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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 4・25法大闘争の大爆発と不当逮捕された6人の全員奪還を勝ち取った地平のもと、5月9日に法大「暴処法」弾圧裁判控訴審の第3回公判が東京高裁にて行われました。

 裁判に先立ち、増井真琴君、恩田亮君、織田陽介君ら被告3人から異議の申し立てが行われました。井上弘通裁判長はまたしても被告人の異議を認めないばかりか、増井君を前回に続いて退廷にしました。絶対に許せません。裁判所の不当性を徹底弾劾しつつ、弁護士によって異議が読み上げられました。

 増井君の異議では①前回の増井君に対する退廷命令が不当であること②本件が政治弾圧であること、などを明らかにした上で「本件弾圧で明らかになっているのは我々の犯罪性などでは断じてなく、警視庁・検察庁両公安部の卑劣極まりない学生運動解体策動と、自称『被害者』を演じる法大当局の腐り切った姿だ。」「先日4月25日の法大集会でも、新たな運動弾圧が展開され、武田雄飛丸法大文化連盟委員長を始め6人の学生が逮捕、全国数十ヶ所に家宅捜索が打たれた。私たちの暴処法弾圧とも近似するこの全国一斉型の逮捕劇は、そのあまりの不当性から、被疑学生の類例のない早期釈放(4名は1泊2日、2名は10泊11日)で幕を閉じた。もはや起訴はおろか、満期勾留さえできない体たらくである。」「憲法96条が姑息的に改悪されようとしている時代だからこそ、今本当に大学に批判精神が求められている・・・私たち暴処法弾圧被告団はこれ以上のでっち上げ弾圧を絶対に許さない立場から、1ミリも妥協することなく、最後まで敵の不当性と自らの正当性を訴え抜いて行く覚悟である。裁判所は直ちに控訴を棄却し、無罪を確定せよ。」と訴えました。

 さらに恩田君からは警備法廷に対して「法政大学の学生運動弾圧裁判がこれまで一貫して警備法廷で行われてきたのであり・・・でっち上げの退廷命令による恫喝と、そのような野蛮ともいえる訴訟指揮のもとで、全く不公平な状況で裁かれてきた事実を断じて許すことはできない。・・・このような裁判所の不正義を糾弾する。」と喝破。また織田君からは井上裁判長の不当な訴訟指揮に対して被告人に発言をさせろという異議が出されました。
 裁判では画像鮮明化ソフトの制作会社であるNKワークス社員の北耕次なる人物への尋問が行われました。弁護団の尋問で明らかとなったことは、「証拠」とされる写真の「画像鮮明化」なる処理を行ってもとうてい鮮明にはなっておらず、北の「鮮明化された」なる主張は推測と思いこみでしかないといういうことです。さらには北が事前に被告の写真を検事から見せられていたことを吐露し、都合の良いように「鮮明化」処理を行っていたことも明らかとなりました。

 裁判ではさらに検事が出した証人の採用が決定され、被告人の内海君から異議が出されました。
 次回裁判は7月10日です。沖縄闘争と6・9国鉄集会を大爆発させ、法大「暴処法」無罪を実力でもぎりとろう! 傍聴への結集をぜひよろしくお願いします。
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