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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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未来を返せ!
私の学生生活を返せ!!
5・7反原発-渋谷デモへ!



倉岡雅美(人間環境学部3年、「無期停学」処分)

●行動の時代が始まった!

   ―今こそ怒りを解き放とう-
 「生きている間は叫び続けよう―原発やめろ」「生きている奴から声上げよう-原発ダメ、ゼッタイ」‐若者のエネルギッシュでかつ怒りの声に満ちあふれた4月10日、1万5千人のデモかけ声。反原発デモは毎週末、5千人規模で開催され、参加者の9割が青年・学生-これは、海外の話ではありません。新入生のみなさん! 私たちが住んでいるここ日本で、若者の怒りと行動がすさまじい勢いの波及性と吸引力でドンドン拡大しています。
 「故郷を返せ!」(福島県双葉町の青年)、「結婚して子どもを産みたい」(同・飯舘村の女子高生)、「(東電社長は)私財全部投げ出せよ」(同・浪江町の避難者)、「次世代のために今すべての拳を挙げろ」(高円寺デモ参加者)-そこにあるのは、人間が人間として生きる根源的欲求であり、政府と東京電力資本に対する根底的怒りです。
 はち切れるほどの“怒り”と“行動”-これが福島原発事故に対する私たち学生の回答です。5月7日(土)にも万を越える反原発デモが呼びかけられています。私も参加します。法大生のみなさんもぜひ一緒に参加しませんか? 不安や不満を怒りに転化し、一緒に行動していきましょう!

●「無期停学」処分を絶対許さない

 3・11以降、誰もが「何かしたい」「声を挙げたい」と怒りと行動に立ち上がっている中、その対極にあるのが法大です。法大はホームページや法大新聞上で3月11日に「帰宅難民を受け入れた」(そもそも大学として当然だ)と、さも「立派」なことのように宣伝していますが、「恥を知れ!」と言いたい。
 法大が大震災後やったことは2つ-それは「キャンパス全面封鎖」と私への「無期停学処分」です。処分理由は、「学生の本分に悖る」というものです。デモや集会、ビラまき、マイクアピールがそれに該当するというのです。大学に対する批判は「誹謗中傷」、主張は「騒音」、ビラまきは「通行妨害」とし処分対象。そして、大学側はいつもこう言います。「平穏な教育環境の維持」だと。
 何十万人もの方が被災され、亡くなられ、その悲しみと絶望の中から必死に生き抜こうとしている中、「一体、この処分は何なのかよ」「これが震災後の法大の姿なのかよ!?」と大学と教授の姿に絶望と無力感の後は、激しい怒りだけが今だに残っています。私は、09年12月から同じ理由で今日まで処分を受け続けているのです。私はこのことを絶対許さない! 「私の未来を返せ!」「私の学生生活を返せ!」。

●腐敗した大学のあり方を変えよう!

―処分撤回 御用学者追放 大学から原発を止めよう!-
 「環境問題を通して持続可能な社会の構築に貢献する人材になってほしい」(『HOSEI』4月号)。教授会に「無期停学処分」を提案した長峰学部長は、こうアピールしています。
 しかし、「レベル7」の福島原発事故には一言も触れない。原発事故の前には無言の教授と「想定外」地震に無力な「学問」。テレビに出る大学教授は、「(福島の子どもに)直ちに影響はない」「想定外」「安全」を繰り返すばかり。その言葉の中に命や健康、子どもの未来なんて皆無だ。全部が責任逃れで、原発擁護の言葉だ。これが処分してまで守る「授業」であり「教育環境」なのか!? 学問が人間が生きるためではなく、人間の存在や未来を破壊するものになっている。私たち自身で大学や学問を根底から問い、変えるときです。私たち自身の行動で変えななければ、自分の命や未来だけでなく次世代の命や未来を守ることはできません。行動しましょう! 反原発署名も集めています。大学から原発を止めよう!

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