法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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いよいよ責任者・安東が登場!
4月24日に開かれた10・17弾圧裁判の第4回公判は、法大裁判史上最も権力者を追いつめた裁判になった!
冒頭、証人として安東前学生部長が登場。安東は3年間にわたって学生部長を務め、3・14弾圧以来の学生逮捕やサークル活動潰しを行ってきた張本人だ。「相手にとって不足はない!」“法廷慣れ”した内田君がにらみをきかせ迎え撃つ。
検察側の尋問が始まる。逮捕状況やこの間の弾圧の状況などを話す安東だが、消耗しきっていることが手に取るようにわかった。確認できているだけでも内田君が60回もわたって入構し、逮捕後も入構がエスカレートしていると裁判官に泣きついている安東。検察も全く迫力もない。公判部機動班の治安検事たちは、すべて異動になり、責任者・藤本検事以外は全部新顔だ。裁判中終始、傍聴席の声を気にし、「裁判長、右から○○番目の傍聴人を退廷処分にしてください」と懇願する始末だ。
主尋問の内容の特徴のひとつは、体制当番の目的を11・4のよびかけ阻止・逮捕ではなく、「学生の教育環境」を危惧した対応であるかのように言い出したことだ。
10月24日、562教室にいた学生から行った「聞き取り」なるものを安東が証言。要は、「怖いので騒ぎが起きないで欲しい」「うっとおしい」などという意見を3人の学生から聞けたというもので、そもそも逮捕当日の安東の巡回や110番とは何の関係もない。安東が「学生のために」逮捕したという虚構をつくろうためだ。
さらに、安東は、3・14弾圧以来やっている思想弾圧・言論弾圧を言い逃れるためにデタラメな論を展開。「(規制は)全学連、法大生の会(政治的、批判的)発言の内容、趣旨には関係ない」「(法大の)学籍を有しているものもいるが、学外の組織にたまたま参加しているのであって、全学連は完全な学外団体」などと詭弁を弄する安東。しかし、他方で政治判断をこっそり引き入れる。「(全学連は)正当な理由で入ってきたとは言えない。(業者とは)画然と区別されるべき」また「学内の団体として届け出があれば適正に判断」とか「許可があれば、立て看板を出すこともできるかもしれない」と、結局企業はフリーパス、学生は「大学にとってふさわしいかどうか」を当局が恣意的に決め、弾圧するという勝手な論理が暴露された。
内田君が反対尋問の先頭に立つ!
安東への反対尋問の先頭にたった内田君。しかし、裁判長が「被告人の質問がかみ合わなかったらやめさせる」と執拗に妨害。これをぶっとばして、内田君が尋問に立つ。
内田君の尋問の内容は、徹底的に11・4弾圧という本質から逃げる安東を徹底的に弾劾し、理論的にも追いつめていく内容になった。
体制当番の期日が10月15日~11月2日までで、完全に11・4弾圧のためであったことが、猪脇尋問で明らかにされた。しかし、安東は猪脇の上司であるにもかかわらず、猪脇証言よりあいまいな証言をした。具体的には、この点を徹底追及。
さらに、森川弁護士から「学外者」「学外団体」の基準を徹底的に追及。安東はあいまいな答えしかできず混乱する。結局、「(基準は)大学にふさわしいかどうか」「実体として(審査が)必要なことはない」と大学当局の思想差別・選別によって何でも決められていることがはっきりとした。
さらに、内田君が安東に追及を続けるが、なんとここで内田君に退廷命令が下された。
内田君が退廷に!
退廷のやりとりは以下の通り。
裁判長「(安東)証人に、“さんづけ”しなければ、もう尋問させません」内田君「お前にそんなことを言う権限があるのか?!」
裁判長「退廷にしなさい!」
これだけで退廷! しかし、この退廷処分の核心は、さんづけか否かをめぐる激突ではないということだ。内田君は、怒りを爆発させつつも、緩急つけながら、安東の欺瞞を暴いていった。
裁判の主役である被告人を叩き出さなくては裁判が成り立たないほど、安東を理論的にも追いつめたということだ。まさに、階級裁判だ!
傍聴の仲間が拘束→監置!
内田君に退廷命令が下されると、無茶苦茶な訴訟指揮に対して、傍聴席の怒りが爆発! その中で、「クソ裁判官!」と言った女性に対し「拘束」命令が下された。
それでも傍聴の仲間の怒りはおさまらない。半田裁判長は、「このままで裁判は続行できない」といっていきなり「閉廷」にした。弁護士の発言も終わっていないにもかかわらずに。 公判後、裁判が開かれ、非転向を貫いたということで、「2日間の監置」が決定された。監置とは、東京拘置所に監置されるという処分。法廷で、権限をふりかざす裁判官のやり方は、国家権力の動揺のあらわれでしかない。次の公判も続けて安東尋問。さらに面白くなってきた。(仲間は2日後、元気に釈放された)
4月24日に開かれた10・17弾圧裁判の第4回公判は、法大裁判史上最も権力者を追いつめた裁判になった!
冒頭、証人として安東前学生部長が登場。安東は3年間にわたって学生部長を務め、3・14弾圧以来の学生逮捕やサークル活動潰しを行ってきた張本人だ。「相手にとって不足はない!」“法廷慣れ”した内田君がにらみをきかせ迎え撃つ。
検察側の尋問が始まる。逮捕状況やこの間の弾圧の状況などを話す安東だが、消耗しきっていることが手に取るようにわかった。確認できているだけでも内田君が60回もわたって入構し、逮捕後も入構がエスカレートしていると裁判官に泣きついている安東。検察も全く迫力もない。公判部機動班の治安検事たちは、すべて異動になり、責任者・藤本検事以外は全部新顔だ。裁判中終始、傍聴席の声を気にし、「裁判長、右から○○番目の傍聴人を退廷処分にしてください」と懇願する始末だ。
主尋問の内容の特徴のひとつは、体制当番の目的を11・4のよびかけ阻止・逮捕ではなく、「学生の教育環境」を危惧した対応であるかのように言い出したことだ。
10月24日、562教室にいた学生から行った「聞き取り」なるものを安東が証言。要は、「怖いので騒ぎが起きないで欲しい」「うっとおしい」などという意見を3人の学生から聞けたというもので、そもそも逮捕当日の安東の巡回や110番とは何の関係もない。安東が「学生のために」逮捕したという虚構をつくろうためだ。
さらに、安東は、3・14弾圧以来やっている思想弾圧・言論弾圧を言い逃れるためにデタラメな論を展開。「(規制は)全学連、法大生の会(政治的、批判的)発言の内容、趣旨には関係ない」「(法大の)学籍を有しているものもいるが、学外の組織にたまたま参加しているのであって、全学連は完全な学外団体」などと詭弁を弄する安東。しかし、他方で政治判断をこっそり引き入れる。「(全学連は)正当な理由で入ってきたとは言えない。(業者とは)画然と区別されるべき」また「学内の団体として届け出があれば適正に判断」とか「許可があれば、立て看板を出すこともできるかもしれない」と、結局企業はフリーパス、学生は「大学にとってふさわしいかどうか」を当局が恣意的に決め、弾圧するという勝手な論理が暴露された。
内田君が反対尋問の先頭に立つ!
安東への反対尋問の先頭にたった内田君。しかし、裁判長が「被告人の質問がかみ合わなかったらやめさせる」と執拗に妨害。これをぶっとばして、内田君が尋問に立つ。
内田君の尋問の内容は、徹底的に11・4弾圧という本質から逃げる安東を徹底的に弾劾し、理論的にも追いつめていく内容になった。
体制当番の期日が10月15日~11月2日までで、完全に11・4弾圧のためであったことが、猪脇尋問で明らかにされた。しかし、安東は猪脇の上司であるにもかかわらず、猪脇証言よりあいまいな証言をした。具体的には、この点を徹底追及。
さらに、森川弁護士から「学外者」「学外団体」の基準を徹底的に追及。安東はあいまいな答えしかできず混乱する。結局、「(基準は)大学にふさわしいかどうか」「実体として(審査が)必要なことはない」と大学当局の思想差別・選別によって何でも決められていることがはっきりとした。
さらに、内田君が安東に追及を続けるが、なんとここで内田君に退廷命令が下された。
内田君が退廷に!
退廷のやりとりは以下の通り。
裁判長「(安東)証人に、“さんづけ”しなければ、もう尋問させません」内田君「お前にそんなことを言う権限があるのか?!」
裁判長「退廷にしなさい!」
これだけで退廷! しかし、この退廷処分の核心は、さんづけか否かをめぐる激突ではないということだ。内田君は、怒りを爆発させつつも、緩急つけながら、安東の欺瞞を暴いていった。
裁判の主役である被告人を叩き出さなくては裁判が成り立たないほど、安東を理論的にも追いつめたということだ。まさに、階級裁判だ!
傍聴の仲間が拘束→監置!
内田君に退廷命令が下されると、無茶苦茶な訴訟指揮に対して、傍聴席の怒りが爆発! その中で、「クソ裁判官!」と言った女性に対し「拘束」命令が下された。
それでも傍聴の仲間の怒りはおさまらない。半田裁判長は、「このままで裁判は続行できない」といっていきなり「閉廷」にした。弁護士の発言も終わっていないにもかかわらずに。 公判後、裁判が開かれ、非転向を貫いたということで、「2日間の監置」が決定された。監置とは、東京拘置所に監置されるという処分。法廷で、権限をふりかざす裁判官のやり方は、国家権力の動揺のあらわれでしかない。次の公判も続けて安東尋問。さらに面白くなってきた。(仲間は2日後、元気に釈放された)
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