)でいよいよ新段階に突入する。改憲・戦争阻止のストライキを闘う法大学生自治会建設に勝利しよう!

法大闘争は、「他人を蹴落として生きろ」「大学・国家の決定には黙って従え」という新自由主義大学の中から、「一人の仲間も見捨てない。これ以上の大学の暴挙を許さない」と叫んで立ち上がった。法大当局にお願いして何かを得ようというのではなく、学生の団結した力にのみ依拠して闘うという人間の誇りに満ちた闘いだ。法大で集会をやることは、逮捕や処分を覚悟しなければならない。「監獄大学」と言われる法大の現実は、青年労働者が直面する職場の現実と同じだ。社会の主人公であるべき労働者と学生が逆に資本や大学当局に支配されている現実を、団結の力でひっくり返すのが革命だ。すべての不当処分を撤回させる闘いと、戦争・改憲を阻止する闘いは一体だ。3・16武田君処分撤回 裁判(判決)に結集しよう!

<コラム>学生の現実

東京新聞の連載「新貧乏物語」で学生の現実が暴露されている。「大学卒業時、最大で1044万円の借金を背負い込む。すべて奨学金の返還」(1月3日付)、「ここ数年、奨学金を抱えて風俗で働く女性が急増」(1月6日付)。高騰する学費により奨学金利用者は52.5%に達した。奨学金の返済滞納者は33万人(8割が年収300万円未満)だ。大学院生の4人に1人が500万以上の借金をしている。私立大に通う下宿生の1日あたりの生活費は平均897円だ。高校生の大学受験費用は25万6000円だ。
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