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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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齋藤君・洞口さんへの処分阻止



●「ビラまき」で処分するのか!

 文化連盟の齋藤郁真君(法)、洞口朋子さん(経)に法学部・経済学部教授会から2月2日の「面談通知」が来た。面談事項は「貴君の大学およびその周辺における行動について」だという。この通知は処分を狙ったものだ。絶対に許さない!
 そもそも法大当局は今まで何をやってきたのか。やつらは暴処法弾圧をはじめとして112人の学生を警察に売り渡し、33人を起訴し、半年以上獄中に閉じ込めてきた。
 それに対して洞口さんは09年、「8人の仲間を取り戻そう」「処分を阻止しよう」と訴え、クラスに入り、サークルを回り、ビラをまいてきた。
 仲間のためにビラをまく学生を処分する「正当な理由」とは何なのか! 昨秋、経済学部教授・後藤浩子は「ビラまきだけで処分はできない」と言っていたが、理事会からの恫喝が加わった途端、一気に処分へと舵を切ってきた。経済学部教授会は恥を知れ! もう堪忍袋の緒が切れた! いい加減にしろ!

●文化連盟と団結しよう!

 はっきりさせたいことは、大学がやってきたことは一貫して学生を処分で恫喝し、分断してきたということだ。学生の団結を破壊することと一体で08年学友会を解体し、学生ホールをとりつぶし、09年自主法政祭を規制してきた。そしてそれを貫徹するために学生を処分し、キャンパスの外へたたきだしてきた。
 しかも今度は4月からキャンパス全面飲酒規制を強行しようとしてきている。こんなことが許せるか!
 文化連盟の仲間を見てほしい。齋藤君たちは処分・逮捕を恐れず果敢に闘いに立ち上がり、団結を拡大し、昨年末にはついに東京拘置所からの保釈をかちとった。文連のように闘うことが、文連とともに闘うことが、法大生の未来を切り開く。今こそ文連のもとに団結して闘おう! 齋藤君、洞口さんへの処分を絶対に阻止しよう!

教育の民営化(私物化)に全世界の学生が怒りの反撃

●大学・教育が「ビジネスチャンス」に

 最近出版された「貧困大国アメリカⅡ」から、大学の新自由主義的再編・教育の民営化の現状を暴露したい。
  「子どもたちにとっての教育が、将来への希望ではなく恐怖や強迫観念に変わる時、彼らの不安はある種の業界にとって有益なビジネスチャンスとなる」(P60)―今アメリカでは学費が毎年10パーセントも高騰し、学資ローンが高利子化し、いったん支払いが滞れば単位が凍結され、ブラックリスト化され地獄の底まで追いまわされることになる。学生は「恐怖や強迫観念」をあおりたてられ、すさまじい競争にたたき込まれ、「有益なビジネスチャンス」となっている。
 他方で民営化された学資ローン会社は、新規ローン増加率の高い大学の役員にボーナスを与え、低利子の奨学金を駆逐していった。
 これが教育の民営化だ! 団結破壊とボロボロになるまでの競争、そして金権的腐敗が新自由主義なのだ! そしてこれが同じく法大の現実なのだ!
 教育の民営化に対し、世界中で学生の反乱が巻き起こっている。新自由主義は学生を激しく蹂躙する一方で、その怒りを呼びさましたのだ!
 今こそ学生の国際的な団結で教育の民営化をぶっとばそう! カリフォルニアの学生は「何も要求しません。奪取します。占拠します」と闘いに立ちあがっている。法大でも大学を占拠し・奪取するストライキに立ちあがろう!
 新自由主義の中、労働者と学生が同じ戦列に立つことが求められている。新自由主義は国鉄分割民営化からはじまった。国鉄分割民営化に対し唯一ストライキで立ち上がり、毎年世界の労働者を集め集会を開く動労千葉とともに闘おう!
 動労千葉の主催する2・13集会に集まろう!
 
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