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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 法政大学で5月28、29日、38人の学生が逮捕されるという大弾圧が起こりました。一刻も早い釈放を実現するために、賛同署名を集めています。ご協力よろしくお願いします。またどんどん転載してください。

※法政大学文化連盟のサイトで、5月29日当日の動画を見ることができます。
 http://08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-17.html


■5・28~29法大弾圧弾劾!「38人の学生を釈放しろ」賛同署名にご協力をお願いします■

38人の学生を釈放しろ! 5・28~29法大弾圧救援会
呼びかけ人 葉山 岳夫(第二東京弁護士会)
      森川 文人(第二東京弁護士会、法大弾圧弁護団)
      藤田 正人(東京弁護士会、法大弾圧弁護団)
      河村 健夫(東京弁護士会、法大弾圧弁護団)
      指宿 昭一(第二東京弁護士会、法大弾圧弁護団)
      伊藤えりか(法政大学第一法学部自治会元委員長、学生会館学生連盟元理事長)
      久木野和也(法政大学学生、3・14被逮捕者、無期停学処分者)
           友部 博文(法政大学学生、07年4・27法大弾圧被告、退学処分者)
  住所 港区新橋2―8―16石田ビル4階 救援連絡センター気付

 すべてのみなさん! 5月28日、29日の両日、法政大学市ヶ谷キャンパスにおいて学生38人が逮捕されるという前代未聞の大弾圧が起きました。サミットに反対して学内をデモしたら逮捕――こんな暴挙は絶対に許せません。38人の学生の即時釈放を実現するためにあらゆる力を寄せていただきますよう、心から訴えます。

◆「サミット粉砕! 処分撤回!」を訴えてデモを行った学生たちに、百数十人の公安刑事が襲いかかった
 5月29日、3・14法大弾圧を許さない法大生の会は、「洞爺湖サミット粉砕! 処分撤回!」を掲げて、昼休みキャンパス集会と法大包囲デモを呼びかけました。この闘いが大きく盛り上がることを恐れた法大当局と警察権力は、前日の28日昼に正門前で5人の学生を逮捕しました。4月11日に起きたとされる「傷害事件」のデッチあげで、全学連の織田陽介委員長や07年4・27法大弾圧被告の新井拓君ら3人が令状逮捕。その3人のすぐそばにいた学生2人が「公務執行妨害罪」をデッチあげられたのです。
 そして29日当日。法大キャンパスには文字どおり厳戒態勢が敷かれました。前日に続いて正門は完全閉鎖。キャンパス中央は工事用のカラーコーンとバーで立ち入り禁止。門という門にはジャージ姿の職員や警備員が配置され、学生センター(旧学生部)職員が張り付き、正門向かいの外堀公園では100人を超える警視庁の公安刑事が監視していました。
 しかしこんな大弾圧体制をうち破り、昼休みが始まる12時半にキャンパス中央に学生たちが登場しました。横断幕を掲げ、トラメガを使ってアピールを始め、群がってくる学生センター職員を蹴散らして、「学内デモに出よう!」のかけ声とともにデモを始めました。解放感あふれるデモが学内を席巻しても、法大当局はまったく制動することができません。この現実にたまりかねた当局が警察を導入し、午後1時、百数十人の公安刑事が学内に突入。学生たちは55年館1階のエレベーターホールで、スクラムを組んで一歩も引かずに闘いぬきました。公安刑事どもは団結した学生の力にはね返されながらも、数だけを頼りに襲いかかって、「建造物侵入」などの容疑で33人を逮捕・連行していったのです。

◆法政大学では2年間に計83人の学生が逮捕された
 法政大学ではこの2年あまり、まったく不当な弾圧が繰り返されてきました。
 06年は、3月14日の29人逮捕に始まって、計40人が逮捕されました。07年は、4月27日に新井君・友部君の2人を不当逮捕(起訴。7カ月の勾留をへて11月に奪還)。10月17日に3人を不当逮捕、うち1人内田君を起訴(7カ月の勾留をへて5月に奪還)。今回の5・28~29弾圧をもって、2年間の被逮捕者は実に合計83人です。
 ことの始まりは、06年2月に法政大学当局が打ち出した、ビラまきや立て看板設置の規制でした。これに抗議した学生が3月14日にデモを行ったところ、200人もの公安刑事が学内に侵入して29人を逮捕。大学当局はその後、3月14日に逮捕された法大生に退学処分・無期停学処分を下してきました。
 「こんな学生支配が許せるか!」 法大生たちは、逮捕されようと処分されようと、大学当局を徹底的に弾劾して闘いぬいてきました。
 法大当局はさらに07年夏、学生の自主的なサークル団体をすべて解散させ、大学当局に登録したサークル以外は一切認めないという規則をつくりました。60個を超える監視カメラ、「殺してやる!」と叫びながら学生に襲いかかるジャージ姿の職員の徘徊、日々繰り返される人権侵害と横暴。キャンパスで演説するのも許可制。今年5月には法大当局を批判した学生に停学処分を強行しました。
 しかし学生たちは屈服しませんでした。それどころか団結をますます固めて、今年5月21日、22日には文化連盟がキャンパス抗議集会を開催しました。それに対して当局は、学生が拡声器で訴えようとすれば殴る蹴るの暴行をはたらき、集会をやろうとすれば羽交い締めにしてキャンパスからたたき出しました。「こんな大学は絶対におかしい! こんな大学当局は絶対に許せない!」 全身アザだらけになりながら暴行に屈せずキャンパス集会を行った学生たちが、いよいよ5月29日にキャンパス集会と法大デモに打って出ようとしていたのです。
 闘いが大きく広がり、徹底的に追い詰められたのが法政大学当局と警察権力でした。どんな弾圧にも処分にも屈しない学生の団結と闘いを前に、ついに5月29日、公安刑事をキャンパスに突入させて大量逮捕という暴挙に打って出たのです。

