未来を奪われてたまるか!菅も増田もぶっとばせ!

今、ここで声を挙げ、
　　行動することこそ求められている

　「故郷を返せ」「仕事を返せ」「未来を返せ」－今、被災地をはじめ農民、漁民、子供たち･･･あらゆる人々の怒りが爆発しています。「このまま黙っていたら国に殺される」-毎週末、開催される反原発デモの嵐。あふれる怒りが、行動によって示されています。
　3.11大震災と福島原発事故ではっきりしたことは、政府も東京電力も人の命や生活など一切考えていないということです。彼らが頭にあることは、いかにして責任を逃れられるか、「復興」と称したカネ儲けがどれだけできるかということばかりです。
　そればかりか、「震災復興」を掲げれば、労働組合も誰も反撃できないと、首切り（内定切り）・賃下げ・非正規職化・増税・電気料値上げ･･･をドンドン推し進めています。国家公務員の給与も１割カットが強行されました。
　６．５大集会は、菅政権と資本家たちの「復興」と称したあくなき金もうけと労働者への大攻撃に怒りを爆発させる集会です。今こそ、声を挙げ、行動を開始するときです。私たちに求められていることは、「復興」や「がんばろう日本」の言葉とともに我慢した、堪え忍ぶことではありません。怒りを爆発させ、あらゆる怒りと結びつき、「原子力村」に象徴される腐りきった社会の構造を根本から変革していく運動を巻き起こしていくことこそ求められています。


こんな連中に殺されてたまるか！
　ー反失業・反原発の闘いをー

　「国策のために腹を据えろ」「覚悟が必要だ」「全原発を今すぐ稼働させろ」。何万人もの人々が亡くなり、今も何万人もの人々が避難生活を余儀なくさせられて中で、このおぞましい発言をしている人物こそ25年前に20万人の国鉄労働者（現JR）の首を切り、200人を自殺に追い込んだ国鉄分割民営化推進の張本人なのです。この「功績」＝労働者のしかばねの上に「JR東海会長」の座に就いているような人物なのです。
　さらに、国鉄分割民営化とセットで労働者派遣法が施行され、今日までに1千万人を超す労働者が非正規職に突き落とされています。労働者の権利や雇用形態の破壊はまさに、国鉄分割民営化から始まったのです。こういう連中が25年たった現在も、自らの延命のために原発推進し、労働者人民の命と生活を破壊しようとしているのです。こんな連中に殺されてたまるか！
　6.5大集会は、1987年の国鉄分割民営化で不当解雇された1047名解雇撤回闘争を中心に、大震災で始まった大失業と闘う集会であると同時に、原発に対する怒りを爆発させる集会です。「仕事を奪うな」「子供を放射能から守れ」と被災地の仙台や福島からも参加します。
　被災地の怒りと行動に結びつき、反失業・反原発の闘いの爆発へ！6.5集会に参加しましょう！


原発を止め、社会を変革していく力は　労働運動と学生運動の中にこそある

　6.5大集会は、労働運動と学生運動の力を甦らせていく集会です。日本にある54基もの原発建設は、職場・キャンパスから闘う団結の軸を解体することと一体で推し進められてきました。「どうやったら原発を止められるのか？」「社会を変えることはできるのか？」-この回答は、6.5集会を呼びかけている動労千葉（千葉のJRの労働組合）と法大学生運動の中にこそあります。動労千葉は、25年間、一貫して首切り、賃下げ、外注化、非正規職化と闘いぬき労働者の誇りと団結を守りぬいてきた労働組合です。法大闘争も学生自治破壊と真正面から立ち向かい、今も学生の闘う団結の砦＝文化連盟を守り抜いています。「労働者・学生には力がある」「闘えば勝つことができる」展望を指し示しています。
　誰もが怒りをもち、誰もが行動したいと感じ、誰もが現状の根底的変革にしか問題解決の道はないと感じている時代だからこそ、労働運動と学生運動の復権が必要です。6.5大集会を大成功させていきましょう！


新自由主義･大失業(震災解雇)と闘う労働組合を甦らせよう
怒りを一つに､国鉄闘争６･５大集会に結集を!

【集会要項】
●日時　６月５日(日)午後１時　※正午開場
●場所　東京・日比谷公会堂(日比谷公園)
●主催　国鉄分割･民営化に反対し､1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動（http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm）