忍者ブログ
法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 法大生のみなさん!いよいよ今週末に迫ってきました、10・16昼休み集会に大結集しよう!15日には、経済学部2年の洞口さんがキャンパスに帰還する!これ以上の処分はもう学生が許さない!処分・弾圧・サークルつぶし・学祭規制と悪行の限りを尽くしてきた法大当局は、今や完全に追いつめられている。学生が声を挙げれば、大学は変えられる!学祭規制を撤廃させ、自由な大学を取り戻そう!
 そして、来たる11月、日比谷野外音楽堂で開催される「11・1全国労働者総決起集会」にぜひ集まってほしい!今、本当に学生が希望を持てない、生きられない現実が襲いかかっている。こんな社会を根本から変えるために、11・1日比谷に集まろう!なんとこの集会には、あのカリフォルニアの大ストライキを敢行した学生もやってくる!世界の仲間と繋がって、一緒に社会を変えよう!

「就職氷河期」どころじゃない!
とんでもない大失業の実態


 今、私たち学生は、どういう時代に生きているのか。ひとつは、空前の大失業の現実がある。10年度の新卒採用は、「内定取消」が大問題化した09年よりもはるかに悪化し、全産業で前年比-23%に達する見込みだ(日銀短観09年6月調査)。大手製造業ではすでに6割以上の採用減を発表しているところもある。就活をしている学生の間では「100社面接して1社も内定が取れない」という声が当たり前のように聞かれる。
 労働者の年間平均賃金は前年より7万6千円も下げられている。特に公務員職場には15万円以上の急転直下的賃下げが、民主党政権によって強行されようとしている(「公務員になれば安心」という大ウソ!)。
 就活どころか、途中で大学に通えなくなる学生も増えている。「小中高大すべて公立でも1000万円はかかる」(『エコノミスト』誌)といわれる現実は、すでに教育破壊というべき状態だ。
 学生や青年労働者が苦境にあえぐ一方で、財界や株主、大企業幹部は、税金から公的資金をもらって救済してもらいながら、それを雇用や賃金に回さずに高給をせしめている。公金横領以外のなにものでもない。
 本当にいい加減にしろといいたい。なぜ、未来ある学生がこんな扱いを受けなくてはならないのか。なぜ、きちんと雇用も保障できない企業に学生が頭を下げて回らなくてはならないのか!

大学は何をやっているのか!

 こんな時代の中で大学は一体何をやっているのか。本来なら大学こそが、資本の横暴に抗議し、失業や貧困の蔓延する社会を変えるために声をあげなくてはならないはずだ。
 だが、法大当局はそれと真逆に、むしろ「金儲けがすべて」という風潮に乗っかり、大学を金儲けの道具に貶めてきた。学生から巻きあげた高額の学費をマネーゲームに投資する一方で、大学の「就職予備校化」を進めた。
 学生の存在を「企業に売り出す商品」としてしか見ていない法大。学祭への規制もその一環だ。「エンプロイヤビリティ(雇われる能力)」を教育目的に掲げ、サークル活動や学祭に熱中するより資格をとれ、企業のお眼鏡にかなう学生になれ、と要求している。要するに、法大当局の語る「教育」とは、「企業のための教育」であり、「資本の奴隷」になるための訓練でしかないということだ。
 何より、そうした異常なほどの大学の腐敗ぶりを批判し、声を挙げた学生に対して、法大当局は処分と弾圧を繰り返してきた。こうしたあり方に対し、先日法大で行われた「FD(ファカルティ・ディベロップメント)推進会議」の会場でも、「全学連や文化連盟の学生を弾圧しているのはおかしい。増田総長の言う『自由と進歩』に矛盾しているではないか」とOBが発言しているほどだ!
 10・16法大集会は、こうした大学のあり方を、法大生の名において根本的に問い直し、「自主法政祭規制」を打ち破って大学を学生の手に取り戻す日だ!

10・16―11・1で歴史は動く!
学生は社会の主人公として登場しよう!


 学生はこんな大学の仕組みに縛りつけられて、企業に売り飛ばされるしかないような、そんなちっぽけな存在じゃない。私たちは「商品」ではなく尊厳ある人間だ。それどころか、社会を変革する主人公であり、無限の可能性を秘めた未来の担い手だ。
 何より、洞口さんの処分延長を阻止したことだ! 中島君無罪判決に続くこの快挙は、一緒に処分反対の声を挙げた法大生みんなの力で勝ちとった画期的戦果だ! もう「声をあげたら処分される時代」は終わり、声をあげれば仲間がどんどん増える時代が始まろうとしている。法大だけでなく全国の学生や労働者、そして世界の仲間にもつながっている! カリフォルニアの学生たちは、州政府による教育予算カット、それによる教員のリストラや学費の高騰に抗議し、「公教育を守れ」「私たちの大学を守れ」「学長からカットしろ」と掲げて立ち上がった。 そして、この闘いを組織したSWAT(Students & Workers Action Team)の学生が、なんと法大での弾圧と闘争の報せを聞き、11・1日比谷に参加することが決定した!
 11・1集会は、民営化と闘う労働者や学生が、日本だけでなく海外からも結集する場だ。世界の仲間と団結し、社会を変えるために立ち上がること―ここに、「就職」とは全く違う意味での、学生の生きる道がある! 今こそ、民営化に対決する労働運動・学生運動を力強く甦らせる時だ!11・1はその出発点となる。法大から大結集しよう!
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
法大闘争とは何か?
バーコード
アーカイブ
カウンター
アーカイブ
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
カウンター

Copyright © [ 3・14法大弾圧を許さない法大生の会 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]