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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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文化連盟ブログより転載
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4・19不当逮捕断固糾弾! 5月10日に釈放されました☆

4月19日、法大包囲デモに参加していたところをいきなりパクられ「お前、中核派に入るのか?」「学生運動なんかやめて就活をしなさい」「黒ヘルの行きつく先は連合赤軍だぞ!」などという意味のわからない「取り調べ(?)」を受け続けてきた僕ですが、23日間の(不当)監禁の末、ようやく釈放されました!!
機動隊にボコボコにされて「公務執行妨害容疑」で(不当)連行されかけていたところを、多くの学生たちが猛抗議をする中での逮捕でした。

僕はひとりのノンセクト学生として、デモ参加者の多くを占める全学連の学生たちに連帯しました。法政大学当局がしきりに唱えている「一部の過激派がやっているデモ」というキャンペーンに反対するという意図と、法大闘争(大学闘争)は全学連=中核派だけが取り組むべき問題ではない、ノンセクトも立ち上がらなければならない問題であるという認識を強く外面化させたいと思ったからです。

僕たちノンラジのデモでは、ここまで過剰な警備がついたりしないし、不当逮捕というものもなかなか発生しません。デモの過剰な警備・不当な逮捕の連発という現実に、国家権力・法大当局の全学連に対する「弾圧の意志」があらわれているのだと言えるでしょう。

一見、ノンセクトである僕や、あるいは「一般学生」の目には「全学連に対する弾圧」は自分たちには関係のない遠い世界の問題であるかのように映るかもしれません。しかし、このような現実にはやはり、強い危機感を持たなければなりません。さきほど「弾圧」という言葉を用いましたが、取り調べの内容・法大当局の弾圧策動・そして当日の過剰警備などを見る限り、今時の逮捕が「全学連に対する弾圧」であると共に「学生運動全体に対する弾圧」の流れの中で行われたものであるということは、誰の目にも疑いようのない明白な事実でしょう。我々学生は、このような弾圧、権力や当局者の動きを絶対に許してはならない。立場は大きく違えども、全学連に対する弾圧は、全ての「問題意識を持つ学生」に対する弾圧であるという認識に立ち、国家権力・大学当局が仕掛けてくる学生運動つぶしについて、問題意識を強く持たなければなりません。

これは全ての非・全学連系の学生-僕と同じ立場に立っている学生-に向けて叫びたいことでもあるのですが「ノンセクトだから中核派よりも罪が軽くなる」「共産主義思想を持たなければ弾圧は受けない」という事実に安住して、権力に対する批判眼、対抗心を失ってはなりません。権力の仕向けてくるそれらの動き、また投げかけられるある種の「甘言」は明白に「分断」であるといえます。全学連に入るかどうかだとか、学生運動をやめるかどうかだとか、そういうことは「僕たち」が決めることであって権力が決めることではない。国家権力や首都圏各私大当局の行ってくるそのような動き=分断策動に対しては、徹底的な反対の意をぶつけていきましょう!

今回の僕の不当逮捕にあたり、普段行動を共にしているノンセクトの仲間や、学生運動には全く関係のない多くの友人に救援活動をやってもらいました。そして、当日のデモ参加学生の多くを占めていた全学連=中核派の人たちからも、立場の違いを確認しつつ、救援をしてもらいました。僕のためを思ってくれていたみんな、ありがと。


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