６学生をただちに取り戻そう！

校舎の窓から手を振る学生と交歓（４月２４日）

●４・２４学生の歴史的決起が始まった！
　４月２４日、法大生の積年の怒りが爆発した！　教職員の恫喝や妨害、キャンパス中央封鎖をぶちやぶって文化連盟・全学連の訴えに、法大生が大結集した。「集会を聞くな！」と職員に弾圧されながらも集まった学生。携帯を取り出して、仲間にメールで結集を呼びかける学生。学生の逮捕を目の前に、涙を流しながら集会を聞く学生。校舎の屋上や窓から集会に参加する学生。見たか!　法大当局！　学生には怒りがある！　学生は黙って従う存在ではない！
　法大当局は、ホームページで「十分な警備体制を敷いたが、集会を防げなかった」と本音を吐露し、大消耗している。さらに、「校舎内から手を振るなどした学生…」と法大生とデモ隊がキャンパス封鎖をぶち破って交歓し、感動的に合流したことに恐怖している。
　４・２４で、完全に流れが一変している。ビラを受け取る学生、メールを通じて支持を表明する学生、文化連盟に入りたいと言ってくる新入生。学生が決起を開始している。法大生は、法大解放、処分撤回で、ガンガン闘いに立ち上がろう！

★法大当局の４・２４見解http://www.hosei.ac.jp/news/shosai/news_1074.html

●集会破壊のための弾圧
　４月２４日。始まった法大生の決起恐怖した警察権力は、集会を破壊するために、警察官３００名を突入させた。「無届け集会だ！」「公安条例違反だ！」と言いなし、闘いの先頭に立った恩田君、倉岡さんを狙いうちで逮捕した。法大当局が「無期停学」などの処分を決定し、従わなければ警察に逮捕させるという攻撃だ。ある教職員は「ここは自由の国・日本だ。だから外でビラを撒け！」と言い放った。しかし、大学の外で抗議集会をやっても、警察を使って逮捕させているではないか！
　５月５日、裁判所は６学生の勾留延長を決定した。絶対に許せない！　不当逮捕された６学生は、いまなお警察署に勾留されて、不当な取り調べを受けている。「運動をやめろ！」「法大からいなくなれ」「大学は経営者のものだ」と事件とは全く関係ない転向強要が繰り返し行われている。事件とは全く関係ない家宅捜索が行われている。これに対し、６人は獄壁を乗り越え、完全黙秘して闘っている。６学生の釈放を求める署名を集めよう！　６人に激励のメッセージを書こう！



●４・３０総長室－麹町署デモが爆発！
　４月３０日、恩田君の勾留されている麹町署に対するデモが炸裂した！　これまで散々法大生を監視し続けてきた麹町警察は、全部の扉にシャッターを降ろし、デモに完全にびびっていた。デモ隊と合流させまいと、デモが通る時だけ、恩田君の身柄を検察庁に送致した。どこまで学生の怒りに恐怖しているんだ！　我々は何度でも、どこまでも闘う!　法大当局に対して、警察に対して、何度でも怒りを叩きつけよう！　６名の即時奪還をかちとろう！

●裁判官が完全黙秘！　５・１勾留理由開示公判
　そもそも「公安条例」とは、集会・デモを弾圧するためにつくられた治安立法だ。世界大恐慌のもとで、「生きさせろ！」と闘う労働者・学生を弾圧するための悪法だ。４・２４集会を事前に破壊するために、裁判所の仮処分命令を出せなかった法大当局が、今度は「公安条例」を振りかざし、警察３００人を導入させたのだ。５月１日の勾留理由開示公判で出てきた尾藤裁判長は、逮捕の事実関係や勾留理由を、一切開示できなかった。もはや裁判ですらない。要するに、４・２４弾圧が完全にでっち上げであり、１００％不正義な逮捕・勾留であることを暴露した。理由を開示できないんだったら、ただちに６人を釈放しろ！

●４・２４は、戦争をぶっとめる闘いだ！
　集会をやったら逮捕－　これは、戦前の弾圧と全く同じだ！　戦前も恐慌の中で、学生は就職先がなくなり、軍隊の道を選ばされた。大学を特効警察が徘徊し、「治安警察法」がつくられ、集会やデモは禁止された。
　この５月、一気に改憲・戦争への動きが加速している。道州制の導入、５・２１裁判員制度の導入は、改憲・戦争への道だ。北朝鮮に対する戦争策動と排外主義をあおり、迎撃ミサイルを配備し、日本は戦争に一気に舵を切ろうとしている。米大統領・オバマは、プラハで演説を行い、「アメリカの核以外認めない」と、世界に戦争宣言を発している。世界戦争への道を絶対にとめよう！
　４・２４法大集会は、かつての侵略戦争の道を拒否し、戦争をぶっとめる闘いだ。ここに学生の未来があり、歴史を変える力がある。法大生は歴史を変える主人公だ！