法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日(17日)、4・24法大弾圧裁判やりました。
この日は登石裁判長による不当な早期結審策動により2人の被告人質問と1人の学者証人尋問という過密スケジュールの中、断固裁判闘争を圧倒的戦闘的に打ち抜きました。 冒頭、倉岡さんが意見陳述。 人間環境学部による不当な処分策動を徹底弾劾しました!! 「理事会の決めたことだからしょうがない」などとのたまう人環教授会は恥を知れ!! その後、増井君の被告人質問。 増井君が総長宅に訪問したとき、増田はジャージ部隊による暴力を「好ましくない」などと言っていたことや(自分がやらせておいて!!)、法大の現状について「あまり知らない」などとそらっとぼけたこと、「自治会は再建した方がいい」などと破廉恥極まりない言辞を弄していたことを暴露・断罪しました。(自治会を潰したのは貴様らだろうが!!) そして増井君は、ジャージ部隊を叩き出した08年10・17闘争を「気持ちの良い、ハッピーな集会だった」と総括し、4・24法大解放総決起集会へ上りつめていく過程や、その正当性を余すことなく明らかにしました。 一方で許し難いのは検事・古井。検事による反対尋問において、古井は黙秘している増井君に対して次々と尋問を行いました。これ自体、黙秘権の侵害以外の何ものでもありません。 しかも、その内容が超許し難い。増井君が学費未納で除籍になったことに対して古井は「奨学金を借りようとは思わなかったのか」「親の援助は受けられなかったのか」などと言い放ちました。言っていることは「自己責任論」そのものであり、まさしく現在の「教育の民営化」により貧困ビジネスと化した大学(教育)を象徴しているかのごとき言辞です。断じて許すことはできません。 そして次に冨山君の被告人質問を行いました。 京都大学の熊野寮生である冨山君は、熊野寮の自治運動が闘いに立ち上がるきっかけであったということ、さらには法大闘争に決起していく中で「学生には力がある」ということをつかんできたことを感動的にアジりました。 そして何よりも冨山君は、08年の5・20文連決起に心底感動し、監獄のようなキャンパスの中からも学生はおかしいことに立ち上がるんだということを確信していったということを明らかにしていきました。 さらに大学は自治空間であるべきだということ、「大学は支配されてはいけない。真理は権力に媚びてはいけない。学問は主体的であるべき。客観ではない。そこに自治の概念が内包する。」ということを訴えました。 そして、なぜ京都大生が法大闘争に決起するのかということに対して 1、今や新自由主義のもと、社会全体が市場の論理に従属させられようとしているということ。その核心は民営化と団結破壊であるということ。その最先端が法大の「営業権」であるということ。 2、仲間への弾圧が許せないということ。 3、法大闘争に全学生の未来があるということ。 を明らかにし、「300万学生は全員法大に来い」と訴えました。 そして4・24法大弾圧においては、取り調べで公安が「法大闘争は意地でも潰す。次は熊野だ。」と言い放ったことを暴露し、この弾圧にお墨付きを与えている登石裁判長も徹底弾劾。 最後に「法大闘争をこれからも闘う」「労働者階級は我々を無罪にする」と訴えて被告人質問を終えました。 そして次に学者証人として、元東北大学の教授で現在弁護士をやっておられる遠藤さんという方が出廷しました。 遠藤さんは大学の自治を「時の権力に対して、社会に対して批判していくことである」ということを明らかにし、自らの実体験としてかつて東北大学で行われた警察権力による不当捜索時に学生が逮捕されて転向声明を書かされたことを「学生を守れなかった。大学人として責任を感じている」と訴えました。法大の教授には爪の垢でも煎じて飲ませたいという話です。 さらには山形大学の用務員スパイ化事件や、東大ポポロ事件の中で明らかとなった「学問の自由」の重要性を訴え、「学問の自由」とは「批判の自由」であるということを明らかにし、我々の処分撤回を掲げた4・24集会は「批判の自由」にあたるかという問いに対しては「当然です!!」とハッキリ言い切りました。 そして最後に、今回の弾圧は「大学が情報提供しなければできない。違法である」と訴えて証人尋問を終えました。 次回は4月20日。学生証人として洞口さんが出廷する予定です。さらには検事による論告も行われる予定です。 全力で結集しよう!!
PR
この記事にコメントする
ブログ内検索
リンク
最新記事
(12/15)
(08/04)
(08/02)
(07/30)
(07/30)
(07/27)
(07/26)
(07/25)
(07/24)
(07/24)
カテゴリー
アーカイブ
カウンター