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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 みなさん。法大当局は本日の我々のデモを危険団体や学外団体による示威行動、迷惑行為なんてことを言っていますが、そんなものはデタラメです。ぜひ一人でも多く我々のデモに参加して頂ければと思います。目の前を見て下さい。醜い弾圧職員と、金もらって動員された教授どもが学生の監視・弾圧に来ています。こういう弾圧があるのは事実です。もし参加できなくても是非注目してほしい。周りから見てほしいと思います。
 本日のデモは10・21国際反戦デー法大デモです。 我々が本日のデモで掲げているのは、処分撤回・新自由主義大学粉砕であり、大学の戦争協力阻止です。
 いま私たちの過ごしているキャンパス、私たちの過ごしている日常の空間こそが最も問われています。安倍政権の成長戦略の中軸に位置しているのが大学改革です。安倍の戦争政治の中心にあるのが大学です。
 いま大学で、たとえば文科省の有識者会議では、奨学金を滞納している学生、就職が困難な学生に対し、1~2年間防衛省、つまり自衛隊にインターンシップに行け、こういうアメリカなどですでに行われている経済徴兵制の導入が企まれています。しかもこれを提言しているのは、奨学金支援機構の人間です。みなさんに奨学金を貸し与えている人間が、それでビジネスをして、返せなくなった人間には自衛隊に行けなんてほざいているわけです。また最近新聞にも出ていましたが、防衛省が新たな基金を創設して、大学との共同研究をよりいっそう進めていく。東大に軍事研究の協力を仰ぐ。こういうことが起きています。
 そんな中、あらゆる大学で学生がこのままではいけない、大学ではビラまきや集会が一つもできない。こんなのでいいのか。そういう声が日増しに大きくなっています。しかし法政大学の田中優子総長に代表される、いわゆるリベラルな大学人、知識人は、この有様を見たらわかるように、口先で安倍反対や戦争反対、秘密保護法反対を掲げても、自らの大学で学生が主体的に決起すること、これを公安・国家権力と一体となって弾圧しているではありませんか。
 私は今年の5月にここ法政大学において、公安警察に逮捕されました。そして8月に保釈を勝ち取りました。これまでに法政大学では8年半の間にのべ126名の学生が逮捕されています。法政大学では田中優子総長が秘密保護法反対、原発反対、大学はもっと自由であるべきだ、学生はもっとデモに出るべきだなんてことをほざいていますが、現実はどうでしょうか。この間、文学部の授業で文化連盟のネガティブキャンペーンをはり、絶対にデモに参加するなという許し難い恫喝が学生に行われていることが明らかになっています。また、まったく目的不明の工事がデモ期間にあわせて外濠校舎で開始されています。そもそも法政大学自体がいま巨大な工事現場になっていますが、誰が納得したんですか。学内でビラまきや集会ひとつできない。知らない間に工事が行われている。夜間部が解体されている。学費が値上げされている。こういう現実を放っておいて、私たちは学生がデモに出ることも立ち上がることも不可能だと思っています。だからこそこのキャンパスで、規制、工事、ありとあらゆる学生を縛る理不尽な現実を学生の団結の力で突破していこうではありませんか。
 いま7・1集団的自衛権行使容認閣議決定のもとで、大学こそが問われています。安倍政権は国連安保理決議すら経ない、アメリカ主導の有志連合に資金提供をして、事実上の参戦国となっています。来春、関連法案が制定されれば、ただちに自衛隊が実際にイラク・シリアの地に侵略に向かう可能性が出ています。
 また、今年末に改定される日米安保ガイドラインの中間報告では、これまで周辺事態と言っていた日米安保の用件が、周辺概念を削除して無制約に米軍と共に世界中、地球の裏側まで戦争できる、そのような法整備が行われようとしています。そんなときに、たとえ大学で、口先で戦争反対を言っていても、学生が戦争反対の声をあげること、大学を変えようと声をあげること、これを弾圧するような教授は口先で何を言っていても、戦争協力と同じです。
 この間、田中優子は恥知らずにも文科省によってスーパーグローバル大学に選ばれたことを自慢しています。スーパーグローバル大学とは、安倍が大学改革の目的で言っているように、日本が大国間の競争で追いつめられ、激突がイラクやシリア、ウクライナで見られるように軍事化していく中で、大学自治を解体して一切を資本家や産業の利益にあわせよう、挙国一致で日本ブルジョアジーを救おう。これがスーパーグローバル大学の中身です。
 その中身はまったくグローバルでも何でもありません。田中優子総長がやっていることは何か。「大学改革反対、安倍の戦争政治粉砕、大学は学生が主人公だ。」こう掲げている学生を弾圧し続け、挙げ句の果てには公安警察に売り渡し、その功績を買われて文科省から金をもらっている。1億5000万円から最大4億円もの巨額の資金が国から法政大学に与えられるわけです。もちろんこうやって、与えられた金は一銭たりとも学生には還元されません。
 田中優子が掲げている国際競争力強化、グローバル人材育成なる文言は、私たちにとって何の得にもなりません。グローバル人材の中身とは、一方で途上国並みの賃金や雇用条件で働けと言うこと、もう一方でブルジョアジー、安倍政権の先兵となって戦争政治の手先になれと言うことです。こんな大学のあり方を絶対に許せません。
 戦争はある日突然始まるのではありません。私たちは大学の戦争協力反対を掲げています。まだ戦争が始まって無いじゃないか。どこに戦争協力があるんだ。そう仰る方も多いと思います。しかし先ほどから述べてるとおり、経済徴兵制の導入が図られ、防衛省により大学との軍事協力、技術研究協力が大幅に推し進められようとしている。
 そして何よりも安倍政権自体、現実に集団的自衛権を解釈改憲して、侵略にのめりこもうとしている。是非みなさんに訴えたい。私たちが掲げている飲酒規制反対、処分撤回、学内の様々な規制に反対する一方、関係ないかのような大きなスローガンを掲げているように見えるかもしれません。しかし職場や学園で学生や労働者がどれだけ主体的に、自由に行動できるかが私たちの社会の未来を決めます。
 戦前もそうでした。30年代半ばまで学生運動は盛んに闘われていました。しかし京都学連事件を契機に、次々と学生運動が弾圧されていくようになる。法政大学でも1943年あたりまで、戦争を批判する新聞が何と法大生の手によって作られていました。しかしそれが最終的に当局によって廃刊に追い込まれ、そして最初の神風特攻隊の隊員が法政大学から出るはめになる。僕の処分をした国際文化学部長・鈴木靖は言っていました。「法政大学は戦争協力の過ちを絶対に繰り返さない」「神風第一号を出したのは法政だ」「私たちも戦争に反対なんだ」この法政大学の姿のどこが戦争反対なんですか。どこに学生の権利や自由を守ろうという姿勢があるんですか。
 みなさん。是非このデモに結集してほしい。もしくは見に来てほしい。教授の言うことを聞く必要なんてありません。みなさん知ってますか。教授は3万円の弾圧手当をもらって弾圧に参加しているんです。正真正銘のクズどもです。こんな奴らに従う必要はない。私たちと一緒にデモに出ようではありませんか。よろしくお願いします。
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