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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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9・30法大包囲デモ

9月30日(火)12:30集合
法大市ヶ谷キャンパス外濠校舎前集合

10・21国際反戦デー闘争

 10月21日(火)13時半~ 法政大学包囲デモ
       15時半~ 国会デモ (予定)
       18時半~ 渋谷デモ (予定)


◆武田君奪還から10・21ー9・30法大デモへ

 5月13日に「暴行」デッチあげの容疑で不当逮捕され、3ヶ月ものあいだ長期勾留されていた武田雄飛丸君(法大3年)の保釈を8月15日に勝ち取った。8年半の法大闘争史上最速の奪還であり、武田君の完全黙秘・非転向の闘いと、何より法大生をはじめとした首都圏学生と全国学生による武田君不当逮捕への怒りの行動が続々と巻き起こされる中で実力でもぎり取られた勝利である。
 武田君奪還の勝利を突破口に、9月30日の法大包囲デモと10・21国際反戦デーの大爆発で安倍と田中優子を打倒しよう。

◆戦争のための弾圧許すな

 重要なのは、この弾圧が7・1の集団的自衛権容認の閣議決定と一体で行われている治安弾圧だということだ。
 いま奨学金滞納者の経済状況に付け込んだ自衛隊へのインターンシップ(期間は2年)という、事実上の経済徴兵制が導入されようとしている。隣にいる学友が経済状況から戦地に行くという話は、十二分に現実味を帯びてきたのだ。
 9月10日に行われた武田君「暴行」でっち上げ裁判第2回公判において、公安警察が5・13の逮捕・起訴とは別に、4月に法大当局から学生の情報を受け取っていたことが明らかになった。つまり、田中優子は公安警察と一体になって学生の情報を売り渡していたのだ。…改憲反対、特定秘密保護法反対などと、リベラルなことをのたまいながらこのようなことをやる田中優子は、戦争への道を開く最悪の下手人なのだ。

◆安倍政権賛美する田中優子

 戦争と治安弾圧強化が進められる中、それと一体でキャンパス規制強化と大学自治破壊が次々と進められている。
 一つは自主法政祭の企画大幅縮小であり、もう一つに田中優子総長の掲げるグローバル人材の育成である。その本質は外国の市場を取る人材を育成することだ。それこそ、旧憲法下の日本が法政大学に大陸部(「新東亜建設、大陸経営にあたる人材養成」を掲げた侵略学部。学部長は後のA級戦犯・大川周名)を新設した時のような状況が、今グローバル人材の育成という形で行われている。
 田中優子総長が武田君はじめ闘う学生を弾圧するのは、まさに「グローバル人材育成」にとって邪魔だからであり、本質的に安倍政権と田中優子は一体である。実際に9月3日に発足した第2次安倍改造内閣(19閣僚中15人が日本最大右翼組織「日本会議」のメンバー)に対して田中優子は、9月7日のサンデーモーニングで「選挙対策のためだったと言われないように責務を果たしてほしい」と賛辞を述べている。

◆戦争阻止の学生自治会建設を

 7・1閣議決定は「暗黒の時代の到来」ではなく、むしろ世界を抜本的に、特にこの異常な弾圧が日常化した法政大学の根本を変えるチャンスだ。
 かつて、戦前において、間違いなく日本が通ってきたものは、戦争を直前にした学生運動の爆発であった。東大をきっかけにした起こった運動は、1925年京都学連事件で治安維持法による大弾圧を受けながらも、北海道大学で全学ストライキ(学生2000人が同盟休校)が起き、そのほかにも様々な形で盛り上がった時期があった。特に法政大学は筋金入りであり、1944年までファシズムを批判し続けた最後のメディアは法政大学新聞であった(出版サークルの新聞学会はもともと文連であった)。この学生運動の爆発に対して政府がとった方針が、学徒出陣だったのである。
 このように、弾圧との最火点である法政大学における弾圧も、これを恐れてのものであった。ただ、戦前と異なるのは、この法大闘争は一度も折れていないということである。今もなお、暴処法の無罪は燦然と輝き、運動も社会的に横のつながりを広げながら持続している。武田君の逮捕・起訴はこの恐怖からくるものであり、いくら弾圧されても学生が決起するという歴史がそれを証明しているのだ。
 8年半の法大闘争の地平から、いま全国大学で学生自治会建設が闘われている。今年5月には「辺野古新基地建設絶対反対」を掲げた学生自治会が誕生した。安倍政権による戦争政策に怒る学生が学生自治会のもとに続々と結集してきている。
 今こそ「大学の戦争協力阻止」を掲げ学生自治会建設を法大・全国大学に建設しよう。

◆10/21国際反戦デー闘争に集まれ!

 学生が団結して立ち上がれば、必ず戦争を止めることができる。10月21日、このあり方を変えるべく、集会を行う。法大生の皆さんはぜひ集まって欲しい。戦争協力拒否・弾圧拒否のストライキを打とう!
 法政大学の弾圧は確かに激しい。だが、その中でも声を挙げられる団結があり、それは特定の人間だけができるようなものでなく、誰もができることなのだ。ただそれが、様々な要因、例えば単位・就活・奨学金などといった形で押さえつけられているからこそ、人間本来の力を出せていないだけのことだ。
 7・1閣議決定=戦争に対して私たちに歴史選択が問われている。戦争か革命か、どちらかを選択する時がきた。
 10月21日、かつてベトナム戦争に反対する300万人のゼネラルストライキが闘われたこの日に法大と国会・渋谷でデモを行う。学生として、生き方をかけてぜひ集まって欲しい。
 団結して共に田中優子体制と安倍政権を打倒する巨大な反戦闘争を巻き起こそう。(文責:文化連盟書記長・山本一如)
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