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法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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補助金制度ナンセンス

 本日、新たな補助金制度の説明会が行われようとしている。
 それに先がけて学生部から「学生が自主的に行う課外活動に対する補助金制度について」という文章が出された。
 その内容はあまりにも酷いものだ。
 学生の要求などほとんど無視だ。15%が17%になったり、高額機材が10万になったりと多少の変更はあるものの、本質的に言ってこれまで出されてきたものと何も変わらない。
 さらに今回の説明会では、サークルからの質問は一切受け付けないということが明らかとなった。三本部団体の委員長のみが発言することができるという。質問は各委員長があらかじめまとめておけとのこと。あまりにもふざけきっている態度だ。
 「サークルの意見を聞く」などと法大当局はいってきたが、そんなつもりはさらさらないことは明白だ。
 もはやこんな補助金制度は話し合う余地など1ミリたりともない。説明会など粉砕あるのみだ。
 学友会廃止絶対反対を貫いて闘おう!

本部団体解体を許さない!

 学生部との折衝では次のようなことが言われている。

・来年3本部を大学の公認として認めたり、折衝権や交渉権をもたせる気はない。
・各本部の学友会費の残りは大学が回収。来年度以降、学生の為につかっていく。
・今の本部機能を継承した、新しい本部団体の設立を認める。
・本部がもっているリソは回収。

 いよいよ学友会廃止の狙いが明らかになってきた。明らかな本部団体つぶしだ。絶対に許すことはできない。
 ここにきて屈服しようとしている本部はもはや犯罪的であると言っても過言ではない。本部団体執行部の中ではすでに、文連・二文連・学団連の3本部を統合し、大学当局に交渉権を「認めてもらい」、単なる企画団体として本部を残そうという方向への動きがある。
 権利などというものは上から認めてもらうものではない。闘って勝ち取るものだ。
 そもそもこんな制度は、本部の「協力」なしには成り立たない。大学当局による学友会廃止攻撃を最後に後押ししているのは本部団体であり、執行部だ。
 闘わないで団結など存在しない。「1つのサークル切り捨ても許さない」、これこそが本部団体の最大の意義だ。
 たしかに大学当局の攻撃は激しいが、向こうにも余裕はないのだ。今回の説明会でサークルからの意見を聞かないというのは、サークルからの怒りを恐れているからに他ならない。当局は「もうあがいても無駄」「抗議文も全部無駄」だと言っている。余裕があったらそんなことは言わない。こちらが屈服せずに闘うことを何とか押しつぶそうと躍起になっている。逆にこちらが団結して学友会廃止絶対反対・徹底非妥協で闘えば、必ず展望が切り開かれる。矛盾だらけなのは当局の側だからだ。
 たとえ交渉権や予算権がなくとも、団結して闘うことが本部団体の意義であり、誇りだ。
 説明会など粉砕し、闘う団結を強化・拡大していこう!
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