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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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(画像)法大生からの一言

「暴処法」処分など絶対に許せない!

 法大当局は20日、不当弾圧を打ち破ってキャンパスに戻ってきた文化連盟・社会科学研究会のズートロ君(文学部3年)に対して「停学1ヵ月」の処分を通告してきた。初めに処分ありきであり、絶対に許すことはできない!  レンズを通して常に法大の現実を撮り続けてきたのがズートロ君だ。サークル活動として真実を写し、伝えることそれ自体に対して加えられたこの処分そのものが、言論の自由もない大学のあり方をはっきりと示している。
 今回の処分理由としてあげられているのは、入構を禁止された学生の名前をさらした看板を破壊するなどの行為に加わったということだ。これは「暴力行為等処罰に関する法律(暴処法)」による不当逮捕の理由とまったく同じであり、実体行為の有無を問わず、組織的な行為を処罰の対象とするものだ。しかし、暴処法をつかった逮捕自体がそもそも、文化連盟の中心的なメンバーを狙い撃ちにして獄に閉じこめるでたらめな弾圧だった。それゆえに法大生をはじめとする学生・労働者の広範な怒りの声で粉砕され、4人の仲間は不起訴釈放を勝ちとったのだ。 こうして彼らが意気軒昂と法大生のもとに戻ってきたことに大打撃をうけた法大当局が準備したのが、今回の処分である。「自由と進歩」を掲げる法政大学がやっていることは、大学の名による二度目の暴処法弾圧にほかならないのだ。
さらに許せないことに、呼び出し通知の日付は彼が釈放を勝ちとった6月5日となっている。弾圧を粉砕して出てきた学生に対し、法大当局が真っ先に行ってきたことがこれなのだ。一方的な呼び出し通知から処分の通告まで、たったの2週間しかたっていない。法大当局が初めから警察権力と一体となって今回の弾圧に手を染めたことが、この処分で完全にはっきりした。 彼に処分を下した文学部の教授たちは本来ならば、教え子の逮捕に誰よりも怒って釈放要求署名を集めるべきではないのか! これが「教育者」を名乗るもののやることか!
 こんな処分は100%不正義であり、文化連盟の闘いにこそ正義がある。
 われわれ学生は、仲間との団結によって新たな社会をつくっていく力をもった存在なのだ。逮捕や処分で支配できるなどと思ったら大間違いだ。全法大生の団結で、こんな処分は絶対に粉砕できる!

処分と6・15キャンパス封鎖は一体だ!

 暴処法をつかって文化連盟を解体し、それが無理なら当局が処分してキャンパスから追放する――文化連盟の仲間を法大生から暴力的に引きはがそうとするこの処分は、6・15集会当日の異様なキャンパス封鎖とも完全に一体だ。あのキャンパスはいったい何だったのか! 門を閉鎖し、学生が集会を見ることのできるあらゆるスペースを封鎖し、果てはブラインドまで下ろした。キャンパスの法大生と、法大生と団結するために外濠公園に結集した1200人の労働者・学生とを切り離すためだけの措置だ。
 学生がキャンパスであのような光景を目にしたことがかつて一度だけあった。第二次大戦の前夜だ。治安維持法によって社会科学研究会の学生が一斉検挙された京都学連事件を皮切りに、全国の大学で社会科学研究会がつぶされ、治安維持法と暴処法が猛威をふるって労働者・学生の団結が破壊されるなかで、職場や学校が戦争の拠点へと変えられていった。
 法政大学も決して例外ではなく、900人近い学生を特攻隊員として戦地へ送った。大学が侵略戦争の先兵となっていったことを「痛恨の極み」などと言いながら、まさに今最先頭で戦争へと舵を切り、この歴史を繰り返そうとしているのだ!

法大キャンパスから戦争をとめよう!

 2006年3月14日、法大当局は一方的にキャンパスにおける立て看板の設置とビラまきを禁止し、それに抗議した学生29人を不当逮捕・処分した。それから3年あまり、学生から表現を奪い、団結を奪ってきた法大当局は、ついに真実を学生に見せることすらできないところまで追いつめられた。 真実を知るために学ぶ学生に対して、真実を隠蔽することが教育にとってかわり、真実を目にすることが禁じられ、真実を伝えることが処分の対象となるこの転倒!この国が侵略戦争に突き進んでいることを、あのキャンパスの光景ほどに鮮明に示すものがあるだろうか!
 まさに今、われわれの目の前で戦争が始まろうとしている。GMが破綻し、自動車産業を軸としてきたアメリカ経済が音を立てて崩壊し始めた。資本主義の支柱が完全に折れたということだ。恐慌は必ず戦争衝動を生み出す。北朝鮮への国連安保理新制裁決議をうけてオバマは韓国への「核の傘」提供を明文化し、「核拡散阻止」という名目で韓国と日本を侵略戦争の拠点にしようとしている。さらに、完全に命脈の尽きた麻生政権は海賊対処法の成立を強行するなど、事実上の改憲に踏み込んできている。いっさいが戦争にむけて動き始めているのだ。学生を徹底的に金儲けの道具におとしめ、果ては戦争に動員してゆく――こうした大学のあり方と真っ向から対決してきたのが法大の闘いだ。法大はいまや、戦争をとめる決定的な闘いの場となった!

労働者・学生の団結で処分を粉砕し、法大を解放しよう!

 6・15集会に1000人をこえる労働者が全国からかけつけたのは、決して単なる「支援」や「応援」のためではない。例外なく全員が自らの闘いとして位置づけ、職場で隣の仲間を誘い、すべてをぶっとばして法大門前に結集した。4・24集会の爆発から暴処法弾圧を経て、法大決戦は完全に全労働者階級の闘いとなったのだ。
 労働者・学生が団結して闘うこと自体を犯罪として禁止する暴処法は戦争に直結している。戦争を絶対に許さないという怒りと危機感をもって、そして、ここで勝てば戦争はとめられるという展望をもって、1000人の労働者があの日法大に結集した。戦争の現実性だけなく戦争を止める現実性もまたこのキャンパスに、そして文化連盟のように闘う中にある。法大の闘いに学生・労働者の未来がかかっているのだ。
 法大当局はなおも、文化連盟の仲間2人に対する新たな処分を狙っている。これを実力で阻止する闘いは、キャンパスから戦争をとめる闘いであり、今も獄中で闘いぬく8人の仲間をキャンパスにとりもどす闘いだ。すべての法大生は、不当処分粉砕で団結しよう! 不当処分をぶっとばし、大学を学生の手に奪い返そう!
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