法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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昨日、暴処法弾圧裁判が闘い抜かれました。
今回は裏切り者・玉聞祐樹に対する弁護側の反対尋問です。
この人物は哲学研究会にかつて出入りし、09年2月19日当日には現場にいたとされていますが、やっていることは警察・検察によるでっち上げへの加担そのものです。そもそも玉聞祐樹は「犯行現場」などと言われているものなど一切見ていないのです。当局の提出した監視カメラ(ぼやけていて何がなんだか分からないような代物)を見て「これは織田です」「新井です」などという特定を行ったにすぎず、要は今回の暴処法弾圧に屈して検事の言いなりとなったということに他なりません。しかもそれを全く恥じることなく、平然と仲間を売り渡すという最悪の裏切り行為を働く極悪人物こそがこの玉聞祐樹です。
警察権力に協力することが「社会人としての義務」などとのたまい、検事と10回も打ち合わせを行ったなどと公言する玉聞祐樹を我々は絶対に許さない。
結局の所、暴処法弾圧とはこういう人物を生み出すことが目的でもあるのです。
暴処法自体は団結することそのものを罪とする法律であり、行為をやったかやらないかではなくその場に居たのであればそれだけで逮捕されることもありうるわけですが、警察・検察に仲間を売り渡せば助けてもらえるということです。事実、この玉聞祐樹は最初「被疑者」という位置づけでした。警察による逮捕恫喝の中で玉聞祐樹は権力の懐に飛び込む決断をしたということです。
暴処法自体の不当性ということと、何よりも仲間を売り渡す最悪の裏切り者・玉聞祐樹に対して私たちは徹底弾劾を叩き付けました。
裁判ではまず冒頭、恩田君より意見陳述。
118人の不当逮捕と33人の起訴を「世界もビックリの弾圧である」と喝破!!
とりわけ2・5ビラ撒き弾圧で検事が「これは政治弾圧だ」と言っていたことを徹底弾劾!!
そして本裁判の前々回公判において、古井延武検事が玉聞祐樹の主尋問でビデオを見せる理由を問われたときに「まさに面割り!!」など言ってとんでもない犯罪ねつ造策動を行ったことや、玉聞祐樹が証人であるにも関わらず法廷でパソコンを自ら操作し「こっちのほうが特定しやすいですよ」などと言ったことに対して、恩田君は「一体これのどこが立証なのか」と弾劾を叩き付けました。
そして何よりも、倉岡さんへの「停学一年」という不当処分に対して、長峰が「理事会に言われていやいや処分している」などと言っていることを怒りを込めて弾劾。
総じて法大弾圧の全体構造を明らかにし、「ただちに公訴棄却せよ」と結論づけて圧倒的戦闘的に意見陳述をやりきりました!!
総じて法大弾圧の全体構造を明らかにし、「ただちに公訴棄却せよ」と結論づけて圧倒的戦闘的に意見陳述をやりきりました!!
そして玉聞祐樹への反対尋問!!
尋問に立ったのは法大弁護団期待のホープ・木下弁護士。
事前に法大で現地調査も行い、玉聞祐樹の言っていることが如何に検事の描いたシナリオそのものであり、有罪にすることを前提としたデタラメそのものであるということを徹底的に明らかにしました。
玉聞はほんの4日前に検事と打ち合わせをした内容すらほとんど覚えておらず、2月19日当日のことも自分がどの位置にいたということさえあいまいであるにもかかわらず、なぜか「看板が落ちた」とされるあたりはしっかりと覚えているというのです。これ自体があまりに不自然であり、検事によって吹き込まれた内容をしゃべっているにすぎないということは明かです。
さらには、公判前の調書で自分が言ったことも玉聞は覚えておらず、 驚くべき事に調書では東門の場所すらわかっていないことを自己暴露し、何度も自らの発言を撤回するという醜態を晒していました。しかも追いつめられると「さぁ~」「わかりましぇ~ん」などとふざけた態度をとる始末。明かとなったのは、玉聞祐樹は軽薄極まりない人物であり、人格的にも終わっているということです。
しかも外濠門前の状況について質問されたときに「検事と打ち合わせした内容の中にないので、よくわからない」ということを証言しました。これは決定的なことです。要は、玉聞祐樹は検事の単なるスピーカーであるということを自己暴露したのです。立証能力など何一つないということがこれほど明かとなったことはありません。
監視カメラ映像を見て、なぜこんなぼやけた画像でわかるのかと言うことに対しても、玉聞祐樹は「わかるからわかる」などと言い放ちました。論理もへったくれもない、5被告を有罪にするためのでっち上げそのものではありませんか。一体どっちが「犯罪者」なのかって話です。
総じて玉聞祐樹の破綻性を、我々は法廷の場で木下弁護士を先頭に徹底的に明らかにし、検事側が最重要と位置づけている証人を完全粉砕する大勝利を勝ち取りました。
裏切り者との闘いの中で弁護団・被告団の団結は一層強固なものとなり、私たちは「闘えば勝てる!暴処法を粉砕できる!」という展望をつかみ取りました。
キャンパスの闘いと一体で、裁判闘争勝利に向かって突き進もう!!
次回は4月26日です。全力で結集しよう!!
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