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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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法大からも「処分阻止!戦争反対!」で続こう



 みなさん! 今、イギリスを先頭に世界の学生が激動の2010年を締めくくる歴史的な大闘争に起ち上がっています! 日本では12・9法大デモをはじめ、東北大、富山大、広島大、京都大で反戦デモが闘われています。さらに全学連が英、米、ギリシャの学生に連帯メッセージを送りました。「戦争反対! 大失業攻撃許すな! 教育の民営化を許すな!」を旗印とする学生反乱を来年さらに燃え上がらせよう。

倉岡処分を阻止しているぞ!

 今月15日の人間環境学部教授会は、倉岡さん(人環3)への処分を議題にすらできなかった。倉岡さんへの新たな処分を許さない、法大生の怒りと団結が勝った!
 この間法大当局は、処分の口実作りのために、「授業準備妨害」なる看板での威圧、ビデオでの盗撮を行ってきた。しかしそれが、倉岡処分を狙うだけでなく、3万法大生に対して「おとなしく大学の言うことに従え」「大学の在り方や政治、世の中のことに声をあげるな、疑問を持つな」というものであることがはっきりしたとき、門前でビラが受け取られ、処分撤回署名が集まり、11・26第6波、12・9第7波の法大包囲デモに1年生が不屈に起ち上がった。このことが、当局の狙いを破産させたのだ。
 居丈高にキャンパス中央に登場していた勝又、半澤、松崎ら職員連中は、いったんは姿を現すことすらできないまでに打ちのめされた。彼らは今また無気力にキャンパス中央に現れ、演説をする倉岡さんや洞口さん、斎藤君に罵詈雑言を浴びせることで、むしろその焦燥感を露わにしている。彼らの言葉は学生を見下し、貶めるものであり、絶対に許せない。しかし、世界を語り、天下国家を語り、学生の生き方を熱く語る文化連盟のアピールと比べて、彼らの言葉は何と小さいことか!
 こんなやつらに法大を支配させてなるものか! 学生はこんなやつらに支配されるようなちっぽけな存在ではない。追加処分を絶対に阻止し、倉岡さんをキャンパスへ取り戻そう。その団結が、監獄支配をぶち破ってキャンパスを学生の手に取り戻す力となる。

2011年も闘って勝利するぞ!

 2010年の闘いをとおして、1年生をはじめ多くの学生が文化連盟の旗の下に結集した。この闘いは、法大資本・当局と非和解で闘う文化連盟をはじめとする法大生が、名実ともにキャンパスの主人公になる闘いへと上り詰める。それが2011年の闘いの核心でもある。
 大恐慌と戦争、大失業の現実は一見、労働者・学生にとって暗黒時代の到来だ。しかし世界中で「俺たちは奴隷ではない」と叫び、闘いに起ち上がっている学生がいるように、労働者・学生が国際的に団結したとき、朝鮮半島への侵略戦争突入という情勢は、労働者が資本家連中にとって代わる決定的チャンスへと転化する。そのカギを握るのがあなたの勇気ある一歩であり、法大闘争の前進だ。文化連盟は「ひとりの仲間も見捨てない」。そして戦争を許さない闘いの先頭にたつ。ともに2011年を闘おう。署名にご協力を!

■イギリス 9日、教育予算削減=学費3倍化に対する2万の学生デモが国会を直撃。皇太子夫妻を恐怖に陥れる。
■ギリシャ 15日、政府の財政緊縮策に対する労学ストと2万のデモが警官隊と激突して闘われる。
■アメリカ 14日、11月末に学費値上げと大学職員の賃下げをめぐる行動で逮捕された学生の裁判。
■イタリア 14日、国会でのベルルスコーニ内閣不信任案否決を受けてローマで学生が暴動に起ち上がる。

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