法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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法大の闘いは世界とつながっている!
●法政の現実は、「生きさせろ!」と叫ぶ青年労働者の現実と一つ
国連大学の調査によると、世界のわずか1%の超富裕層が世界の富の99%を所有し、99%の人が世界の富の1%を分け合っているといいます(『毎日新聞』06年11月24日)。
資本家の資本家による資本家のための社会-誰が何と言おうと、これが私たちの生きている現代社会なのです。年収200万円以下の労働者は、1千万人以上いるという。これは、日本の資本家階級が、バブル崩壊後の不況をうけて95年日経連プロジェクト報告で、これまでの終身雇用制、年功序列賃金を解体し、日本の労働力を3つの形態に分けると打ち出しました。①長期蓄積能力活用型=正社員、②高度専門能力活用型=高度のスキルをもった派遣社員、③雇用柔軟型=非正規雇用、の3つにわけ、③の雇用柔軟型=非正規雇用形態の労働力を9割にするというものです。以後、日経連報告以来の10年間の資本攻勢と小泉首相が「構造改革」を押し進める中で、格差や貧困が激化してきたなかで起きている現実です。派遣法が改悪され、現在ほぼすべての職種に派遣やパート、アルバイトに置き換えられ、日本の労働総人口の半分が非正規雇用にされています。とりわけ、青年労働者には矛盾が集中し、働いても給料は上がらず、生存ギリギリで働かされ、ネットカフェに寝泊まりしなければならない労働者まで生み出されています。
一方、グッドウィルだけではなく、トヨタやキヤノンといった日本の大企業も偽装請負や違法派遣などを使って青年労働者を低賃金で働かせ、ボロ儲けしているのです。
「生きさせろ!」これが社会の実感だということです。労働者を食わせていけないほど、この社会は終わっています。
この現実と法政大学の現実はひとつのものだということです。
●団結破壊のための大学
大学は、率先して資本家と一体化し、労働者を支配していく役割を果たそうとしています。「9割が非正規」という現実の中では、もはや大学など必要ありません。だからこそ、大学どうしも競争原理の中に組み敷き再編・淘汰させ、学生も競争・分断の中に叩き込み、労働者を支配していく機関に位置づけようとしているのです。日経連報告の「長期蓄積能力活用型」「高度専門能力活用型」に対応した労働力の人材育成として位置づけられ、「資格をとれ」「公務員になれ」と、大学の価値を上げるための商品と位置づけれます。大学を卒業しても、「成果賃金」の名の下に、過労死寸前まで働かされ、「自己責任」の名の下に、低賃金を強制される。このイデオロギーは、教育によって成り立っています。高校や大学受験を通して、学生を「偏差値」で序列化し、人が人をけ落としていくイデオロギーを植え付ける―これが、労働者を支配していくイデオロギーそのものです。
「学問の自由」「大学の自治」などというのは、過去の話。大学が大学として成り立ってきたのは、日本が高度成長期であった戦後がほんの数十年の間成り立っていたにすぎません。
今起きているのは、こういった戦後的な大学のあり方が、戦後憲法体型の中でつくられていった大学のあり方が、全部ぶっ飛ばされたということです。
●闘っているからこそ弾圧がくる
この資本主義社会を続けさせていくために、資本家はさらに労働者への搾取を維持し、さらに強めていくために、何でもやる。それが、新自由主義です。学校も含めて公的機関は全部民営化し、資本家階級の私有財産に。労働組合やサークルをはじめ社会的連帯をすべて破壊。そして、国を維持するために、国家のあり方すべてを変えてしまおうというものです。06年には、教育の憲法というべき教育基本法が改悪され、「国民」のための教育から国家や資本のための教育への大転換がはかられました。07年には改憲のための「国民投票法」が成立。憲法第9条を全面的に解体し、戦争できる国家へ転換するための改憲への法案が成立させられたのです。
