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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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キャンパスから怒りの声を!




◆海江田「安全宣言」を絶対に許さない! 

何万人の人々が亡くなられ、何万人もの人々が故郷を奪われ、今も避難生活を余儀なくされている中、6月18日に経済産業相海江田は「原発安全宣言」を出した。これは、定期点検などで停止している35基の原発について運転再開・再稼働を地元自治体に促すものだ。この「安全宣言」は、全くのデタラメであり、絶対に許すことはできない。

①稼働ありき結果ありきの安全宣言

 まず、この「安全宣言」が開始ありき結果ありきの安全宣言だからだ。このことを如実にあらわしているのが26日に佐賀県(玄海原発)で開催された住民説明会だ。参加者は経産省が地元の広告代理店に依頼して、選抜した7人のみで会場は非公開。住民に対して『説明』することが目的なのでなくて、『住民に説明した』という『アリバイ』がほしいのだ。
 あれほどまでの事故を起こしても、住民の命は第一ではなく「稼働」されることが第一であり、そのための「宣言」であり「点検」なのだ。

②デタラメな安全点検

さらに「安全点検」そのものもデタラメである。原子力安全保安院が点検に入ってわずか11日後に「安全宣言」。現地立ち入り調査は、2度だけである。追加の安全対策もたった5項目の「短期対策」に限られている。
しかし、原子力安全保安院審議官は18日夜の記者会見で 「人類が経験した原発事故をすべて考えて対応した。今回の対策をやっている原発は安全だ」と発表。
 フザケルナ!「想定外」の言葉で責任逃れをしてきた口でよくもそんなことが言えるな。点検そのものがデタラメな内容であり、福島の子どもの命や未来を見殺しにする「安全宣言」である。

③わき上がる怒りを押しつぶす「安全宣言」

 最も許し難いことは、被災地をはじめ「原発止めろ!」「故郷を返せ!」のわき上がる怒りを押しつぶすための「安全宣言」であることだ。6月11日は全国200カ所で反原発デモが爆発。福島市でも19日に1500人の反原発デモが巻き起こった。この怒りと行動は原発廃止まで決して止むことはない。
 現在、54基中35基が定期点検などで停止している。多くの人々が怒り、行動し、そして「原発なくても電力足りてる」「原発はエネルギー問題でない」と気づき始めている(核武装については29日発行ビラ詳細)。このままでは全て止まってしまうと恐怖して、「原発停止は産業の停滞」と「脅しともとられかねない口調」(6月19日毎日新聞)で海江田経産相は「安全宣言」を発表しているのだ。大学・企業あげての節電キャンペーンもその一貫だ。
 彼らが守るものとは「経済」であり、「原発」だ。そこに住民の命や主体性は存在していない。一方で私たちが守るべきものは、「命」であり「故郷」であり、私たち自身の「未来」だ。
 この7-8月が勝負だ!原発は必ず止めることはできる。わき上がる怒りは抑えることのできないほどの行動に転化し噴出しているからだ。自らの未来をかけて原発を止めていこう!         

◆御用学者山下を逃がすな!
  キャンパスから原発を止める行動を!

 
 私たち学生こそ原発を止めることができる。なぜなら原発を推進する連中はキャンパスの中に存在し、だからこそ原発を止める現実もキャンパスの中にこそあり、私たち学生はその主体だからだ。
 放射線リスクアドバイザー山下俊一(長崎大学教授)を大学と学問の名にかけて、絶対に許してはいけない(発言一部上記)。今、福島の父母さんたちをはじめ7団体から「山下解任要求」の署名が福島県内で開始されている(6月21日~)。 彼の発言は、自らの責任を逃れ、福島の子どもたちの立場ではなく「原発」を守り「政府」を守り、子どもを見殺しにするものだ(子どもの鼻血や下痢が広まっている)。
 被爆地「ナガサキ」と「大学」の名をもってデマ宣伝をしていることに許し難い犯罪性があるが、大罪はこれだけにとどまらなった。「解任要求」に対して長崎大学長が「山下教授は一貫して科学的に正しい発言をしている」とのコメントを発表したのだ。福島の人々の必死の叫びが上がっている中で、大学をあげて山下擁護をしている。もはや中立でも学問でも大学でもない。学問が人間のためではなく、人々の怒りや存在を殺すために使われている。
 山下を絶対に逃すな!キャンパスから怒りの声をあげていこう!

絶対許さない!御用学者山下俊一の発言録

Q「これまで、福島は安全ですと言い続けてきたが将来、子どもたちに何か影響があった場合に、責任がもてますか?」※5月3日二本松市の講演会質問
●「基本的に大切なことは、将来のことは誰も予知できないんですね。神様しかできないんです。イエスともノーとも答えられません」※同回答
●「地放射能の影響は実はニコニコ笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」※3月21日福島市の講演会
●「これから福島という名は世界に知れ渡ります。福島、福島、何でも福島。もう広島・長崎は負けた。何もしないのに福島、有名になっちゃったぞ。これを使わん手はない」※同  
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