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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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私たちは最も危険な団体です!
 私たちは、2006年3・14法大弾圧事件によって不当逮捕され、その後退学や停学の処分を受けました。この2年間で法大で逮捕された学生はのべ45人。起訴され、裁判をたたかう仲間が3人。少年鑑別所送りが1人。
 私たちのために雇われた専門のガードマンが10人以上毎日朝から深夜まで入り口をふさぎ、キャンパスの門は半数が常時閉鎖。集会・デモの日には正門だけ開いて学生証チェック。法大当局が110番通報すれば、200人の公安警察が2分でやってきます。学内に設置された監視カメラは数知れず、昼休みには名指しの「退去勧告放送」がキャンパス全体に流れます。



 こんな大学、全国でここだけだ! なんでこんなことをやっているのか?
 今法大では、「大学改革」の名のもととんでもない大学運営がなされています。理事会は、総長選挙の廃止をもくろみ、独裁的な大学運営をねらってきた一方で、学生に対しては、上にみた逮捕・処分の乱発に加えて学祭やサークル活動の規制に躍起になっています。
 法大でのがんじがらめの現実は、労働者ががんじがらめにされている現実と一つの問題。私学資本としての法政大学は、学生や労働者の反乱を死ぬほど恐れ、在学中も卒業後も、学生を奴隷の鎖にどこまでも縛り付けようというのです。そんな監獄のような大学のあり方と正面からぶつかって、ぶち破ってきたのが私たちの2年に及ぶ存在とたたかいです。これだけ弾圧に物量を投じても、たたかいをつぶすことはできなかったどころか、どんどん団結が拡大してきた!
 「危険」?「過激」?上等上等! こんな世の中はおかしい、ひっくり返して労働者の団結で動かそうと私たちは言ってるんです。過激で当たり前じゃないですか。
 世界金融恐慌がすでに始まっています。資本主義が歴史的生命力を失い、革命情勢がやってきた! 
 胸躍る歴史の変革期。この激動の時代に「革命の学校」・法大で、過激に生きていこう!

処分、弾圧はねかえして団結してきた!
6人のアピール


内海佑一(退学処分・文学部)
 法大でのべ45人逮捕! 退学処分! ガードマンが実力排除! 団結を強化するための糧でしかありません。一人一人がバラバラにされるどころか、堅く手を結んで「絶対に裏切らない」という関係をつくってきました。ぼくらの団結は、6人の間だけにとどまるものではありません。すべての法大生、全国の、全世界の学生・労働者とつながっています。

友部博文(退学処分・法学部)
 新入生のみなさん、早稲田に落ちて法政大学入学おめでとう。
 私が小学校に入った頃、ベルリンの壁が破壊され、ソ連が解体するなどの事件があった。世間は資本主義の勝利を宣言し、学校では全体主義が否定され、多様な考え方があり、それをお互い認め合うことがすばらしいと教育されてきた。はずなんですが、私はこのつまらない資本主義社会が嫌いになり、社会は異なる考えに非寛容になってきている。法政大学もうちらへの処分、弾圧と同時並行で、革命的と言っていいくらい、自由や自治が奪われ、破壊されてきた。こんな大学にしてしまい、先輩として申し訳ない気持ちでいっぱいです。これを読んだみんな、法政大学を面白くするために共闘しよう。うちらだって別に一つの思想で統一なんかされてないけど、一緒にたたかっています。

中島宏明(退学処分・文学部)
 この2年、キャンパスの雰囲気はがらりと変わりました。かつてなら「大学人」として、とても恥ずかしくてできなかったことを、堂々と教職員がやっている。
 で、われわれが求めているのは、「昔の法政に戻してくれ」ということじゃないんです。彼らは法大の資本としての生き残りのためならばと、なりふり構わずやってきている。ならば、そんなもはや大学たりえない法大のあり方はぜんぶぶっ壊して、新しい法大に学生がつくりかえてやる、ということです。
 キャンパス暴力支配のもとで学生は分断され、「無力な存在」におとしめられてきた。それらをすべてひっくり返し、全世界を獲得しよう、ということです。

内山佳久(退学処分・文学部)
 私は、3・14法大弾圧で逮捕され、立て看板・ビラまき規制に抗議したために退学処分になりました。不当逮捕や退学処分に対して多くの仲間がともに闘いにたちあがり、仲間との団結を強化・拡大し、ついに平林独裁体制を打倒しました。
 平林だけではありません。帝国主義は、世界金融大恐慌に恐怖し、労働者階級に打倒される寸前です。世界は革命情勢。全世界で労働者階級が闘いにたちあがっています。私たち法大生の怒りは全世界の労働者階級の怒りとつながっています。
 新入生のみなさん! 法大でストライキをやって法大を法大生の手に取り戻そう。全世界の労働者階級と団結して、帝国主義を打倒して世界革命に勝利しよう!

久木野和也(無期停学処分・法学部)
 新入生のみなさん! 私は、2年にわたって法政大学の処分と闘ってきました。私たちの闘いによって、大学の不正や悪行が暴かれてきました。不当きわまる弾圧に手を染める大学に対し、学生は怒って当然、学生やって当然なのです。こんな法政に入学したみなさんはラッキーです。「平穏」なキャンパスじゃつまらない! ぜひいっしょに闘いましょう!

新井拓(4・27弾圧被告・法学部)
 門には警備員がいて、一歩大学に入れば教職員が襲いかかってくる。しかし、こんなやつらに絶対負けないというのが誇りです。どんな不当な扱いをされても負けないということが、ぼくが人間であり学生であるということの誇りです。
 社会に出て就職しても、解雇という恫喝で労働者が不安定な状態におかれている。この法大の状況と社会の状況はまったく同じなんです。しかし、これに対して絶対に屈しないという学生がここにいるし、法大にはいっぱいいるし、全世界で「俺たちは奴隷じゃない」という闘いが巻き起こってます。
 米軍基地の中でストライキが起きています。戦争をやらなくては生きていけない日本やアメリカという帝国主義が、基地さえ維持できない状態になっている。福田政権もブッシュもぼろぼろなんです。今立ち上がったらこの法政大学も、資本主義社会も、俺たちを奴隷のように扱おうとしてきたやつらを全部ぶっ飛ばせるんです。(昨年12月出獄直後のアピール)

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