「世界恐慌」――この言葉が現実のものになっています。サブプライムローンの破綻とともに世界経済が崩壊に向かって進んでいます。世界経済の信用は収縮し、世界経済の中心であるアメリカの証券会社や銀行は倒産寸前です。FRBや世界のエコノミストたちが、世界経済を救おうと躍起になって、金利操作や資金投入をやっているものの、全く無意味です。行き先のなくなったマネーは、石油や金、食物の高騰となってあらわれ、株安、とりわけドル安が果てしない勢いで進んでいます。
新入生が大学にいるうちに、世界経済が崩壊します。資本主義が資本主義であるかぎり、この「恐慌」の矛盾を前に逃れることはできません。
もはや先がない資本主義社会だからこそ、より凶暴化し、労働者学生に牙をむいて襲いかかってきているのです。だからこそ、社会に対し団結を訴えているものに対して弾圧をしてくる。法政大学では、いかに平穏なビラ撒きや抗議であっても、すぐに警察を呼びこみ逮捕。自衛隊官舎に反戦ビラを撒いただけで「建造物侵入」で逮捕・起訴。この3月には、反戦デモをやった6人が、「公務執行妨害」で逮捕。資本主義社会が終わりを迎えているからこそ、こんな無茶苦茶な弾圧が起きているのです。
社会に対して、ストライキで闘おうとする労働者・学生に対する弾圧です。だからこそ、資本家の最も打撃になることをやるべきだ!
●時代の基調はストライキだ!
世界の労働者はストライキで闘っています。ストライキは、最後の手段ではない。労働者の怒りは「ストライキで資本家に一泡ふかせてやろう!」という怒りです。
○全駐労がストライキ!
基地労働者の組合である全駐労がストライキに入りました。全国の米軍基地で労働者がピケットを張り、激突しながら闘いぬいた。労働者が闘えば、戦争だった止められる! ストライキに入ったことのない労働者がほとんどという中で、ストライキを闘う中で、組合員も増え、団結が強化されているのです。
○北教組がストライキ!
人事評価制度導入と査定昇級制度に反対して、24年ぶりのストライキ。1万4千人という10割の教育労働者がストライキにたった。知事と道教委は、1万2千人の大量処分を発表したが、ストライキによって処分をおそれない団結をつくり出しています。
○動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)がストライキ
85年の国鉄分割民営化で2波のストライキを闘い抜き、20年間団結を守りぬいて闘っているJRの労働組合。80年代レーガン、サッチャー、中曽根の新自由主義攻撃と対決して、唯一団結を守り抜いて闘っています。今年の3月も「大幅賃上げ獲得」「業務の外注化絶対阻止」「強制配転者の原職復帰」を掲げて、春闘をストライキで闘いました。
○40秒の「不起立」ストライキ!
東京都の教育労働者である根津公子さんは、「日の丸・君が代」に対して、不起立で闘っています。都教委は処分をくり返し、「解雇」攻撃をかけていている。根津さんは、都教委の「解雇」恫喝をもはね返し、今年の卒業式では断固「不起立」を闘った。職場の教育労働者の闘いをつくり出し、連日、都庁に抗議行動を起こし闘っています。「不起立」闘争は職場の団結をつくり出す、「40秒のストライキ」!
学生も今こそストライキで闘おう!
処分粉砕!全学ストライキやろう!
がんじがらめの現実をぶっ飛ばそう!
だれもが、こんな息苦しい監獄のような大学のあり方はもう我慢ならない、「ふざけんな」と言ってやりたい!と思っています。
これまでずっと受験競争で互いに競い合わされ、大学に入ったところで、サークル活動に打ち込み、仲間をつくって、自分の本当にやりたいことを探っていこうとすれば、即座に「勝ち組になりたかったら資格を取れ」「SAがあるからサークルには入るな」と言われる現実。そしてそうした大学や社会のあり方に疑問をもち、声を上げようとしたら「学外者と関わるな」「政治セクトだ」と言われる法政大学!
