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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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2006年のたたかい/3月14日
すべてはここから始まった!

●3・14弾圧=「みせしめ」としての白昼逮捕
 06年2月末、法大当局は突然「ビラ・立て看板規制」を発表。これまで学生が自主的に行ってきた表現活動を一方的に禁圧するものでした。
 学生と一切話もせず勝手に規制を押しつけることは認められない! 私たちは規制の施行日である3月14日にキャンパス集会と周辺のデモを行いました。30分後、キャンパスに戻ると、出発時にはいなかった数十人の教職員が待ちかまえ、私たちが中に戻ってくるのを見計らって「この看板を撤去する」と宣言。2分後に(!)正門から200人の私服警官が突入! そしてその場にいた29人全員が逮捕! 一部始終をフジテレビがデモの出発時から撮影していて、夕方のニュースで流しました。「建造物侵入・威力業務妨害」だなどというのです!はぁ?
 法大当局の狙いは、「大学の業務が妨害された」とでっち上げて、全員逮捕することでした。まさに法大当局と公安警察がしくんだ権力犯罪だったのです。
 そして「大学の方針」を有無をいわさず学生に押しつける支配体制を確立することをねらっていたのです。
 彼らは、どんなにデタラメなやり方だろうと、私たちを逮捕し、キャンパスから排除してしまえば、思い通りになると踏んでいました。
 しかし、だれも屈服しなかった! 12日の獄中闘争を経てキャンパスに戻り、ありとあらゆる弾圧を引き出し、これをぶっとばすたたかいを開始したのです。
 2006年3月14日という日は、私たちにとっては、キャンパス暴力支配を覆して大学を学生の手に取り戻す革命の始まりであり、法大当局にとっては「こんなはずではなかった」という「悪夢」の始まりだったのです。

2006年4月~5月
見せしめの処分には屈しないぞ!

●キャンパスに凱旋!
 私たちは、一人も屈服せずにキャンパスに戻ってきました。権力犯罪が暴かれることを恐れた法大当局は、学則にもない「自宅謹慎」を命じるなどしましたが、そんなことでは屈服しない!
 4月には再びデモを打ち抜き、「立て看板規制」と処分策動を許さない声をあげました。
 5月連休あけ、当局は「規則」にしたがってキャンパスの立て看板の撤去を強行。一方、教授会では処分にむけた審議も始められます。
 5月18日付で内海、内山、中島の文学部生3人に「退学処分」。翌日には安東学生部長らが「君らはすでに学外者だ。正午までに荷物をまとめてでていけ」と宣戦布告。昼休みには強制排除しようとするが、300人の学生が取り囲んで阻止!
 さらに友部君は「不当な退学処分を許さない」とキャンパスで120時間に及ぶハンストに立ち上がりました。
 その後、7月には法学部でも久木野君と友部君にそれぞれ1年と半年の停学処分を決定。
 「処分」で闘いは圧殺されるどころか、キャンパスの怒りにどんどん火がついていったのです。

2006年5~6月
団結の力で反撃を叩きつけた!

 退学処分後、私たちを排除するためだけにガードマンが雇われ、連日安東学生部長らの叩きだし策動と正面から激突! 正門前での支援のビラまきなどに対しても連日教職員が動員され「やめろ」などといってきました。すべての門には退学処分者3人の名前を書いた「入構禁止看板」も出されます。
 そして、5月26日の第2波法大包囲デモでは、キャンパスで逆に安藤学生部長を学生数百人で包囲!(写真中)。人が見ている前では逮捕や処分について口をつぐんで明らかにできない安東に「クビ」を宣告!(写真上段)
 さらに、6月15日には、デモ当日に門を封鎖して全員に「学生証チェック」を強行。拒否した学生の首を絞めるなどしました。さらに、この日早朝、集会破壊のために中島君ら3人を逮捕! しかし姑息な弾圧など、ものともせずに集会をやりぬき、昼休みにはキャンパスに1000人が集まった!(写真下)
 焦った法大当局は、6月19日に退学処分の文学部生3人と、処分審議中の法学部生久木野君を逮捕。公安警察は法学部生に「逮捕されたからお前も退学だ」と露骨に当局との一体ぶりを暴露。
 しかし、4人とも即座に奪還! 「ここまでやればイヤになってあきらめるだろう」とのもくろみは、実に3度にわたって破綻するのです。

2006年9月~2007年3月
平林総長の暴力支配は破産!