◆全世界に戦争と失業、貧困をもたらした強盗たち。洞爺湖サミットに怒りを!
 「洞爺湖サミット粉砕」を掲げてデモをしたら逮捕――この現実こそ、7月に開催される洞爺湖サミットとは何なのかを、端的に示しています。
 全世界の労働者が今、戦争、失業、貧困、飢餓にあえいでいます。そして世界中で、労働者の反乱が燎原の火のように広がっています。
 5月1日にはアメリカのILWU(国際港湾倉庫労組)とイラクのGUPWI(イラク港湾一般労組)が「イラク戦争反対」を掲げて港を封鎖するストライキに立ちました。韓国民主労総も6~7月にゼネストに決起しようとしています。インドの首都・ニューデリーでは4月24~25日にゼネスト。イギリスでは公共部門40万人がスト。フランスでは教育労働者が全国スト、マルセイユ港もストで閉鎖。ドイツでは郵便労働者、ベルリン交通局の労働者、保育園・学校・自治体の労働者のスト。スウェーデンでは医療・福祉労働者10万人がスト。中南米やアジア、アフリカ、中東などで食糧暴動が爆発しています。
 日本でも「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」があふれ、『蟹工船』が青年たちに爆発的に読まれています。大学には、学生を資本の奴隷とするための「学問」しか存在しません。しかし青年労働者がいたるところで闘わない既成の労組幹部に真っ向反乱を起こし、また新たに組合を結成して、力強い反撃を始めています。
 サミットに集まってくるG8首脳たちは、今や全世界の労働者の怒りの的です。国家権力は、労働者や学生の闘いが大きく広がることを恐れているからこそ、「サミット粉砕」を訴える学生を逮捕したのです。こんな弾圧には絶対負けられません。
 これほど大がかりな弾圧に踏み込んだということは、国家権力は起訴も策動しているかもしれません。そんなことを許さないために、労働者・学生・市民の怒りをたたきつけ、38人の1日も早い釈放をなんとしても実現しましょう。「38人の学生を一刻も早く釈放しろ!」――この一点で力を合わせましょう。ぜひとも賛同署名をお寄せください。
 法政大学当局と麹町警察署、警視庁公安一課に「38人の学生を一刻も早く釈放しろ」という声を集中してください。一人ひとりバラバラに警察署に勾留されている学生たちに、激励の声をお寄せください。そして救援カンパを寄せていただきますよう、心からお願いします。
         2008年5月30日

 

◆賛同署名をお寄せください
  連絡先 38人の学生を釈放しろ! 5・28~29法大弾圧救援会
  住所 港区新橋2―8―16石田ビル4階 救援連絡センター気付
  電話 070―5084―7410  FAX03―3591―3583
  E-mail houdaikyuenkai@yahoo.co.jp 

【5月28日、29日に法政大学で逮捕された学生38人をただちに釈放することを求めます】
お名前(フリガナ)

職業・肩書き・所属団体など

公表  可 ・ 不可

住所

電話

メールアドレス

一言メッセージ


◆救援カンパにご協力を!
 ▽郵送 港区新橋2―8―16石田ビル4階 救援連絡センター気付「法大弾圧救援会」
 ▽銀行振込 三菱東京UFJ銀行 錦糸町駅前支店 普通3520695「法大弾圧救援会」
 ▽郵便振替 00160―0―585187 「法大弾圧救援会」

◆警視庁公安一課、検察庁、東京地裁および法政大学当局に抗議を!
 ▽法政大学総長室 ℡ 03-3264-9420
 ▽法政大学学生部 ℡ 03-3264-9471  FAX 03-3264-9598 mail gakusei@hosei.ac.jp
 ▽警視庁公安一課 ℡ 03-3581-4321
 ▽東京地方検察庁 ℡ 03-3592-5611
 ▽東京地方裁判所 ℡ 03-3581-5411(代)

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