しかし、その「レール」の先に待っているのは、青年労働者が生きていけない現実です。法大の平均的な卒業生が、卒業しても学生時代のバイトの賃金に満たない就職を強いられ、就職後数年で会社を辞めさせられたり、会社に入って1年未満のうちに病気にさせられたりしています。
こんな現実に対して、講義などを通して教授たちが提示する「解決策」とは、「低賃金でも会社のために犠牲になれ」「苦しいのは自己責任だ。おまえの能力がないからだ」「使い捨てでも我慢しろ」というのがいっさいです。なぜか? 私たち学生や労働者の立場に立って問題を考えるのでなく、一握りの資本家が労働者を搾取・収奪してボロもうけしていくことをいっさいの前提・基準にしているからです。
法大当局や資本の支配は分断がすべて。資本が労働者をバラバラにして資本の支配を貫徹するのと同じです。法大のがんじがらめの現実は、私たちを一生奴隷の地位におとしめるためのものなのです。
団結こそが展望だ!
なぜ法大当局は逮捕や処分を乱発しているのか? なぜ、門前に「入構禁止」の看板をデカデカと掲げているのか? なぜ膨大な金額を費やしてガードマンを雇い、監視カメラをあちこちに設置しているのか? 資本による暴力的な大学支配を貫徹するために、学生の団結を破壊して、分断してバラバラにすることが目的なのです。
だから、学生が団結して「こんな処分は無効だ!」と宣言してしまったら、分断支配は一瞬にして崩壊するのです。学生や労働者は分断され、バラバラにされているかぎりにおいては「みじめな存在」「力のない存在」にさせられています。けれど、すべての鎖を引きちぎって団結したとたんに、すべてを獲得し、世界を変える存在になるのです。現に、全国で、全世界で、学生や労働者の団結したたたかいがはじまっている。なにより、私たちのこの2年あまりのたたかいが、そうです。
獲得するのは全世界!
もう我慢する必要なんかない。「ふざけんな!」という意志を示してやろう。分断も競争も拒否して団結を貫くことがストライキだ。法大だけじゃない。全国、世界中の青年労働者が、ストライキぐらいぶちかましてやりたい! と思っている。大学を動かしているのは学生だ!職場を回しているのは労働者だ!世界に向かって宣言しよう!
●法政の現実は、「生きさせろ!」と叫ぶ青年労働者の現実と一つ
国連大学の調査によると、世界のわずか1%の超富裕層が世界の富の99%を所有し、99%の人が世界の富の1%を分け合っているといいます(『毎日新聞』06年11月24日)。
資本家の資本家による資本家のための社会-誰が何と言おうと、これが私たちの生きている現代社会なのです。年収200万円以下の労働者は、1千万人以上いるという。これは、日本の資本家階級が、バブル崩壊後の不況をうけて95年日経連プロジェクト報告で、これまでの終身雇用制、年功序列賃金を解体し、日本の労働力を3つの形態に分けると打ち出しました。①長期蓄積能力活用型=正社員、②高度専門能力活用型=高度のスキルをもった派遣社員、③雇用柔軟型=非正規雇用、の3つにわけ、③の雇用柔軟型=非正規雇用形態の労働力を9割にするというものです。以後、日経連報告以来の10年間の資本攻勢と小泉首相が「構造改革」を押し進める中で、格差や貧困が激化してきたなかで起きている現実です。派遣法が改悪され、現在ほぼすべての職種に派遣やパート、アルバイトに置き換えられ、日本の労働総人口の半分が非正規雇用にされています。とりわけ、青年労働者には矛盾が集中し、働いても給料は上がらず、生存ギリギリで働かされ、ネットカフェに寝泊まりしなければならない労働者まで生み出されています。
一方、グッドウィルだけではなく、トヨタやキヤノンといった日本の大企業も偽装請負や違法派遣などを使って青年労働者を低賃金で働かせ、ボロ儲けしているのです。
「生きさせろ!」これが社会の実感だということです。労働者を食わせていけないほど、この社会は終わっています。
この現実と法政大学の現実はひとつのものだということです。