●暴力ガードマンにも屈せず
 後期になると「東京警備保障」のガードマンが導入され、手足をつかんでの暴力的に排除に手を染めます。さらに、ビデオを構えた正体不明の男(通称:ルンゲ)も登場。キャンパスの出入り口は半分が封鎖され、門にはガードマンが構える異様なキャンパスになります。
 処分撤回を求めるクラス決議は59クラスからあがり、学生部への公開質問状への連記が広がり、提出行動などが行われます。質問状回答期限の10月20日には、学生部が全員逃亡! キャンパス集会でストライキを宣言しました。
 そんななか、11月29日には「ルンゲ」に怪我を負わせたなるデッチあげで学友が3人逮捕。12月15日にミュージシャンらを招いて集会を開き、奪還。
 一方このころ、法政一高の跡地売却をめぐってゼネコンとの癒着が暴かれ、地元住民が抗議に立ち上がるなど、法大の平林総長のでたらめな大学運営は、至る所で破綻を示し始めます。
 1月、久木野君に「無期停学」、友部君には6ヶ月の停学期間があけた時期を見計らって別件で「退学」処分。
 しかし、もはやどんなことをしてもたたかいを鎮めることなどできない!
 3月14日には「法大弾圧1ヶ年デモ」を打ち抜き、07年のたたかいへの突入を宣言しました!

07年・法大生の闘い
不当な弾圧と闘い抜き、団結を圧倒的に拡大!

①二つの弾圧に対する裁判闘争
 私たち法政大生は二つの裁判闘争を闘っています。これは昨年、法政大当局と国家権力が結託して行った二つの不当きわまりない弾圧によるものです。
 一つは昨年4月27日、法政大教職員が退学・停学被処分者たちをキャンパスから暴力的に排除したことに抗議した新井君、友部君に対して「暴行事件」をでっち上げて警察に不当逮捕、起訴させた事件。
 そしてもう一つは、法大の教室でビラを配布し、「こんな社会を変えよう」「学生は団結しよう」と11月労働者総決起集会への参加を訴え、学生と討論していた内田君ら3人の学生を「建造物侵入」として逮捕し、内田君を起訴した事件です。内田君は昨年10月17日に逮捕されて以来、5ヶ月半に渡って不当に勾留され、現在東京拘置所に勾留されています。新井君、友部君には7ヶ月の不当な勾留が行われましたが、昨年11月に保釈を勝ちとりました。前者の裁判では14回、後者の裁判は3回の公判を闘ってきました。
 私たちはこれらの裁判闘争で法大当局や国家権力を圧倒し、勝利しきっています。それは一つに、法大当局のあまりのメチャクチャさを暴ききったことです。法大当局は一昨年の3・14法大弾圧以来、恒常的に警察権力と連絡を取り合い、学生に対する弾圧、監視を結託して行っています。安東学生部長は自らの証言で「(3・14法大弾圧で)200人の警察官がキャンパスに突入してきたとしても不自然なことではない」「集会やデモのたびに大学として『何とかしてほしい』と要請していた」と警察との結託を自慢さえしています。
 さらに、結局法大当局は自分が気に入らない学生やサークルは弾圧、処分の対象になって当然だ、ぐらいに思っているということです。「大学としてふさわしくない」とか「被処分者と話している」というメチャクチャな理由で、学生を手当たり次第に弾圧する、監視・盗撮する。こんなものは大学ではなく監獄だ!
 さらに内田君の裁判です。検察官の起訴状によれば、「中核派が賛同する平成19年11月4日開催の『全国労働者総決起集会』への参加を呼びかけるため」に法大の教室に入ったことが「建造物侵入」だというのです。法大当局・国家権力が、労働者・学生の団結や革命の訴えをどんなに恐れているかがわかります。現代が革命の時代であることを証明するような事件です。
 二つに、これらの事実が明らかになっていくことを通して学生の怒りと団結がどんどん強くなっていることです。公判では被告と傍聴の学生が一体となって怒りを爆発させ、「被害者証人」として法廷に出てくる法大の教職員(安東や近藤、猪脇、百瀬など)や公安警察を徹底的に追及しています。「退廷」処分など上等。裁判所では「地裁一荒れる裁判」として恐れられています。法大当局は学生に傍聴させないため、アルバイトを雇って傍聴席を確保しているという姑息さ。
 ぜひ裁判の傍聴に来てほしい。大学も、警察も、裁判所も本当にちっぽけな存在だということがわかります。特に24日には文学部教授で前学生部長の安東祐希が「証人」として出廷します(裏表紙参照)。「大学教授」というのがどんな人間なのか、見てやろう。
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