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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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9月2日、一審で全員無罪を勝ち取った法大「暴処法」弾圧裁判の控訴審5回公判が東京高裁第12刑事部(井上弘通裁判長)で開かれました(被告は新井拓、内海佑一、織田陽介、恩田亮、増井真琴の5人)。
 冒頭、被告からの意見陳述に対して井上裁判長が不当な退廷命令を下す中、藤田城治弁護士から戦闘的に陳述が読み上げられました。

「本件裁判において、毎回廊下には公安警察が数十名徘徊し傍聴人の監視・チェックを行い、威圧・恫喝を加えている。これは裁判妨害そのものであり、井上裁判長は法廷警察権を発動し、ただちに公安警察を裁判所から叩き出せ!」
「8月30日、池袋にある自治空間『りべるたん』と『科学喫茶コペルニクス』に対して早朝不当な家宅捜索が行われ、公安警察によってその場にいたA君が不当逮捕された。満腔の怒りで弾劾する。 A君への不当逮捕は法大「暴処法」弾圧型の組織壊滅攻撃であり、自治空間『りべるたん』つぶしの攻撃である。」
「『りべるたん』への弾圧も安倍政権が原発再稼働と改憲・戦争政策を推し進める中で起きている事態であり、われわれ被告団は安倍政権打倒を断固掲げて闘い抜く決意である。」
 「時代は急速に動いている。7月参院選では山本太郎さんが66万6684票を獲得し、見事に当選した。改憲・再稼働攻撃に対して100万1000万人の規模で闘いが巻き起こる情勢が山本太郎さんの勝利を突破口に作り出されている。」
「全学連大会の大成功を勝ち取り、全国大学での学生自治会建設に打って出ていく。その力で安倍政権を打倒していく。 我々の闘いの正義性は明らかであり、井上裁判長は公安警察の不当な弾圧・裁判所内徘徊をただちにやめさせ、無罪を確定させろ!」

 また木下徹郎弁護士からは、検事による宣誓を拒否したI君への過料(10万円)要請の意見に対して、断固たる反対意見が述べられました。警察権力によるI君への取り調べの苛烈さ、違法性の暴露・弾劾によっていかに宣誓拒否が正当であるかが明らかとなり、井上裁判長もすぐに過料決定が出せない状況へと追い込まれています。

 公判では前回に引き続き検事側立証計画の破綻が露呈しており、完全に我々のペースです。残りの証人の申請もできず、次回も次々回も何をやるのか全く不明瞭の状況。前回のI君宣誓拒否によってもはや検事側立証は終了したも同然です。ただちに弁護側立証を始めろ!
 次回公判は10月24日の13:30です。無罪確定に向かって、総決起しよう!
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