●団結破壊のための大学
大学は、率先して資本家と一体化し、労働者を支配していく役割を果たそうとしています。「9割が非正規」という現実の中では、もはや大学など必要ありません。だからこそ、大学どうしも競争原理の中に組み敷き再編・淘汰させ、学生も競争・分断の中に叩き込み、労働者を支配していく機関に位置づけようとしているのです。日経連報告の「長期蓄積能力活用型」「高度専門能力活用型」に対応した労働力の人材育成として位置づけられ、「資格をとれ」「公務員になれ」と、大学の価値を上げるための商品と位置づけれます。大学を卒業しても、「成果賃金」の名の下に、過労死寸前まで働かされ、「自己責任」の名の下に、低賃金を強制される。このイデオロギーは、教育によって成り立っています。高校や大学受験を通して、学生を「偏差値」で序列化し、人が人をけ落としていくイデオロギーを植え付ける―これが、労働者を支配していくイデオロギーそのものです。
「学問の自由」「大学の自治」などというのは、過去の話。大学が大学として成り立ってきたのは、日本が高度成長期であった戦後がほんの数十年の間成り立っていたにすぎません。
今起きているのは、こういった戦後的な大学のあり方が、戦後憲法体型の中でつくられていった大学のあり方が、全部ぶっ飛ばされたということです。
●闘っているからこそ弾圧がくる
この資本主義社会を続けさせていくために、資本家はさらに労働者への搾取を維持し、さらに強めていくために、何でもやる。それが、新自由主義です。学校も含めて公的機関は全部民営化し、資本家階級の私有財産に。労働組合やサークルをはじめ社会的連帯をすべて破壊。そして、国を維持するために、国家のあり方すべてを変えてしまおうというものです。06年には、教育の憲法というべき教育基本法が改悪され、「国民」のための教育から国家や資本のための教育への大転換がはかられました。07年には改憲のための「国民投票法」が成立。憲法第9条を全面的に解体し、戦争できる国家へ転換するための改憲への法案が成立させられたのです。
「世界恐慌」――この言葉が現実のものになっています。サブプライムローンの破綻とともに世界経済が崩壊に向かって進んでいます。世界経済の信用は収縮し、世界経済の中心であるアメリカの証券会社や銀行は倒産寸前です。FRBや世界のエコノミストたちが、世界経済を救おうと躍起になって、金利操作や資金投入をやっているものの、全く無意味です。行き先のなくなったマネーは、石油や金、食物の高騰となってあらわれ、株安、とりわけドル安が果てしない勢いで進んでいます。
新入生が大学にいるうちに、世界経済が崩壊します。資本主義が資本主義であるかぎり、この「恐慌」の矛盾を前に逃れることはできません。
もはや先がない資本主義社会だからこそ、より凶暴化し、労働者学生に牙をむいて襲いかかってきているのです。だからこそ、社会に対し団結を訴えているものに対して弾圧をしてくる。法政大学では、いかに平穏なビラ撒きや抗議であっても、すぐに警察を呼びこみ逮捕。自衛隊官舎に反戦ビラを撒いただけで「建造物侵入」で逮捕・起訴。この3月には、反戦デモをやった6人が、「公務執行妨害」で逮捕。資本主義社会が終わりを迎えているからこそ、こんな無茶苦茶な弾圧が起きているのです。
社会に対して、ストライキで闘おうとする労働者・学生に対する弾圧です。だからこそ、資本家の最も打撃になることをやるべきだ!
●時代の基調はストライキだ!
世界の労働者はストライキで闘っています。ストライキは、最後の手段ではない。労働者の怒りは「ストライキで資本家に一泡ふかせてやろう!」という怒りです。
○全駐労がストライキ!
基地労働者の組合である全駐労がストライキに入りました。全国の米軍基地で労働者がピケットを張り、激突しながら闘いぬいた。労働者が闘えば、戦争だった止められる! ストライキに入ったことのない労働者がほとんどという中で、ストライキを闘う中で、組合員も増え、団結が強化されているのです。
○北教組がストライキ!
