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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 最近人気の漫画「カイジ」にでてくる悪役の親玉に、兵藤という強力なブルジョア老人が登場します。彼はこの資本主義社会を様々な名言で的確に表現し、読者の心に深い印象を与える存在です。ときに、彼は金持ちの定義について、こう述べています。「いついかなる状況でも、たとえ頭上に原爆が落ちたとしても、リッチな生活を続けられること。」…まさにいま、同じことが現実社会に起きています。

日本は三度目の被ばくをしました。東電元社長の清水は被曝地域を土下座して回ったわけですが、彼の本心には謝罪など毛頭なかったのです。被曝によってたくさんの人々の人生が破壊されたにもかかわらず、彼は数億円もの退職金を得ているのです。

 被害者の賠償金は徹底的に切り詰められ、搾取によって儲けた金は支配者の懐にがっぽり入る。なんという社会のシステムでしょうか!清水は、企業年金や退職金の削減を求める声が出ていることに対し、「老後の生活に直結する問題で、現時点では考えていない」と言い切りました。もはやフィクションで描かれた悪の親玉と同じことを言っているのです!

 いくつ原発が炸裂して、何人被曝しようと、支配者はリッチで安全な生活を続けます。たくさんの原発労働者が命を削って動かしている原発で、あいつらだけが大儲けするのです。あいつら1%の利権のために、我々99%が命を削られるのはもうたくさんです!いまこそ反撃の時です!(首都圏大学3年生)
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