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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 昼の抗議行動と一体で、一年生が人間環境学部と国際文化学部に抗議の申し入れを行いました!

 学務部は「預かりはするが、教授会が受け取るかどうかはわからない」というふざけた対応!
 これに対して一年生は断固申入書を叩きつけ、戦闘宣言を発しています!

 教授会は倉岡さんを処分するな!
 国際文化学部学部長・曽士才は一年生に謝罪しろ!

 以下、申入書をを掲載します。


法政大学総長 増田壽男 殿
国際文化学部長 曽士才 殿

申し入れ書

2011年2月23日 国際文化学部一年


 法政大学当局、国際文化学部長・曽士才によるこの間の一連の人権侵害の行為に対し強く抗議し、以下三点を申し入れる。

一、私の学外での行動の詳細(プライベート)を法大当局は問題にしているが、どのようにして、またどのような理由でその情報を入手していたのか。明確な根拠を有する訳ではないが、私の親からの報告を聞く限り大学の関係者が所々の現場で私を目撃したとは考えにくい。「偶然」という言葉では片付け難い程に私の行動は把握されていた。「偶然」でないとするなら一つ一つの事例の目撃者(証人)を提示した上で納得のいく説明を求める。

一、私の日々の行動を何故私の親に伝えたのか、その必要性ないし根拠を求める。私が取りあわなかったことを理由とするかもしれないが学生の学外における行動はプライバシー(私的な事)であって追及する事自体がおかしいのではないか。

一、曽学部長の「ゼッケンを付けてビラを配ったら逮捕される」といった趣旨の発言についてその根拠を求める。「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」(憲法19条)で思想信条の自由は保障されており、法律、倫理、どの面から見ても全く問題ない行動と思われるのだが。

私は法大当局による思想統制及びプライバシーの侵害を強く弾劾する。
法大当局は、不当な弾圧を直ちに中止し、真実を明らかにした上で謝罪せよ。



人間環境学部教授会 御中
2011年2月23日

申し入れ書

人間環境学部 倉岡雅美


 4月1日以降、私への追加処分を下さないことを要求します。
 本年3月31日をもって私への一年の停学処分が終了します。これまで、私の処分が終了する時が近づくたびに、さまざまな口実で処分が追加されてきました。このようなことは許されないと考えます。それにあたって、特に次の二点に対して貴教授会は真剣に向き合うべきだと考えます。

①2010年11月下旬ごろから登場した「授業準備妨害看板」について。これについて貴教授会はどう考えているのでしょうか? 授業の「準備」の妨害として、休み時間の演説までをも何か違法なものであるかのように描こうとする、処分のための理由作りに他なりません。またこの措置は、言論・表現の自由に対する歴史上初めての事態です。
②2010年10月11日の「日本国神党」のキャンパス情宣について。当日は私もその場にいましたが、彼らは1時30分~2時ごろまで、つまり授業時間中にキャンパス正門前で街宣車2台による大音量で罵声を浴びせるということが起こりました。まさにキャンパスが右翼街宣車に蹂躙されていました。しかし、いつも私たちに対して「授業妨害」を盛んに主張してくる法政大学職員および警備員が、この時だけは何もせずただ見ていました。後に10月14日、1年生3名が宮崎学生センター長にこのことについて問いただした際に、彼は「あれは中核派を批判していたから、言論表現の自由がある」と答えました。なぜ私たちの主張は常に「騒音」であり「妨害」とされ、「日本国神党」の主張は「批判」であり、「言論の自由」の一部として授業時間中でも許されるのでしょうか? 法政大学当局の行っていることは明らかな思想弾圧であることの証左です。

処分を決定した責任は自分にはないように教授はいつも「仕方ない」「しょうがない」と言います。そして最後は「法政が嫌だったら辞めればいい」と。これらの言葉は全て、現状を追認するものです。「どんな現状にも従うしかない」絶望やあきらめそのものであり、「学生には何の力もない」学生の存在を初めから貶めています。
今の中東の情勢を見てください。青年・学生の命をかけた独裁政権の打倒の闘いに対して、どういう立場をとりますか?「独裁が嫌だったら国外にいけばいい」と言うのですか?法政大学のやり方も中東の独裁政権と同じようにこれから先も永遠に続くものではありません。法政大学の正当性とは、ただ一点「大学の決定」これだけです。体制当番を積極的に担う教職員も年々、激減しています。ごく少数の教職員(職員半澤・勝又)を除けば、今の状態が正常だなんてだれも思っていません。
「こんな現状をぶち破りたい」という思いは、何か一部の学生の思いではなくなってきています。学費、就職難、非正規職化…。今の法政大学の中でどこから矛盾が爆発するかわからない状況です。私の処分は「おかしい」と声を挙げ、行動してくれている学友もいます。処分撤回署名も300を超えています。
キャンパスに入れず、正門前にいる私に対して「処分の正当性」を言ってくる教授は誰もいませんでした。目を合わせないようにする教授ばかりです。「理事会・大学の決定」以上の「正当性」は何もないのです。これが正当性といえるのでしょうか?私は「大学の決定」を背後にした正当性ではなく、自身の行動によって、自らの正当性を主張します。法大当局が裁かれることはあっても、私は処分を下されるようなことは一切していません。
 これ以上の私への追加処分をしないことを要求します。                     
以上



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