法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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(1)学芸大反戦ビラまき弾圧を完全粉砕
闘う労働者・学生の皆さん。
多大なる支援とご協力のおかげで4月19日の「東京学芸大反戦ビラまき弾圧」を打ち破り、4月28日に不起訴奪還を勝ち取ることができました。本当にありがとうございます。
今回の弾圧は、3月29日の戦争法施行であり、米韓(日)合同軍事演習下で全国大学反戦ストを訴える文化連盟・全学連に対する治安弾圧でした。
そしてまた、この間全国学生運動が、昨年10月の「監禁致傷でっち上げ弾圧」粉砕の闘い、今年3月の「京大反戦スト弾圧」粉砕の闘いで完全勝利していることに対する「報復的弾圧」でもありました。
しかし学芸大弾圧は、獄中での完全黙秘・非転向の闘いと、この弾圧への怒りをもばねにした奪還闘争および全国大学での新歓闘争の学生運動の前進で、完全に敵の墓穴に転化しました。
私への取り調べでも、公安刑事は「学芸大に学生自治会を作りたいのか」と執拗に尋ねてきました。ほかならぬ国家権力の側こそ、青年・学生の置かれた「戦争と貧困」の現実に対し、キャンパスから一人でも声を上げれば、それが一挙に全学的な闘いになることをみている、大学反戦ストの可能性をひしひしと感じているのだと思います。
だからこそ彼らは、法大闘争10年や今回の学芸大弾圧でも示された通り、闘いを呼びかけるもの、最初に闘うものに弾圧をしかけるのです。
(2)完全黙秘・非転向で勝利
奪還闘争の過程で、JR国分寺駅や学芸大を中心に多くの青年・学生との結合を勝ち取りました。
学内で反戦ビラをまくことが「犯罪」とされる腐った現実に、「(公安警察の)最近の大学介入は異常だ」「フランスで高校生がバリストやって、韓国ではゼネストが起きてるときにこいつら(公安警察)何やってんだ!」「他大学でのビラまきが『威力業務妨害』ではんざいになるんだったら、インカレサークルが活動できない」といった怒りの反応が次々と寄せられています。また奪還署名も開始からわずか5日間で200筆以上が集まりました。私が2010年に法政大学に入学以来、令状逮捕を含めてのべ30人近くが不当逮捕攻撃を受けていますが、ほぼすべてで起訴策動を粉砕し続けています。もちろん、起訴=敗北ではありませんが、敵が起訴すらできないほどに私たちの運動が国家権力を圧倒しているということです。
昨今、「弾圧されたら終わり」あるいは「黙秘はケースバイケース」という主張が流布されていますが、私たちの獄内外の団結に依拠した「完全黙秘・非転向」の闘いであり、法大闘争10年で培われた「一人の仲間も見捨てない」絶対反対の闘いこそが、こうした主張の誤りを実践的に突き出しています。
(3)共産党こそ戦争の先兵
また今回の弾圧は、国家権力の弾圧が、実際には共産党やシールズなど体制内左翼によって支えられていることもはっきりさせられました。
学芸大は共産党=民青の全学連の「拠点校」であり、元学芸大学生自治会委員長は現在はシールズ運動の中枢にいます。ところが彼らは、学芸大当局と一体で全学連の反戦ビラまきへの弾圧を学生に呼びかけた挙句、実際に私を権力に売り渡しました。まさに戦争前夜の時代は、かつての歴史がそうであったように、既成左翼の総転向と戦争の先兵化が進みます。
共産党はいま、「国民連合政府」路線の破たんの中で「野党共闘」を叫んで、18歳選挙権付与による青年・学生のとりこみに腐心しています。しかしその本質は1人1人を「一票」に貶め、学内のみならず学外の活動も「当局の許可を得てやっている」と公言するような、当局・権力に認められる範囲内で「お願い」するにすぎない「官許」のガス抜き運動でしかありません。
これに対し法大・京都大・福島大・沖縄大・東京学芸大など、共産党や社民党などが跋扈するあらゆる「リベラル」を名乗る大学で、学生こそ労働者と一体で社会変革の主体として立ち上がるべき存在だと私たちは訴えてきました。そして実際に闘う学生自治会を再建し、京都大で21世紀初の大学反戦ストを昨年に実現する地平に到達したのです。
私たちは、闘う学生自治会・労働組合を甦らせ、その力で新しい労働者の政党をつくり、法大弾圧弁護団長である鈴木たつお弁護士と斎藤いくま全学連委員長を押し立てて7月参院選(ダブル選)決戦に挑戦します。その闘いを通じて全国大学反戦ストに打って出ます。
韓国で民主労総を中心とした労働者のゼネストが、パククネ政権に選挙で敗北を強制したように、日本でも青年・学生を中心とした労働者階級の大反乱で安倍政権を打倒しよう。ともに闘いましょう!
武田雄飛丸
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