人事評価制度導入と査定昇級制度に反対して、24年ぶりのストライキ。1万4千人という10割の教育労働者がストライキにたった。知事と道教委は、1万2千人の大量処分を発表したが、ストライキによって処分をおそれない団結をつくり出しています。
○動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)がストライキ
85年の国鉄分割民営化で2波のストライキを闘い抜き、20年間団結を守りぬいて闘っているJRの労働組合。80年代レーガン、サッチャー、中曽根の新自由主義攻撃と対決して、唯一団結を守り抜いて闘っています。今年の3月も「大幅賃上げ獲得」「業務の外注化絶対阻止」「強制配転者の原職復帰」を掲げて、春闘をストライキで闘いました。
○40秒の「不起立」ストライキ!
東京都の教育労働者である根津公子さんは、「日の丸・君が代」に対して、不起立で闘っています。都教委は処分をくり返し、「解雇」攻撃をかけていている。根津さんは、都教委の「解雇」恫喝をもはね返し、今年の卒業式では断固「不起立」を闘った。職場の教育労働者の闘いをつくり出し、連日、都庁に抗議行動を起こし闘っています。「不起立」闘争は職場の団結をつくり出す、「40秒のストライキ」!
学生も今こそストライキで闘おう!
処分粉砕!全学ストライキやろう!
がんじがらめの現実をぶっ飛ばそう!
だれもが、こんな息苦しい監獄のような大学のあり方はもう我慢ならない、「ふざけんな」と言ってやりたい!と思っています。
これまでずっと受験競争で互いに競い合わされ、大学に入ったところで、サークル活動に打ち込み、仲間をつくって、自分の本当にやりたいことを探っていこうとすれば、即座に「勝ち組になりたかったら資格を取れ」「SAがあるからサークルには入るな」と言われる現実。そしてそうした大学や社会のあり方に疑問をもち、声を上げようとしたら「学外者と関わるな」「政治セクトだ」と言われる法政大学!
しかし、その「レール」の先に待っているのは、青年労働者が生きていけない現実です。法大の平均的な卒業生が、卒業しても学生時代のバイトの賃金に満たない就職を強いられ、就職後数年で会社を辞めさせられたり、会社に入って1年未満のうちに病気にさせられたりしています。
こんな現実に対して、講義などを通して教授たちが提示する「解決策」とは、「低賃金でも会社のために犠牲になれ」「苦しいのは自己責任だ。おまえの能力がないからだ」「使い捨てでも我慢しろ」というのがいっさいです。なぜか? 私たち学生や労働者の立場に立って問題を考えるのでなく、一握りの資本家が労働者を搾取・収奪してボロもうけしていくことをいっさいの前提・基準にしているからです。
法大当局や資本の支配は分断がすべて。資本が労働者をバラバラにして資本の支配を貫徹するのと同じです。法大のがんじがらめの現実は、私たちを一生奴隷の地位におとしめるためのものなのです。
団結こそが展望だ!
なぜ法大当局は逮捕や処分を乱発しているのか? なぜ、門前に「入構禁止」の看板をデカデカと掲げているのか? なぜ膨大な金額を費やしてガードマンを雇い、監視カメラをあちこちに設置しているのか? 資本による暴力的な大学支配を貫徹するために、学生の団結を破壊して、分断してバラバラにすることが目的なのです。
だから、学生が団結して「こんな処分は無効だ!」と宣言してしまったら、分断支配は一瞬にして崩壊するのです。学生や労働者は分断され、バラバラにされているかぎりにおいては「みじめな存在」「力のない存在」にさせられています。けれど、すべての鎖を引きちぎって団結したとたんに、すべてを獲得し、世界を変える存在になるのです。現に、全国で、全世界で、学生や労働者の団結したたたかいがはじまっている。なにより、私たちのこの2年あまりのたたかいが、そうです。
獲得するのは全世界!
もう我慢する必要なんかない。「ふざけんな!」という意志を示してやろう。分断も競争も拒否して団結を貫くことがストライキだ。法大だけじゃない。全国、世界中の青年労働者が、ストライキぐらいぶちかましてやりたい! と思っている。大学を動かしているのは学生だ!職場を回しているのは労働者だ!世界に向かって宣言しよう!
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