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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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 現在の社会は腐敗しきっている。戦後の日本国家は幾多の真実を隠し、嘘を嘘で塗り固め続け、労働者たちから資産を搾取し続けてきた。これは国家単位の詐欺ともいえる。即刻にも上層部は解体されるべきなのだ。
しかし労働者階級の怒りの声は幾度となく国家に無視され続け、労働者たちに立場を利用した静かな弾圧攻撃を仕掛ける。中庸といわれる司法ですら資本家たちの言いなりである。資本家どもの原発推進運動、基地増設計画、事業民営化、労働者一斉解雇、賃下げ、増税。そして三里塚闘争裁判、50名不当拘留裁判にこれらは如実に表れている。
資本家たちはその管理者であり続けることで生産の権利を占拠し、有限ともいえる我々の資源資産を自分たちの欲望の為に自分たちの資産として無限に取り入れようとしているのだ。
 なによりこの弾圧が直接関係しない人間たちにとっては、情報が知れ渡らぬ限り、さもなくば知れ渡ってもまるで無関係な風であり、無責任の態度をとらされている。これが新自由主義の弊害である。力ある者達が弱小な組織、個人を悉く食潰していった、個人の存続のみを追求した社会の風潮がこの様な形で具現化しているのだ。何という悲劇。
 しかし、資本家たちは何もかもをできたわけではない。労働者たちの怒りをこの様な弾圧で完全に潰せたわけではない。いつまでもこの経済の成立が続けられるわけはない。今までに暴かれた嘘や矛盾は膨れ上がり、これまでの「政策」は「正義」「善意」を意味できなくなっている。
少なくとも3・11の東北大震災、福島原発事故、その後の「復興策」は筆者を始め、数々の人の目を覚まし、奮起させた。このままでは私たち国民は何も出来ず、国家に殺されるこの危機感、この憤怒が国民の決起を煽り、国家の基盤は揺らいでいる。今こそが国家の不正を打倒粉砕する契機の序章なのだ。
読んだ者に提起する。「がんばろう日本」は今の腐敗国家存続の為の意味ではない。国民が結集・団結し、腐った国家に対して争議を行い、さもなくば資本家たちをその権力の座から引きずり下ろす、日本再生の為の言葉なのである。
生ゴミはちゃんと肥溜めに捨てる、ぐらいの意気込みは持たねばならない。6・5国鉄闘争全国集会で、多くの人民が結集する。これに参画し、団結することが社会変革最初の一歩であり、革命成功の立証となる。是非ともこの集会に立ち会っていただき、革命の意思を育んでいただきたい。
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