法政大学/学生運動/斎藤いくま公式ブログ
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60年安保闘争の爆発。33万人の学生・労働者が国会に突入。当時の東大生であった樺美智子さんが機動隊の暴力によって虐殺された。この日から、ちょうど50年。半世紀の時が流れた。学生運動が、時の政府(岸内閣)を打倒した。この闘争は、あらゆる分岐を生み出しながらも、70年安保闘争に受け継がれ、そして今なお法大闘争にも引き継がれている。
4年前の6月15日。法大キャンパスは、学生の怒りが結集した。法大当局は、3・14弾圧で29名の学生を逮捕し、5月3人の法大生を退学処分にした。徹底抗議が闘われる中、学生の決起を恐れた法大当局は、キャンパスを封鎖し、学生証をチェックするという暴挙に出た。こんなキャンパスが許せるか! 学生の怒りは、爆発した。当時の学生部長・安東は学生の包囲され、恐れをなして逃亡。学生が勝利した。
あれから4年。法大闘争は、118名の逮捕者、33名の起訴者を出しながらも、今も団結を拡大して闘っている。昨年の6月15日は、暴処法弾圧に怒り、多くの1200人の労学が法大を包囲した。
6月15日。時を同じくして、菅・民主党政権は、参院選にあたって、マニフェストから「米軍基地の見直し」を削除し、「日米共同声明を堅守する」と書き換えた。6月15日、菅政権は、仲井真沖縄県知事を呼び出し、日米合意・沖縄に基地をつくると宣言した。要するに、日米安保体制を堅持し、沖縄に基地を建設すると6月15日に宣言したのだ。我々は、50年前の学生と同じく、いやそれ以上に、歴史的岐路に立っている。
本日6月15日昼休み、キャンパスでこのことを演説していたら、外濠公園土手公園で演説を聞いていた60年安保世代の方が握手を求めてきた。「今も学生運動があることを誇りに思う。こんなところで、60年安保闘争のことを聞かされるとは思っていなかった。ずいぶんと大学・日本は変わった。しかし、沖縄の闘い、国鉄闘争、学生運動があることは変わらないんだな。」と言って、処分撤回署名をしてくれた。しかし、最後に彼が「あんときの学生はもっとすごかったぞ! がんばれや」という言葉を言い残した。歴史に人あり。人に歴史あり。
我々は、6月15日、絶対にこの日を忘れない。我々は、絶対に法大闘争に勝利する。
(文責 法大法学部 無期停学処分者・久木野和也)
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