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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 本日、一審で無罪を勝ち取った法政大学における「暴処法」(暴力行為等処罰ニ関スル法律)弾圧裁判の第一回控訴審が行われます。
 傍聴席を埋め尽くす大結集で高裁においても無罪を勝ち取ろう!

●弾圧をぶっ飛ばし無罪を勝ち取る

 09年に、増井真琴君(法大文化連盟前企画局長)に対し入構禁止を通告する大学正門の看板を「共謀して破壊した」として11人が不当逮捕、5人(増井君、恩田亮君、織田陽介君、新井拓君、内海佑一君)が起訴されたのが法大「暴処法」弾圧です。
 06年の「3・14法大弾圧」(「立て看板・ビラまき規制」に反対して法大でデモを行った学生29名が一斉に不当逮捕された事件、2週間後に全員不起訴釈放)から始まる法大闘争は、ついに戦前から学生運動と労働運動の破壊のためだけに存在し続けてきた「暴処法」を適用せざるを得ないところにまできたのです。「暴処法」は「多衆ノ威力ヲ示シ」とあるように、団結そのものを罪とする悪らつな弾圧法です。戦前は京都学連事件などで使われ、戦後においても東大ポポロ事件などの政治弾圧で適用されてきました。
 この弾圧の核心は法大文化連盟の絶滅攻撃であり、法大生の団結破壊です。08年文化連盟決起以来の闘いがいかに当局・権力を追いつめたかを示しています。
 しかし法大「暴処法」弾圧被告団は一歩もひるまず完全黙秘・非転向で闘い抜き、キャンパスで武田雄飛丸君(法大文化連盟委員長・国際学部3年)など新たな闘う法大生の主体と結合し、昨年5月31日ついに3年にわたる裁判闘争の末に無罪をもぎとったのです。
 無罪戦取の核心は第一に完全黙秘・非転向を貫いた被告団の団結した闘いであり、第二に敵のデッチあげの矛盾をついて闘ったことであり、第三に敵・権力を人格的に圧倒したことであり、第四になによりもキャンパスでの団結形成を軸に闘い抜いたことです。
 国家権力は、3・11情勢下での巨大な人民決起と動労千葉の外注化阻止決戦、そして星野文昭同志再審へ向けた全証拠開示運動に追いつめられ、なりふりかまわぬ攻撃に出てきています。しかしそれは追いつめられたあがきでしかありません。
 無実の星野さんを今年こそ何としても取り戻し、新自由主義攻撃を打ち砕く闘いのとりでとして法大闘争を大爆発させよう! 武田君の処分撤回裁判(次回5月17日、東京地裁)とともに法大「暴処法」控訴審を闘い抜こう!

●3・11福島行動で決意新たに

 本裁判は、安倍政権による戦争と大失業攻撃に対する巨大な学生反乱の一環です。
 3・11反原発福島行動は、安倍政権への怒りとして1350人の結集で大高揚しました。
 原発事故から2年、福島のお母さんや農民、労働者・学生が分断や困難をのりこえて結集し「フクシマの怒り」を訴え、この感動的決起にあらためて「3・11を絶対に忘れない! 全原発廃炉へ!」と全参加者が決意を新たにしました。
 福島大生は3・11集会で「原発事故の責任は、地震でも津波でもなく、自民党であり電力会社であり、御用学者です。福島から、彼らの責任を追及しなくてはなりません」と発言しました。
 そして法大では2月15日、文化連盟委員長に就任した武田雄飛丸君の処分撤回裁判が戦闘的に闘いとられました。
 武田君は裁判の陳述で「今回の私に対する処分も、これまでのあらゆる処分と同様、学生運動に対する弾圧として存在している。学生運動を弾圧し、規制を強行するあり方と、反原発運動を弾圧し、御用学者を居座らせるあり方は、本処分に見られるように一体である。学生の存在がおとしめられ、大学が資本と国家に従属するあり方が続く限り、法大闘争は終わることはない」と訴えました。
 問われているのは大学であり、学生の行動です。文化連盟を先頭とした法大闘争の「一人の仲間も見捨てない」という闘いが今こそ真価を発揮するときです。
 福島をはじめとした巨大な人民決起と学生運動で裁判所を追いつめ、それと結合した裁判闘争で無罪を確定させよう!
 多くの皆さんの裁判傍聴への結集を呼びかけます!
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