3・11に参加した学生の感想①

  3月11日、私は福島県郡山の開成山球場にての福島県民大集会に参加して参りました！大会には約2万人(公式宣言では1万6000人)が参加し、県民や大江健三郎さんの発言を受けて大会は激しく高揚し、その後の学生のデモ隊列は意気軒昂として街頭を練り歩きました。

 大会において叫ばれた事は、福島県の中で「分断」が起きている事、そしてそれを否定し、今こそ団結を行い被災地の現状を人民の力で打破するべきだという事です。「復興」とか「支援」が資本の力に依存して行使される限り、被災地の人間は、とりわけ農民・労働者は継続的に苦しい生活を強いられるであろう事を、現場の人々はすでに理解しています。企業や資本だけが旨味を啜り(救われ)、その代償を下々が負わされる事に、今こそ立ち上がって打ち破らなければいけない！その根底的な怒りです。

 私は３・１１一周年を迎え、原発事故を風化させず、国・東電・電力会社の悪事を暴き、大衆による「カチコミ」で私たち人民の力を示す事が、３・１１を真に反省するための一歩と考えます。国民の傷の舐め合いや痛み分けに組みするだけではなく、人災の張本人をハッキリさせ、責任追及を行う、その時が2年目の今です。共に怒り、立ち上がりましょう！(法大一年生)