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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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保釈請求却下弾劾!

 「暴処法」裁判をたたかっている5学生の二度目の保釈請求が、12月10日、東京地裁によって却下された。絶対に許せない。「証拠隠滅の恐れがある」などと言っているが、そんなものは勾留を引き延ばすためだけの口実にすぎない。
 この間8学生の公判では、法大職員が「証人」として出廷し、「たぶん」とか「私の知っている限りでは」などとおよそ「証言」ならざる証言をくり返している。
こんなデタラメな証人を並び立てて、「検察立証が終わってないから保釈できない」「保釈したら証拠を隠滅する恐れがある」などとは、本当にふざけきっている。
 8ヶ月にも及ぶ不当な勾留を、もう一日たりとも認められない。12月17日の公判傍聴に駆けつけ、法大当局と国家権力を徹底弾劾しよう! 
 つづく弁護士会館での集会に参加し、全国の労働者・学生の力で8学生の即時奪還を勝ち取ろう!

学生・青年の先頭で闘う8学生を取り戻そう!

 8学生が、これほどまでに長期勾留され、国家権力の憎しみを一身に受けているのはなぜか? それは、資本家階級による「教育の民営化(私物化)」に対して、全ての学生・青年の怒りを体現し、最先頭でたたかっているのが8学生だからだ。

 学生の置かれている現実は、日に日に許しがたさを増している。学費高で学生が次々とキャンパスを追われ(昨年度で中退者は7715人)、「3人に1人が借りている」とされる奨学金も、卒業時には300~800万円という巨額の借金として学生に襲いかかっている。しかも今年は大恐慌下で、大卒の就職内定率が62.5%(10月時点)、3人に1人は職がないという状況だ。
 学生だけではない。最近出版された『ドキュメント高校中退』という本には、教育を奪われた高校生のすさまじい現実が暴露されている。かけ算の九九が完全にできるのが、全生徒160人中20人しかいない高校。「55の次はいくつ?」と聞かれて答えられない生徒が10%もいる高校。
 さらに義務教育のレベルにおいても、「大阪・東京の子どもの4人に1人は自治体の援助がなければやっていけない」と言われている。

 教育が資本家の金儲けの道具にされ、社会生活に最低限必要な知識さえ青年から奪っている。 民営化はまさに教育の破壊、未来の破壊だ。 この現実に対して多くの学生が怒りを持っている。その怒りの最先頭でとたたかってきたのが8学生だ。彼らは、「営業権」を主張してビラまき、演説すら禁圧し、法大を私物化する理事会から、「大学・教育・未来を取り戻せ!」と訴え闘い抜いてきた。そして、4月24日には、1500人の労働者、学生がキャンパスを実力で取り戻す大集会を最先頭で牽引した。
 8学生の長期勾留は、何より未来を破壊する「教育の民営化」への怒りを暴力でもって押さえつけようとするものだ。

資本主義打倒する革命を!

 すべての元凶は、最末期の資本主義にある。大恐慌は日を追うごとに深化し、もはや資本家には何の展望も描くことができない。
 日本の09年度新規国債発行額は過去最大の53.5兆円に達し、逆に税収は36.9兆円と激減している。国家そのものが、もはや成りたたない状況だ。民主党政権はこの危機の絶望的な乗り切り策として「事業仕分け」を行い、教育や保育、医療など社会の基盤的分野を片っ端から削減している。
 こんなものでは、もはや一つの社会として成りたたない。資本家階級の存在は社会と相容れないのだ。
 いまや、全ての学生、労働者が団結して資本主義を打倒し、この社会を根本的に変革するときが来た。この時代の最先頭に立ってたたかい続けてきた8学生を奪還し、2010年「教育の民営化粉砕」の全国学生ストライキを打ち抜こう! 8学生の即時奪還へ! 12月17日の公判闘争と、その後の「総決起集会」に全ての学友は結集しよう!
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