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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 今日は、現在獄中にいる12人の最後に一人、冨山君の勾留理由開示公判でした。
 裁判に先立ち、朝から裁判所前で情宣を行っていますが、このこの三日間(月曜~水曜)でものすごい量のビラが裁判所前で受け取られています。初日月曜日の昼は200枚に迫る量。火曜日の昼は300枚全部受け取られ、今朝も、朝にも関わらず、250枚ものビラが受け取られています。今行われている法政大学「暴処法」弾圧に圧倒的注目が集まっています。
 
 そんな訳で、公判に臨んだわけですが、今日の裁判官も尾藤裁判官。あの4.24公安条例違反でっち上げ勾留、暴処法弾圧での勾留、これらの決定を下し、開示公判で何も明らかにしない尾藤との三度目の激突です。
 本日、冨山君は元気に出廷。彼の完黙の闘いのすばらしさに「よし」といったら退廷命令。それに対して「ナンセンス」と発言して退廷。最初から尾藤は追いつめられて退廷命令しかしない。これに対して弁護士から、「これは非公開の裁判なのか」と問い詰めると、尾藤裁判官「今後、この点についての発言は禁止しました」です。え~!! 禁止ってなによそれ。答えろよ。もう傍聴席から怒りが噴出。弁護士も果敢に尾藤を追いつめ、「今までの訴訟指揮を見て、(尾藤裁判官は)不公平な裁判をしうるので、忌避を申し立てます」と、何も明らかにしない尾藤は要らないと弾劾しました。これに対して、完全に尾藤は対応不能。傍聴席への退廷命令に逃げ、検察と一体となりむりやり裁判を進めるという、およそ公判として体をなしていないほど崩壊していました。弁護士はなおも求釈明で「前回と今回、同じ4.24集会について、別の罪状であることはどう異なるのか」「トラメガで連呼していたのが彼本人だと特定できるのか」「具体的に、授業は中断されたのか? またそれは音が理由か、それとも学生がみんな集会に参加してしまったからなのか?」など、彼の勾留は不当だとして追及。しかし、またしても尾藤は何も答えず、弁護士のなおの追及に対して「その発言は禁止します」と、何に基づくのか分からない却下をくり返し、意見陳述をむりやり強行しました。
 このような権力のあからさまな行使に対して、弁護士から思想弾圧だと徹底的に弾劾。怒りは冨山君、弁護士、傍聴席一体となって法廷で爆発していました。
 総括時に、初参加者から発言がありました。「あれだったら俺でも裁判官ができる」。もう、検察の言うままに国家暴力を行使することが裁判所の仕事か! そんな裁判所は要らない。怒りを一つに闘いましょう。

 全国声明は6月2日で535筆を数えました。5日までに1000を越える署名を集め、12人を絶対に奪還しましょう!!
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