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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 みなさん。
 今週金曜の26日に今年第6波目の法大包囲デモを行います。すべての法大生のみなさんへ結集を呼びかけたいと思います。
 何よりいま、「停学1年」の不当処分を受けている人間環境学部3年の倉岡さんに対して、さらなる追加の処分が狙われています。
 これに対して「不当処分撤回を求める署名」がいま、1525筆集まっています。
 今こそ学友への不当処分に対して署名とデモで声をあげよう! 処分を絶対に阻止し、倉岡さんをキャンパスに取り戻そう!

でっち上げ不当処分弾劾!
 倉岡さんは今年3月、人間環境学部教授会(学部長・長峰登記夫教授)によって不当な「停学一年」の処分が下されました。理由としては①今年2月の入試期間に拡声器で演説をして試験を妨害した②2009年4月24日に構内で集会を開き授業を妨害した、というものですがこれは100%でっち上げの不当処分です。
 まず①について。倉岡さんが演説をしていたのは試験開始前であり、さらに入試も通常どおり行われており、「妨害」の事実などはカケラも存在しないのは確定的に明らかです。
 そして②について。2009年4月24日はここ数年の法大当局による学生の自治破壊・規制強化と学生への不当処分に抗議する大集会を行った日です。ここには1000人を越える法大生が授業を抜け出して集まり、「今の法政大学のあり方はおかしい」「処分は不当だ」と声を上げたのです。こうした法大生の声を無視して強行されたのが倉岡さんへの処分なのです。
 人間環境学部教授会は極めて意図的に処分を強行しています。何より処分のために倉岡さんを呼び出した人環部学部長の長峰登記夫は「こんなことやりたくてやってるんじゃない。上(理事会)に言われて仕方なくやってるんだ」と言い放ちました。教授会自身が不当処分であることを認め、なおかつ処分を強行しているのです。
 私たちはこうした学友への不当処分に対して署名や集会・デモを通じて闘ってきました。何より一年生が処分撤回を訴えるデモの先頭に立っています。
 不当処分に対して今こそ全学友は声をあげよう!

新たな処分策動を許さない!
 もうすぐ倉岡さんの「停学一年」処分があけようとしています。しかし法政大学当局は倉岡さんに対して追加の処分を狙い、何としても倉岡さんをキャンパスに入れないための策動を行っています。まさにこの11~12月が正念場です。
 法政大学当局はこの11月から、集音マイクを持ちだして演説の音量を測り、さらには正門前での演説が「授業準備にあたる学生・教員等の平穏な環境維持の妨げ」だという看板を掲げ、演説をやめろという弾圧をしかけてきました。これはまさに「不当な処分を受けても黙って従え」ということに他なりません。
 さらに言えば、いま大学生の就職内定率が過去最低の57.6%という現実の一方、東証株式1部上場企業800社の中間決算で利益が07年リーマンショック以前の水準を超えるという事態が起こっています。こうした現状に対してまさに倉岡さんは声を上げ、それに対して法大当局は処分をしようとしているのです。学生から未来を奪っているものこそ法大当局であることは明らかです。
 学内からはこうした演説禁止看板や倉岡さんへの不当処分策動に対して怒りのメッセージが寄せられています。
 倉岡さんの処分を阻止できるか否かは、私たち法大生の行動にかかっています。法大当局は不当処分であることを百も承知であるからこそ、「演説禁止看板」を含めた無茶苦茶な弾圧をしかけているのです。であるからこそ、全学生が「こんな処分おかしい」と声を上げた時に処分を阻止することは可能です。

学生は政治を取り戻そう!
 みなさん。私たちは06年3月14日(いわゆる3・14法大弾圧)以降、学内で立て看板もビラまきも許さない、抗議したら処分という法政大学のあり方に対して、文化連盟を先頭に絶対反対で闘い続けてきました。そして私たちは、こうした闘いが実は教育であり資本をめぐるものであり、さらには全世界の学生・労働者が直面している大恐慌・大失業と戦争の問題と一体であることをつかみ、全国・全世界の労働者・学生と団結してAPEC粉砕闘争などの反戦・政治闘争に立ち上がってきました。
 私たちが訴えたいのは、「今こそ学生は政治を取り戻そう!」ということです。
 学生が政治について討論したり行動に立ち上がったりすることは当然のことです。アメリカで、韓国で、中国で、フランスで、ドイツで、全世界で学生が「戦争反対!」「教育の民営化(私物化)反対!」と訴えてストライキやデモに立ち上がっています。
 何よりもここ日本でも、11月7日には動労千葉などの闘う労働組合が呼びかけ「菅・民主党政権による戦争と労働組合破壊攻撃をうち破ろう」と訴える集会に5900人の学生・労働者が結集しました。さらには各国の首脳が集まって労働者・学生にさらなる搾取と戦争を進めるためのAPEC会議が行われた横浜で840人の学生・労働者が集まってデモを叩きつけました。
 こうした実践的行動こそが社会を変えていく力です。
 みなさん。法大当局はビラまきや演説を学生から奪うことをもって私たちから政治を奪っています。教授は「学生は政治のことなんて関心がない」などと言っていますが、そんなことはありません。学生こそ次の社会の担い手であり、ラジカルな行動に立ち上がれる存在です。一年生をはじめとした法大生の決起がそれを示しています。
 26日の法大包囲デモから12月にもストライキに立ちあがろうとしている動労千葉の呼びかける11・29集会へ大結集し、私たち自身の手に政治を取り戻そう!
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