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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 4月17日、一審無罪の法大「暴処法」弾圧裁判第二回公判が東京高裁にて行われました。(東京高裁第刑事第12部・井上弘通裁判長)

 冒頭、被告人の増井真琴君から異議の申し立てが行われました。内容は①井上裁判長による橋本正次(日本歯科大学教授、御用学者)と北耕次(NKワークス社員)の証人採用決定を取り消せ②第一回公判での不当な退廷命令を撤回し謝罪せよ③特別警備法廷をやめよ④ただちに控訴棄却し無罪を確定せよ、の四点です。
 井上裁判長は「被告人に発言はさせない」と増井君の異議申し立てを妨害し、そのことに抗議した増井君に対してまたしても不当な退廷命令を下しました。断じて許すことはできない。まさに井上裁判長は安倍政権の改憲・戦争・公務員7.8%賃下げ攻撃と一体の政治弾圧に手を染めると宣言したに等しい。弁護団や被告団、傍聴席が烈火のごとく怒りを爆発させ、井上裁判長に対して弁護団から退廷への異議が叩きつけられました。また、被告人の新井拓君は前回公判調書のでっち上げ記載に対する異議を申し立てました。
 激しい怒号が飛び交う中、今回の裁判では証人として日本歯科大学教授の橋本正次が出廷。橋本は年間130件もの鑑定を行い、「法人類学」なる御用学問でもって画像の「類似点」をでっち上げて犯人捏造を行うインチキ「学者」であり、極悪の御用学者そのものです。こんなふざけた輩が法大闘争の地平に傷を付けようなど片腹痛い。増井君退廷への怒りもあわさって、検事による主尋問のあとに弁護団と被告団から怒りの反対尋問が叩きつけられました。

 3時間にわたる反対尋問によって明らかとなったのは、橋本が権力そのものであり、検事の言いなりになってあらかじめ「犯人」を決めつけて鑑定を行っていた、ということです。橋本の「鑑定」なるものは結局のところ主観以外の何者でもなく、「俺がわかると言ったらわかるんだ」というものでしかありません。科学の「か」の字もない学問と呼ぶのもおこがましい予断と偏見に基づいた犯人捏造そのものであるこが明らかとなり、中立ぶったインチキ「学者」の化けの皮が被告団と弁護団の団結した追及によって完全にはがされました。あわてふためいた検事は何とか取り繕おうと必死に再主尋問でもがくも、逆に完全に橋本の破綻性を暴露する結果となり、ノックアウト寸前まで打ちのめされました。

 団結して闘えば絶対に弾圧は粉砕できる! 傍聴した誰もがそう確信できる内容として裁判闘争が闘われました。
 私たちは改めて法大「暴処法」弾圧を粉砕し無罪を実力でもぎりとった法大闘争の地平に確信を持ち、4・26自治労全国ストライキと一体で4・25法大闘争と暴処法裁判闘争を闘いぬく決意です!
 次回は5月9日13時半です。全力で傍聴をお願いします。



↑裁判所前での井上弘通裁判長弾劾シュプレヒコール!
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