原発を止めるために立ち上がろう！６･５国鉄大集会へ！

6･5集会への参加を訴えます！

被曝労働を強制する原発を廃止しよう！

　６・５集会は第一に、原発を廃止させるための集会です。原発をなくしたいと思っている方は全員集まってください！
　５月３０日、東電社員２人の被曝量が「安全基準」である２５０ミリシーベルトを越えていたことが明らかにされました！しかも、２人は放射性ヨウ素の体内蓄積を防ぐ、本来１日１度服用すべきヨウ素剤を３月１３日以降１度しか服用していなかったというのです。
東電は「内部被曝の管理が不十分だった」などと言っていますが、冗談ではありません！現場に正しい情報を下ろさず、被曝労働を強制する東電であり原発の本質がここに現れているということに他なりません。
　労働者を被曝させることでしか成り立たない原発など廃止すべきです。６・５集会にはフクシマの労働者・市民が来られます。フクシマの怒りと団結し、６・５集会に結集しよう！

震災解雇・大失業と対決しよう！

　６・５集会は第二に、震災を口実とした大失業・解雇・雇い止め・賃金カットと対決する集会です。
　2011年の大卒内定率（東北除く）は最終的に91.1％であり、1999年と並んで過去最悪。来春の新卒内定率は35.2％で前年度比12.6ポイント減。しかもこれはＭＡＲＣＨですら中央しか入ってない上位62校の数字です。すでに「1000万人が失業する」などとも言われ、一切の矛盾が学生や青年におしつけられようとしているのです。
　一方で消費増税や年金受給年齢の７０歳への引き上げ、公務員の１割賃金カット・大リストラも狙われています。私達は本当に、闘う以外に生きていくことすらできない情勢になってきています。
　今こそ６・５集会に集まり「生きさせろ！」の声を共にあげましょう！

資本主義は全面的に破産した！

　６・５集会は第三に、資本主義という社会のあり方そのものを根本から変革していく集会です。
　今や菅政権は、フクシマを始めとした労働者民衆の怒りに直撃され、グラグラの状態です。
　６月２日にはこうした情勢の中で民主党・小沢らによってクーデター的な「内閣不信任」決議が策動されましたが、菅の「復興のめどがついたら若い世代に道を譲る」というペテンの中で（事実、直後に菅は「やめるつもりはない」と表明）、小沢と鳩山の日和見主義によって不発に終わりました。それ自体は完全な茶番劇でもありますが、重要なのはこれで事態が収拾したわけではなく、むしろこれからもっと激しい政治危機・大動乱が始まるということです。
　そしてこれは日本だけの話ではありません。米欧の危機も深刻です。ギリシャのデフォルト（債務不履行）危機、６月１日のニューヨーク株式市場暴落（２７９ドル安）、原油先物価格２％以上の下落…いま私達の目の前で始まっている事態は、大恐慌であり資本主義の全面的な破産です。これまで資本主義体制を支配してきた連中が、これまでのあり方ではやっていけなくなっているのです。
　こうした情勢下で世界中の労働者・学生が闘いに立ち上がっています。
　エジプトでは軍最高評議会と対決する数万のデモが闘われ、「第二革命」が始まっています。中国・内モンゴル自治区では積年の民族差別に対して２０００名の学生を先頭にした大デモが闘わました。
　エジプト・チェニジアから始まった革命のうねりは、青年・学生を中心に全世界へ波及しています。
　私達は今こそ、世界中の青年・学生と共に資本主義体制に断を下していく闘いを開始しようということを呼びかけます。その突破口が６・５集会です。

労働組合・学生自治会を甦らせよう！

　６・５集会は第四に、労働組合・学生自治会といった自治組織・団結体を甦らせていく集会です。
　法大文化連盟は斎藤委員長を先頭に、学生の自治を復権させる為に、逮捕や処分を受けながらも闘いぬいています。
　「復興支援」も原発をなくす闘いも、本来上から言われてやるものではなく、学生自治会などを通じて学生が自主的・主体的に行うべきものです。そうした学生の自主性を大学当局は奪い、大学に逆らうものは排除していっているのです。「大学の宣伝にならないことはやるな」これが大学の本音なのです。
　私たちには原発を止め、新たな社会をつくり運営していく力があります！一切は労働組合と学生自治会の団結にかかっています。６・５集会に結集し、闘う労働組合・学生自治会を甦らせ、私たちの未来と可能性を取り戻していきましょう！

新自由主義･大失業(震災解雇)と闘う労働組合を甦らせよう

６・５国鉄大集会

集会要項
●日時　６月５日(日)午後１時　※正午開場
●場所　東京・日比谷公会堂(日比谷公園)
●主催　国鉄分割･民営化に反対し､1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)
　 →http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm