法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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11・7労働者集会への5900人の結集に続き、動労千葉を先頭とする労働者・学生は直ちに訪韓闘争、APEC粉砕闘争に決起しました。
韓国では民主労総がよびかけたG20粉砕デモに文化連盟と全学連も合流。13、14日は全国からかけつけた労働者・学生とともに横浜のAPEC会場に向けて420人、840人の集会・デモを叩きつけました。
集会発言!
「労働者に国境はない」と言える勢力を!
文化連盟委員長 斎藤郁真
今、すさまじい情勢が迫っています。公務員の首切り、民営化、非正規職、年金の削減、教育費・保育費の削減…。国によって焦点は違っていますが、世界的な経済危機による世界的な緊縮財政政策、これが同じ原因です。イギリスやフランス、ギリシャ、スペイン、どこでも闘争の内容は同じものです。そして、このようなことを行っているのがG20、APECです。だからわれわれはこいつらが許せないんだってことです。
G20やAPECで決められようとしていることは何か。一つはTPPです。要するに、資本が成長するために農業までも市場原理に叩き込む。そういうことをしようとしているということです。
こんなことは100年以上前に一回結論が出ているわけです。資本の論理に任せると農業が破滅して、その結果、農民が立ち上がった。立ち上がった農民が労働者と一緒に闘争し、社会の生産を担う二大階層がともに立ち上がった。そのことに恐れたからこそ帝国主義は農業に高関税をかけて保護をするという政策をとらざるを得なかった。今もう一度これをやろうとしているが、どういう結果を見るか。その現実の一つがここにあるわけです。三里塚闘争を見てほしい。動労千葉と三里塚闘争の労農連帯が今の資本の世界戦略、成田空港をどれほど追いつめているか。やれるものならやってみろ。
韓国での大きなスローガンはFTA反対でした。これが行われれば資本の論理がまかりとおって労働者と農民が生活を壊される。これに怒って民主労総の組合員が1万人のデモを叩きつけるということが行われている。それほどの怒りがこの世界にある。でも一つ注意しなければならないことがある。韓国でも一部の指導者がこのFTAに対する怒り、資本の論理がまかりとおって労働者と農民、漁民の生活が破壊されることへの怒りを、韓国に対して不利な協定をアメリカが結ぼうとしているとねじまげようとしているやつらがいた。日本でもそうです。連合や共産党もそうですが、とくに田母神。これはまさに、資本の論理に対する怒りをすべて国家主義・民族主義に流し込んで、国民を動員して、戦争をやらせる。そして資本の危機を突破する。こういう動きにほかなりません。これが世界中で始まっている。今こそ、「労働者に国境はない」と言い切れる勢力の登場が求められていると思います。わが法政大学でも、ついに1年生が立ち上がり始めています。ともに団結して闘っていきましょう。
われわれの運動には展望がある!
法政大学・1年生の発言
法大の1年生です。11月は法大生、新入生が先頭で引っ張って、今までにない数の法大生の獲得を実現しました。
キャンパスのいろんな人と話したんですけど、みんな何かしら怒りを持っている。今年は例年よりは大量の人が集まって来てくれて今、APECの流れで新入生もまたいっぱい来てるんです。
11・7で思ったことは、新自由主義や透明化、合理化というある種の幻想にもとづいたこの世界中の傾向は、労働者・学生の問題を1つに集約してくれた、自分たちの怒りはどこへ行っても同じなんだってことです。右翼のデモを吹き飛ばしたのは、学生や労働者のエネルギーが向かうのはここしかないからだと思うんです。
今イギリスとかフランスとか中国とかすごいデモが起きているじゃないですか。日本でも絶対起こせるって思うんです。日本人の気質がどうだとか、日本の伝統がどうだとか、日本の公共感がどうだとか、そんなものはこれから先起こる時代に全く通用しない。だからわれわれの運動には絶対展望があると思うんです。今日のAPECでそれを見せてやろうじゃないですか。日米安保強化だとか、そんなふざけた分断を絶対に打ち破ろうじゃないか。
その上で11年、来年だと思うんです。法大では倉岡さんが来年入れるか否かが大きな争点になっています。飲酒規制も学祭が終わった後に強化された。学祭実や学生の味方面している連中がのんだのは、ただの規制強化・分断です。今年の学祭は警備員がいて、われわれが入れないということが起きたんです。これを「自治」と言っているんですよ!
こういう時代なんだと思います。労働組合も学生組織もぜんぜん闘わない。われわれが新しい運動を見せてやるしかない時代なんだと思います。だから11年に向けて、今日のAPECをその足がかりとして、全力で邁進していきたいと思います。ぜひ倉岡さんを学内に入れるように応援お願いします。
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