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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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2010年7月21日
法政大学総長 増田 壽男 殿
経済学部長 佐藤 良一 殿
経済学部経済学科 洞口朋子

再審査請求

 2010年7月2日の経済学部教授会での「無期停学」処分決定に異議を申し立てます。経済学部教授会は、「処分反対」のクラス決議をはじめとした多くの学生の声をまったく無視し、処分を強行しました。怒りを抑えることはできません。ただちに処分を撤回せよ。

 私への処分の理由は、
①2010年6月10日、4月23日の「授業妨害」
②2010年2月5日の受験生への「通行妨害」
③過去の処分を全く反省していない
以上の三点です。

 しかし、この処分は120%不正義です。
 まず①についてです。6月10日の「授業妨害」なるものは完全にでっちあげです。なぜならば、当該のクラスで、7月1日に「洞口さんは授業妨害なんかしていない!」というクラス決議が学生の拍手であがっているからです。しかも、その授業を受け持つ人間環境学部教授も、「授業妨害はなかった」旨を人間環境学部長に伝えています。このことからも明らかなように、「授業妨害」などというものは法大当局によるでっちあげ以外の何ものでもないということです。「被害者」のいない「授業妨害」とは一体何なのでしょうか。逆に、学生が自由に討論している教室に、職員を装ったヤクザ部隊がドカドカと入ってきて、ビデオで学生を撮影し暴力的に排除する。学生の学びの場を「妨害」しているのは法大当局の方です。4月23日についてもまったく同じです。そもそも授業が始まる前で、教授すら来ていませんでした。迷惑行為など成り立つわけがありません。

 次に②についてです。私は受験生への「通行妨害」などやっていません。当日の写真を見れば一目瞭然です。しかも当日、法大当局は警視庁公安部と結託して私を「威力業務妨害」で逮捕しました。私を含めた6人の学生は、23日間の拘留を強いられ、朝から夜まで「取り調べ」という名の転向強要を受けました。経済学部教授会は私が逮捕されている間、抗議の声ひとつでもあげたのですか。そもそも法大当局は、今年の入試期間中に12名の学生に対して市ヶ谷キャンパス半径200m以内の立ち入りを禁止する「情宣禁止仮処分」を裁判所に決定させました。大学の「営業権」のためには、学生の表現活動の自由までを侵害しても恥じない。これが果たして「大学」なのかということです。

 最後に③について。こんなデタラメな理由に対し、「反省」などできるはずがありません。私は経済学部教授会に「恥を知れ!」と言いたい。こんな処分がまかり通っていいはずがありません。学生から自由を奪う大学に未来などありません。学生がいつまでもおとなしく従っていると思ったら大間違いです。私は、これからも仲間とともにキャンパスを学生の手に取り戻す日まで闘いを続けます。

 経済学部教授会に、ただちに処分を撤回するよう求めます。
以上。

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